2012年05月17日 12時40分
BIOTRONIK

BIOTRONIK、PRO-Kinetic Energy受動被膜ステントの12か月のENERGYレジストリの結果について、PCR (Paris Course on Revascularization)のヨーロッパ会議でプレゼン実施

BUELACH, SWITZERLAND, May 17, 2012 - (JCN Newswire) - BIOTRONIKは、12か月のENERGYレジストリの結果が、パリのEuroPCRコンファレンスでプレゼンテーションされたことを、発表しました。ENERGYは、1,016人の幅広い患者に対してPRO-Kinetic Energyベアメタルステントシステムの安全性と臨床成績を調査するレジストリです。事前定義されたサブグループ(急性冠症候群(ACS)、小血管、糖尿病患者および高齢患者)それぞれに対して、分析が行われました。

ENERGYの調査対象者には、多くの急性冠症候群患者(46%)が含 まれ、そのほぼ30%は高齢(75才以上)の患者で、39%には非常に複雑な病変がありました。12か月の結果では、以前プレゼンテーションされた6.5%の低いMACE率という成果が確認されました。心臓病による死亡は0.9%、心筋梗塞では1.8%、TLRでは3.8%でした。非常にリスクの高い患者が多いため、高い事象発現率となりがちな急性冠症候群(ACS)サブグループでも、MACEはわずか1年に6.2%でした。

「最近は、薬剤溶出ステント (DES)の有効性が、ベアメタルステント(BMS)より高ま っているため、DESがより多く使用されるようになってきています。しかし、特に急性冠症候群患者にとって、高性能BMSを入手することが非常に重要です。PRO-Kinetic Energyは、高性能で到達率に優れ、有効性も高いことから、DESの代替としてもっと多く使用することができます。」と、ドイツのWest German Heart Center in Essenの首席臨床試験医のRaimund Erbel教授は述べました。

PRO-Kinetic Energyは、薄型ストラット(60マイクロメートル)コバルトクロムベアメタルステントで、非晶質炭化ケイ素のPROBIOの薄膜で完全におおわれています。この受動被膜により、メタルステントと周辺組織の間の相互作用が減るため、血液適合性が高くなっています。

BIOTRONIK SE & Co. KGについて

BIOTRONIK は、世界でも有数の心臓血管系医療機器企業で、数百万個の埋め込み機器を提供してきました。全世界の従業員数は5,600人以上で、このグローバルスタッフを活かして100か国以上で営業を行っています。BIOTR ONIKは、医療の世界に関する深い知識があることでも知られており、医師が直面する課題を評価し、診断から治療や患者管理まで、患者ケアの全段階で最善のソリューションを提供しています。BIOTRONIKとその成功の特徴は、品質、イノベーション、信頼性であり、全世界の医師と患者の皆様に信頼と安心をお届けしています。

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