2013年04月09日 11時04分
株式会社データ・アプリケーション

DAL、新製品 エンタープライズWebシステム基盤「ACMS WebFramer」を発表

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長 橋本 慶太、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、企業間取引業務全般に適用可能なWeb-EDIシステムを容易に構築できるJavaベースのソフトウェア・フレームワーク「ACMS WebFramer」(エーシ-エムエス ウェブフレーマー)を開発し、2013年7月より提供開始します。
また、ベータ版を2013年5月8日から東京ビックサイトで開催されるクラウドコンピューティングEXPO春にて展示します。

インターネット経由でWebブラウザを使用し企業間で電子商取引を行うWeb-EDIは、発注企業などが取引用のWebサイトを開設し、受注企業がパソコンのWebブラウザで注文情報の確認や納期の入力などを行うことができます。取引量や企業系列に関係なく、パソコンとインターネット接続環境があれば電子商取引が可能になり、比較的安価に短期間で導入できるので、本格的なEDI設備への投資が難しい中小企業との取引において広く利用され、従来の電話や郵送、FAXによる業務を大幅に効率化しています。最近では、企業の東南アジアや中国など新興国への進出による現地企業との取引やビジネスモデルの変化への迅速な対応、ビジネスのボーダレス化が進む中でのリアルタイムのインタラクティブな取引など、双方向での情報共有・データ連携のニーズが高まりEDIの適用領域も拡大しており、Web-EDIのメリットが再評価されています。

「ACMS WebFramer」は、Web-EDIシステムに不可欠なユーザ管理、業務管理などの各種管理機能を標準装備し、クロスブラウザ対応の操作性を重視した画面を提供します。また、管理機能を外部から呼び出すAPIや取引業務を想定したサンプルも提供し、SI企業やユーザ企業は、各社の業務や取引内容に合わせたWeb-EDIシステムを短期間で容易に構築することができます。
また、「ACMS WebFramer」は、Windows、Linux/Unixのマルチプラットフォームに対応しており、さらに、Amazon Web Service EC2、Windows Azureにも対応しているのでクラウド・サービスのメリットを活かして、導入・運用におけるTCO(総所有コスト)をさらに削減することが可能です。

DALは、今回提供開始する「ACMS WebFramer V.1.0」に引き続き、2013年12月以降のバージョンアップでは、海外取引を想定した多言語対応やサービス提供者が複数の企業に対してWeb-EDIシステムを提供可能にするためのマルチテナント機能、大規模システムにも適用できる分散配置機能を追加する予定です。また、流通業や製造業向けなど、各業界の標準に対応したテンプレートの提供も予定しており、より短期間でのシステム構築が可能になります。
さらに、Web-EDIシステムだけでなく、社内の取引業務全般をカバーするWebアプリケーション開発のフレームワークに拡張するため、Webアプリケーション開発支援ツールも提供する予定です。これにより、社内の基幹システムとEDI、Web-EDIシステムをシームレスにつなぎリアルタイム取引を実現することも可能となります。


※新製品「ACMS WebFramer」の画面を以下でご覧いただけます。
http://www.dal.co.jp/pressrel/20130409.html
※製品の詳細は以下をご参照ください。
http://www.dal.co.jp/webframer


◆「ACMS WebFramer」の販売について
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◇ 販売・出荷開始:2013年7月1日(予定)
◇ 販売経路:DALのビジネス・パートナー74社を通じて販売
http://www.dal.co.jp/partner/ 


◆「クラウドコンピューティングEXPO春」に出展
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http://www.cloud-japan.jp/
会期:2013年5月8日(水)~10日(金)10:00~18:00
会場:東京ビックサイト東展示棟
小間位置:東14-21


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