SINGAPORE, 2013年6月18日 11時00分 - (JCN Newswire) - 世界中の企業やプロフェッショナル向けに有益な情報を提供している世界有数の情報ソースであるトムソン・ロイターは、シンガポール銀行協会（ABS）の算定機関に選定されたことを本日発表しました。ロイターは数々の外国為替通貨ペアの新取引方法指標を収集して発表することになります。これは、銀行委員会が提出した気配値を信頼した調査に基づいた今までの指標から、取引方法論へ移行することを意味しており、今後の世界中の指標のトレンドを牽引していくことになりそうです。
「実際の取引に基づいた出来高加重平均価格から求めた初のFX指標レートを発表することで、シンガポールは先進的でありグローバルな取引コミュニティの発展を支援するために尽力していることを立証しています」とABSの理事Ong-Ang Ai Boonは述べています。「このレートは、地域や世界のFX手段やデリバティブが着実に成長し、多様化していくのを促進するものでもあります」
指標は、シンガポール金融機関（MAS）承認のブローカーが扱って実行された銀行間取引を信頼し、出来高加重平均価格（VWAP）に基づいて計算されます。米ドル/シンガポールドルのスポットレートとフォワードレート、米ドル/タイバーツのスポットレート、米ドル/インドネシアルピアのインプライド・スポットレート、そしてシンガポールドルスワップ提供レート（SOR）の指標は、毎日計算され、金融市場の専門家次世代デスクトップであるトムソン・ロイター・アイコンを通じて提供されます。
「この新たな新指標を算定するにあたってのトムソン・ロイターの役割は、シンガポール外国為替市場での健全な流動性のために、専門的知識をもって尽力していることを示すことです」とトムソン・ロイターのヘッド・オブ・マーケットプレースのマネージング・ダイレクターであるAnthony Northamは述べています。「トムソン・ロイターは、活動している世界中の市場を通じて、市場関係者と密に連携を取り続け、金融界を繋ぎながら力を与える代表的な指標を提供しています」
トムソン・ロイター
トムソン・ロイターは、ビジネスや専門家向けの高度な情報を提供する世界的なリーディングカンパニーです。産業に関する高度な専門知識と先端技術を組み合わせ、金融・法律・税務会計・科学・医療・メディア分野の意思決定者向けに、世界で最も信頼される情報提供者としての役割を果たしていきます。100カ国以上で約6万人の従業員を抱えるトムソン・ロイターの本社はニューヨークに置かれ、ロンドンとイーガン(米国ミネソタ州)が主要なオペレーションセンターとして機能しています。トムソン・ロイターは、トロントとニューヨークの証券取引所に上場しています。詳細は http://thomsonreuters.com をご参照ください。
シンガポール銀行協会
シンガポール銀行協会（ABS）は、シンガポールの銀行業界の利益を促進しその声を代表する積極的役割を果たしています。そうすることで、ABSは、シンガポールにおける健全な金融システムの開発に向けて関連する政府当局と密接に連携を図っています。1973年の設立以来、ABSはメンバー間で共通の理解を促進し、銀行業務の問題に関する統一声明を発表しています。様々なガイドラインや金融慣行と同様に、シンガポールの金融・銀行業社会の課題に直面するための相互利益のプロジェクトを支援し、メンバー間の結束に高めています。今日、ABSには142の地方および外国銀行のメンバーによって構成されています。ABSに関する詳しい情報は、ウェブサイトをご参照ください。 www.abs.org.sg
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