2013年05月31日 15時34分
株式会社Notoカレッジ

イベント仕掛けで障がい者の「コミュニケーション力」鍛えます~障がい者就労移行支援事業所で、新しいコミュニケーショントレーニング~

イベント仕掛けで障がい者が就労するための「コミュニケーション力」鍛えます。
~障がい者就労移行支援事業所における新しいコミュニケーショントレーニングを導入~

障がいのある人が苦手とすることが多いコミュニケーション力を高めるためのグループワークカリキュラムとして、「大垣商店街の元気ハツラツ市における出し物の企画立案」と「JDNA(日本ダイバーシティ推進協会)と連携にて実施する暗闇三昧サービスの企画立案」を導入します。

先月、障害者雇用促進法の改正により、企業における障害者雇用義務率が2.0%に引き上げられました。今後、平成27年4月の納付金対象企業の条件引き上げ(従業員100名以下)、平成30年に導入が検討されている精神障がい者の雇用義務化等、障がい者就労機会が広がっていく一方で、精神障がい者を中心とした障がい者数も年々拡大しています(障がい者総数約744万人、うち精神障がい者約323万人/出典 平成24年度障害者白書)。しかしながら、障がい者が一般企業に就職するために、その準備のために、ビジネスマナーやパソコンスキル等が必要となる場合が多く、とりわけ、特に精神障がい者が苦手としているコミュニケーションスキルを磨くための機会が欠かせません。こうした就労前のトレーニングを実施し、円滑な就職を実現するために国と自治体は障害者総合支援法に基づく就労移行支援サービスを一定の条件を満たす法人に対して認めています。

当社はこうした法人のひとつとして活動する中、コミュニケーション力を高めるために障がい者が中心となって行うグループワークのテーマとして、当社が事業所を構える岐阜県大垣市の駅前商店街の月に一回のイベントである「元気ハツラツ市」への出店内容の企画と実践、また、当社と、名古屋の障害者就労支援団体一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会(代表久保博揮)とが連携して行う「暗闇三昧サービス」の企画と実践を行います。これにより、単なる訓練になりがちなグループワークについて参加者のモチベーション、達成感や自信の醸成が見込めます。前者については、その一方で、地域商店街企画への参加による社会参加意識の醸成と地域との連携が期待できます。
また後者は、暗闇の中で視覚障がい者がホスト役で参加者に各種のサービス提供を実施し、参加者にとっての新たな気づきと、視覚障がい者職域開発とを同時に実現させる事業であり、上述した企画作成運営参加における効果と共に、新たな事業の柱としても視野にいれています。

尚、この事業の核となって推進するスタッフのひとりとして2012年ロンドンパラリンピックのゴールボール金メダリストメンバーを雇用し、視覚障がいがある自らからの立場にて、より実効性のある事業開発を目指している次第です。

【株式会社Notoカレッジ会社概要】
設立:平成24年12月13日
事業開始:平成25年4月8日
代表者:代表取締役 辻 雅靖
事業内容:障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
(就労移行支援事業および就労継続A型事業/指定事業所番号2112100736)
http://www.notocolle.co.jp/
岐阜県大垣市高屋町1-51
TEL 0584-77-7631
FAX 0584-77-7633
info@notocolle.co.jp