2012年12月05日 20時06分
Nutanix

Nutanix、ソフトウェア定義データセンタ分野のリーダーシップを拡大する次世代製品を発表

LAS VEGAS, NEVADA, 2012年12月5日 15時10分 - (JCN Newswire) - Gartner Data Center Conference - スケールアウトコンピューティング&ストレージ機器を初めて提供した企業のNutanixは、最新バージョンのNutanix OS 3.0と、新しいハードウェアラインのNX-3000シリーズを本日発表しました。これらの製品は技術リーダーシップを高め、企業による次世代ソフトウェア定義データセンタの構築を支援します。Nutanix OS 3.0は、VMレベルのディザスタリカバリとアダプティブポストプロセスコンプレッションに加え、動的なクラスタ拡張を提供し、ソフトウェアアップグレードを展開し、第2ハイパーバイザのKVMのサポートをします。これらのソフトウェア拡張機能は、高度に構成可能なNX-3000シリーズプラットフォームとともに使用することで、エンタプライズデータセンタでこれまでにない柔軟性、パフォーマンス、拡張性を実現します。

「今回リリースを行ったNutanixは、イノベーションカーブの最先端を走り続けています。このように進歩の速い業界に適応し、事業成長に最適に対応する粒度レベルへの拡張ができるソリューションを持つことは、重要です。」と、Farmers Insurance Group Federal Credit UnionのIT部長のRodney Perkins氏は述べました。

新型ハードウェアプラットフォームにより、独立しカスタマイズされた拡張が可能にNX-3000シリーズによりNutanixは、コンピューティングやストレージの使用率の高いノードが単一の異種クラスタ内で共存できる高度に構成可能なプラットフォームを提供してきました。プラットフォームには、ノードごとのPCIe-SSD、SATA SSD、SATA HDDの容量と数で変化するハードウェアモデルを含む予定です。さらに、ノードではソケットあたりのCPUコア数やメモリ容量を可変にすることもできます。これにより、単一システムですべてのユースケースに最適化されたコンピューティングとストレージの独立した拡張が可能になり、進化を続けるビジネス要件に対応できます。

NX-3000はインテルのSandy Bridgeアーキテクチャをベースにしており、2UフォームファクタでこれまでにないVM密度を提供します。

次世代ディザスタリカバリNutanixチームはVMレベルでのRAID、高可用性スナップショット、クローンを業界で初めて提供し、高度に差別化されたVM中心ディザスタリカバリエンジンを実装してきました。新発表されたNutanix OS 3.0には、従来のストレージ配列ではかつてなかったマルチウェイのマスタ・マスタ複製を実現するネイティブなストレージ最適化ディザスタリカバリが含まれます。管理者は、1次サイトで保護ドメインとコンシステンシグループを指定し、どんな組み合わせの第2サイトへも複製できるディザスタリカバリポリシーを構成できますので、最大のビジネスレジリエンシとアプリケーションパフォーマンスを確保できます。さらにNutanixクラスタは、異なる保護ドメイン用の第1および第2サイトとして同時にサービスを提供できますので、さらに柔軟な選択を提供できます。

Nutanix OS 3.0は、ハイパーバイザにとらわれないクラス最高のランブック(フェイルオーバおよびフェイルバック)自動化を提供します。これはつまり、ネイティブなディザスタリカバリ機能が利用可能で、基本的な仮想化プラットフォームまたは管理ツールにかかわらず一貫していることを意味します。

アダプティブコンプレッションNutanixソリューションの主な柱のひとつは、階層化、ディスク再構築、クラスタリバランシングを達成するために、クラスタ内で情報ライフサイクル管理を実装する非常に効率的なMapReduceベースのフレームワークです。この超並列「ビッグデータ」アーキテクチャは、この種のものではストレージ業界初です。同じフレームワークは、低いデータ階層に移行し、通常の入出力パスに影響を与えないコールドデータのアダプティブポストプロセスコンプレッションを提供するために活用されています。Nutanixソフトウェアに本来備わっている情報ライフサイクル管理機能を活用することで、システムはデータブロックがVMにアクセスされる頻度に基づいて、どのデータブロックを圧縮するかを動的に判別します。ポストプロセスコンプレッションは、ランダムまたはバッチのワークロードに最適で、可能な限り最高のパフォーマンスを全般的に提供します。さらにNutanix OS 3.0は、データ書き込みの際に機能する基本的なインラインコンプレッションをサポートしますので、アーカイバルおよびシーケンシャルなワークロードにより適しています。

「既存のストレージソリューションが全般的な圧縮をサポートする一方で、Nutanix圧縮の粒度によりVMレベルでポリシーを設定でき、パフォーマンスを犠牲にせずに最大のビジネス価値とストレージ使用率を確保できます。」と、Anthelio Healthcare SolutionsのJon Lasley氏は述べました。

成長するハイパーバイザサポート。Nutanix OS 3.0により同社は、業界でもっとも幅広い範囲のプラットフォームにすべてのエンタプライズ機能を提供するというコミットメントの実現をを継続していきます。このソフトウェアはハイパーバイザに依存しないように設計されており、KVMとVMware vSphere 5.1をサポートするようになります。基本的な仮想化プラットフォームや管理フレームワークにかかわらず、企業はNutanixソフトウェアの全機能からメリットを得ることができます。KVMハイパーバイザは、エンタプライズに財政的柔軟性を提供し、Hadoopなどのワークロードで適切に作動します。

動的クラスタ拡大とソフトウェアアップグレードの展開。Nutanix OS 3.0は、同じネットワークにクラスタとして追加された新規ノードの自動検知のために、ディスカバリベースのプロトコルを使用し、管理者がダウンタイムを発生させずに、迅速かつ容易にクラスタを拡張できるようにします。バックグラウンドでシステムは、最大入出力パフォーマンスを提供するために、新規追加されたノードなどのストレージプール全体のデータのバランスを調整します。

新規ソフトウェアではまた、常時稼働中のクラスタ内でソフトウェアアップグレードの展開を達成するために、ソフトウェア定義ネットワーキング手法を使用しています。最大のクラスタ可用性を保持しつつ、迅速なソフトウェアアップグレードを実現するために、peer-to-peerのフレームワークでアップグレードが提供されます。

「Nutanix OS 3.0とNX-3000シリーズで提供している機能は、ビジネスレジリエンシとデータセンタ最適化の新時代を拓きます。」と、Nutanixマーケティング担当VPのHoward Tingは述べました。「これらの拡張は、すでに画期的な製品基盤の上に構築されており、ハイエンドなエンタプライズワークロードによりイノベーションとお客様の成功に対する同社のコミットメントの継続を実証しています。

NX-3000シリーズとNutanix OS 3.0は今すぐ発注可能です。認可Nutanix再販業者にお問い合わせいただくか、 sales@nutanix.com までメールでお問い合わせください。
Nutanix OS 3.0へのアップグレードを検討している既存のお客様は、Nutanix Supportまでお問い合わせください。

追加情報: http://www.nutanix.com/launch/

Nutanixについて

Nutanix ( www.nutanix.com )は、複雑でコストのかかる外部ネットワークストレージ(SANまたはNAS)なしでエンタプライズクラスの仮想化を行うための、画期的にシンプルなコンピューティングとストレージインフラを提供する初めての企業です。Nutanixは、Google File Systemや、Oracle DatabaseおよびExadataなどのエンタプライズクラスシステムなどの拡張性の高いシステムを構築したチームにより、2009年9月に設立されました。本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、Lightspeed Venture Partners、Khosla Ventures、Goldman Sachs、Battery VenturesおよびBlumberg Capitalから資金提供を受けています。

この文書に記述されている他のマークは、他の企業独自の商標です。この文書に記述されている他のマークは、他の企業独自の商標です。

Nutanixお問い合わせ先:
Sarah Reynolds
メディア向け広報
Nutanix
電話:408.569.2157
メール: pr@nutanix.com
Twitter: @nutanix

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