2013年02月27日 13時40分
Xenon Technologies

Xenon TechnologiesとNanyang Technological Universityがフラッシュ付きスプラッシュを作成

SINGAPORE, 2013年2月27日 12時55分 - (JCN Newswire) - シンガポールの開発会社が、小型で強力な内蔵キセノンフラッシュを携帯電話に搭載する予定です。これにより、消費者は微光下でもきれいな写真を撮影できるようになります。

デジタルカメラに搭載されているような強力なフラッシュを点灯させるためには、充分なエネルギーを蓄える必要があるものの、薄型の携帯機器には大きすぎて収納できないという現行のコンデンサの制限を克服する革新的なコンデンサを、Nanyang Technological University (NTU)の科学者たちが作成しました。

NTUの材料科学およびエンジニアリング学部のLee Pooi See準教授による発明は、世界最大のキセノンフラッシュメーカーのXenon Technologies (XT)との協業を通じて、消費者に提供できるようになります。

層状ポリマーにより形成された新型コンデンサは、現在の電解コンデンサより最低4倍小さく、現在のセラミックベースコンデンサより数倍速くなっています。複数層のポリマーコンデンサはまた、デジタルカメラに搭載されているような高負荷キセノンフラッシュライトに対応するのに必要な電荷を提供できます。

NTUとXTは、学内のNanyang Innovation and Enterprise Officeを通じて、キセノンフラッシュ画像処理機器用の複数層ポリマーコンデンサの研究開発のための協業契約を結びました。

Xenon TechnologiesのCEOのJack Tuenは次のように述べました。「このプロジェクトは、デジタル画像処理業界向けの画期的ソリューションを作成します。これは、世界最小キセノンフラッシュとなります。お客様と消費者は皆、ますます小型化し美しくなるフォームファクタモバイル機器に搭載可能な、適切なキセノンフラッシュを常に求めています。これは、そのニーズに対応するものです。」

Lee教授の研究者たちは、過去2年半にわたって発明に取り組んできましたが、教授は、XTとの協業で、その発明を研究室から業界へ短期間に移行できるようになることを期待しています。

「すべてのコンピュータとデバイスは何らかの形でコンデンサの使用を必要としていますので、優れた商用製品の開発に関するXTの専門知識により、この協業が、フラッシュ技術分野だけでなく、世界の家電の分野でも破壊的イノベーションとなると、我々は確信しています。」と彼女は述べました。

現在、ポリマーコンデンサプロジェクトはシンガポールのNational Research Foundation (NRF)概念実証助成金により資金提供されています。NTU-Xenonチームは2013年9月までに作動可能な商用プロトタイプを開発する予定です。

Xenon Technologiesについて

Xenon Technologiesは世界最大のキセノンランプメーカーです。Xenonストロボフラッシュは、コンパクトカメラからデジタル一眼レフ(DSLR)まですべてのデジタルカメラに搭載されるようになっています。

本社はシンガポールにあり、過去数年間、世界の最大手デジタルカメラや携帯電話メーカー向けに、最小でもっとも革新的なフラッシュモジュール製品で、最先端を走っています。

詳しい情報は www.xenon-technologies.com をご覧ください。

お問い合わせ先:
Franklin Kurniawan
franklin.kurniawan@xenon-technologies.com

Jack Tuen
jack.tuen@xenon-technologies.com

概要: Xenon Technologies