2013年03月19日 15時10分
Infinera

Infinera、次世代多重障害ネットワーク保護ソリューションのFastSMP(TM)を発表

SUNNYVALE, CA, 2013年3月19日 12時50分 - (JCN Newswire) - Infinera (NASDAQ: INFN)は、多重障害保護と総所有コストの低減により、サービスプロバイダにネットワークレジリエンシの向上を提供するInfineraのDTN-Xプラットフォーム に対応した設計の、次世代ネットワーク保護ソリューションのFastSMP(TM)を、本日発表しました。

FastSMP(TM)によりInfineraは、50ミリ秒(ms)以内で多重障害からの回復を可能にするハードウェア加速化チップのFastSMP(TM)プロセッサをベースにして、業界唯一のハードウェアベースのShared Mesh Protection (SMP)ソリューションを提供します。このハードウェアチップはDTN-Xにプレインストールされており、簡単なソフトウェアアップグレードで利用可能になります。これにより、DTN-Xでネットワークを構築するお客様の投資を完全に保護します。Infineraは現在までに2,000個以上の100Gポートを出荷しており、出荷された各ポートはFastSMP(TM)でアップグレードできます。

「ネットワークレジリエンシに対する現在のアプローチでは、急速に増大するネットワークパフォーマンスとコストに関するサービスプロバイダ要件に対応するには、不充分です。」と、ACG ResearchプリンシパルアナリストのMichael Kennedyは述べました。「SMPは、通信事業者が複数層の保護レベルでさまざまな新サービスを提供できるようにするために、1+1保護とMPLS FRRの最高の属性を活用しています。1+1に比べて、SMPでは最大33%の総所有コストを低減することを発見しました。」

Infinera FastSMP(TM)は、サービスプロバイダとその顧客に次のような主なメリットを提供します。

-- 決定論的保護: 50ms以内に多重障害の回復を提供。ソフトウェアベースのShared Mesh Restorationでは回復に何秒もかかっていました。

-- 可用性の向上: 1+1は単一の障害のみを保護しています。FastSMP(TM)はインテリジェントGMPLS制御を活用して、継続的なリアルタイムパス再計算により、複数バックアップを提供して、各保護サービスの安全性を高めています。

-- コスト効率の高い展開: 1+1保護と違い、全体的なCAPEXとOPEXコストを低減するために、優先度プリエンプションを使ったバックアップリソースの共有が可能です。

FastSMP(TM)ネットワーク事業者は、可用性を向上してコストを節減しながら、1+1保護のようなsub 50ms保護サービスを提供できます。デジタル伝送層を使用していますので、パケットベースのソリューションよりネットワーク経済性が向上しており、局所的障害や、何千ものノードにまたがるリモート障害を50msで回復します。そのため、多くのシナリオでMPLS Fast Re-Routeより優れた保護を提供しています。

「Pacnet立場を独自なものにしているのは、アジア太平洋地域のコアネットワーク上で真の長距離海底メッシュアーキテクチャを提供できる能力です。」と、Pacnet最高技術責任者のAndy Lumsdenは述べました。「弊社はDTN-Xを採用したことにより、ネットワークの規模をレベルアップし、お客様のトラフィックに対応し、大容量サービスを、競合他社より早く提供できるようになりました。Infinera DTN-Xプラットフォームとハードウェア加速化されたFastSMP(TM)アプローチを統合することにより、最も厳しいお客様要件に対応するのに必要な、レジリエンス、容量、柔軟性をPacnetに提供します。」

「Infineraは最も革新的な伝送ネットワークイノベーションのリーダーとなることに注力しています。」と、Infineraの共同設立者で、EVP兼最高戦略責任者のDave Welchは述べました。「Infineraは、大規模フォトニック集積回路をベースにした500Gスーパーチャネルを提供するDTN-Xにより、業界に革命をもたらします。現在Infinera FastSMP(TM)は、メッシュネットワークのレジリエンスを向上し、お客様のサービスを保護し、総ネットワークコストを低減するソリューションを提供しています。」

FastSMP(TM)は、各能動回路に専用バックアップ帯域幅を必要とせずに、伝送ネットワークが複数の局所障害およびネットワーク規模の障害から回復することを可能にする最先端の業界規格Shared Mesh Protectionをベースにしています。Infineraは、ハードウェア加速化されたFastSMP(TM)の特許を申請しました。また、2013年に多重障害保護と復旧機能の提供を開始する予定です。詳しい情報は www.infinera.com/go/fast をご覧ください。

InfineraとPacnetは、アジアのPacnet海底ネットワーク全体に、Infinera DTN-Xを展開したことを、本日発表しました。

Infineraについて

Infineraは、光のスピードとデジタルのシンプルさを組み合わせて、光通信の経済性の継続的な改善を行うために、設計されたデジタル光通信システムを専門にしています。Infineraの独自な点は、画期的な半導体技術の大規模フォトニック集積回路(PIC)を使用しているところです。Infineraのシステムは、光インフラのリエンジニアリングをせずに差別化されたサービスを短期間で提供することのできる能力や、ネットワーク効率を活かして、Time-to-Revenue(収益を上げるまでの期間)を短縮し、収益性を増大できるように、サービスにすぐ利用できるアーキテクチャを、お客様に提供するために、PIC技術を活用しています。詳しい情報については、 http://www.infinera.com/ をご覧ください。

このプレスリリースには、Infinera製品機能、利点、現在の機能および将来の予定機能などについての将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。この記述には特に、以下のようなものがあります。DTN-Xプラットフォーム用に設計された次世代ネットワーク保護ソリューションのInfineraのFastSMP(TM)が、多重障害保護と総所有コスト低減により、サービスプロバイダにネットワークレジリエンシを提供すること。FastSMP(TM)によりInfineraが、50ミリ秒(ms)以内に多重障害からの回復を可能にするハードウェア加速化チップのFastSMP(TM)プロセッサをベースにした業界唯一のハードウェアベースのShared Mesh Protection (SMP)ソリューションを提供すること。FastSMP(TM)が、すべての保護サービスの安全性を確実なものとする継続的なリアルタイムパス再計算による複数バックアップの提供のためにインテリジェントGMPLS制御を活用しており、CAPEXとOPEXコストの低減のために、優先度プリエンプションによりバックアップリソースの共有を可能にしていること。FastSMP(TM)によりネットワーク事業者が、1+1保護などのsub 50ms保護サービスを、高い可用性と低いコストで提供し、パケットベースのソリューションよりもネットワーク経済性を高め、何千ものノードでローカルとリモートの障害から50ms以内に回復し、多くのシナリオでMPLS Fast Re-Routeよりも優れた保護を提供すること。FastSMP(TM)が、能動回路それぞれに専用バックアップ帯域幅を必要とせずに、伝送ネットワークが複数の局所およびネットワーク規模の障害から回復することを可能にする最先端の業界規格のShared Mesh Protectionをベースにしていること。Infineraは多重障害保護と復旧機能を2013年に提供開始予定であること。これらの将来予想に関する記述は、弊社の現行の予測に基づいています。実際の結果は、各種のリスクと不確実性により、これらの結果と非常に大きく異なる場合もあります。このリスクと不確実性には、競合他社による積極的なビジネス戦術、弊社が単一製品に依存すること、シングルソースサプライヤへの弊社の信頼、弊社の迅速な技術の変化への対応能力などがありますが、これに限定されるものではありません。上記のリスクと不確実性や、弊社の事業に影響を与える他のリスクと不確実性についてのさらに詳しい情報は、2013年3月5日に米国証券取引委員会に提出された年次報告書(書式10-K)やのリスクファクタセクションや他のセクション、および、その後に米国証券取引委員会に提出または提供された報告書に記載されています。

メディアおよびアナリストお問い合わせ先:

メディア:
Anna Vue
電話: +1-916-595-8157
avue@infinera.com

IR担当者:
Jenifer Kirtland
電話: +1-408-543-8139
jkirtland@infinera.com

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