モバイル機器の液晶バックライトの制御で消費電力の削減が可能に

東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 東芝は、タブレットやUltrabook(TM)（ウルトラブック）などのモバイル機器に使用される高解像度の液晶ディスプレイ向けに、バックライトコントロール機能が付いた、MIPI-DSIからLVDSへ変換するインタフェース変換ブリッジ２製品を製品化しました。24ビット/60フレームで最大WUXGA（1920ｘ1200）まで対応可能な製品です。今年３月からサンプル出荷、８月から量産を順次開始する予定です。
新製品は、周辺照度にあわせてバックライトレベルを制御することで、ディスプレイの消費電力を大幅に削減することが可能です。また画像の明るさを解析し、画像データをエリア別にデジタル処理を施すことで、暗い画面でも見やすさを保持することができます。

■新製品の主な特長

1. 周辺照度から最適なバックライトレベルに制御することで、セットの消費電力を削減することが可能。
2. エリア別デジタル処理を行うことで、画面の見やすさを保持することが可能。
3. 1.8Ｖ駆動のLVDS回路により消費電力を抑制。
4. 最大1Gbps/レーンのリンクスピードを持つMIPI-DSIインタフェース
5. 最大945Mbps/レーンのリンクスピードを持つLVDSインタフェース
6. ビデオ入力フォーマットRGB565/666/888に対応。

■応用機器

タブレットやUltrabook(TM)などのモバイル機器の、メインSoCから液晶ディスプレイへのインタフェース変換

■新製品の主な仕様
品番　　　TC358771XBG　　　TC358772XBG
最大対応解像度　　　1600ｘ1200（24ビット、60fps）　　　1920ｘ1200（24ビット、60fps）
MIPI-DSI入力レーン数　　　4レーン　　　4レーン
LVDS出力リンク数　　　1リンク　　　2リンク
パッケージ　　　FBGA49　5mmx5mm、0.65mmピッチ　　　FBGA64　6mmx6mm、0.65mmピッチ
サンプル時期　　　2013年4月　　　2013年3月
量産時期　　　2013年8月　　　2013年9月
＊Ultrabook(TM)はIntel Corporationの商標です。

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