2012年12月18日 19時25分
株式会社東芝

東芝:デジタル一眼レフカメラ向けCFカード市場に参入

― 東芝のNAND型フラッシュメモリを採用した世界最速クラスのCFカードを発売 ―

東京--(BUSINESS WIRE)--東芝は、今後成長が見込まれるデジタル一眼レフカメラ向けコンパクトフラッシュ注1(以下、CF)カード市場に参入します。第一弾として、世界最速クラス注2の「EXCERIA PROTM」を商品化し、16GB、32GB、64GBの3モデルを2013年春から順次発売します。

新商品は、当社の高性能NAND型フラッシュメモリを採用するとともに、独自開発のファームウェアを搭載することで、世界最速の書き込み速度150MB/sと世界最速クラスの読み出し速度160MB/sを実現しました。注3

新商品は、CompactFlash Association規格Ver.6.0に準拠するとともに、高速インターフェース規格「UDMA 7」にも対応しているので、カメラの高速連写性能の向上に寄与します。また、高速動画記録の規格「VPG-20(Video Performance Guarantee)」に対応しており、動画転送速度20MB/sを実現します。これによりハイビジョンの動画を高フレームレートで撮影してもコマ落ちのない録画が可能となります。

デジタル一眼レフカメラに搭載されるメモリカードに対しては高画質化対応、高速連写性能の向上への寄与、ハイビジョン動画の記録などのニーズが高まっており、データの書き込み・読み出し速度の高速化が求められています。
また、デジタル一眼レフカメラ市場は2015年までに現在の1.5倍に成長すると予測されており、搭載されるCFカードの需要も高まる見込みです。そこで当社は市場参入し、顧客ニーズに対応する商品を積極的に開発・拡販することで、2015年には30%のシェアを目指します。

注1 コンパクトフラッシュカードはCompactFlash Associationによって規格化されたメモリカードです。VPGロゴおよびCF+はCompactFlash Associationの商標です。CompactFlash(R)はCompactFlash Associationの登録商標です。
注2 2012年12月18日現在。コンパクトフラッシュカードにおいて、当社調べ。
注3 16GBのモデルの書込み速度は95MB/sです。速度は当社での UDMA mode 7 16bit(LBA48)時の評価結果です。最大書き込み速度、最大読み出し速度は使用する機器の性能やファイルサイズによって異なるため、常に最大速度を保証するものではありません。(転送速度は、1MB/sを1,000,000バイト/sとして計算しています。)

新商品の主な仕様
容量   64GB   32GB   16GB
価格   オープン
発売時期   2013年春
規格 カード   CF+(TM) and CompactFlash(R) Specification Revision 6.0
   VPG   VPG-20
最大読み出し速度   160MB/s
最大書き込み速度   150MB/s   95MB/s
インターフェース   UDMA 7(Ultra DMA Mode 7理論値:167MB/s)
電源電圧   3.3/5.0V
ファイルフォーマット   FAT32
外形寸法   36.4mm(L)×42.8mm(W)×3.3mm(T)
質 量   約10 g

*EXCERIA PROは東芝の商標です。

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