2013年03月14日 11時49分
OKI

OKIの「ワイヤドットプリンタ」が情報処理技術遺産に認定

Tokyo, 2013年3月14日 11時05分 - (JCN Newswire) - OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータ(社長:平本隆夫、本社:東京都港区)は、このたび一般社団法人情報処理学会(以下、情報処理学会)より「ワイヤドットプリンタ」にて、「2012年度情報処理技術遺産」の認定を受けました。これはOKIデータが開発・製造した「ワイヤドットプリンタ」が、当時の情報処理技術を知る上で貴重な技術資産としてその価値を認められたものです。

「情報処理技術遺産」は情報処理学会が、現在の我が国の情報処理技術の基盤を形成してきた貴重な技術史的成果・製品、経済や社会に著しく貢献した情報処理技術・システムを認定する制度です。認定により、先人の努力の結晶である情報処理技術関連の歴史的文物を将来に長く保存して次世代へ継承し、教育・研究に役立てること、さらには遺産保存の推進を目的としています。

今回OKIデータが認定を受けた「ワイヤドットプリンタ」は、1968年に当社最初のドットプリンタとして開発された、デジタル印刷技術の原点といえる商品です。文字のパターンを電気的に記憶する方法がなかった時代に、ドットの集合で文字を表す技術の開発は画期的であり、学校や研究所、金融機関など幅広い分野で長年にわたり利用されました。本機種は、小型化、軽量化、操作性の向上のための創意工夫が随所に見られ、そのモノづくりへのこだわりを示す貴重な標本といえます。

OKIグループでは、2008年度に「OKITYPER-2000」と「OKITAC-4300Cシステム」、2009年度に「2400B型ラインプリンタ」、2011年度に「オートテラーターミナルAT-20P」が情報処理技術遺産に認定されており、今回で5件目の認定取得となります。今後も、情報社会の発展に寄与する商品を提供し、快適で豊かな社会の実現に貢献し続けます。

【リリース関連リンク】

情報処理学会の「ワイヤドットプリンタ」紹介サイト:
http://museum.ipsj.or.jp/heritage/wiredot.html

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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