2013年07月09日 17時38分
昭和電工

昭和電工 高橋会長、シンガポール政府より勲章を受章

Tokyo, 2013年7月9日 17時10分 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)代表取締役会長 高橋恭平は、シンガポール政府から2012年度の「The Public Service Star(Distinguished Friends of Singapore Award)」を受章し、本日、大統領官邸においてTony Tanシンガポール大統領より、勲章を授与されました。The Public Service Starは、シンガポールの経済成長に大きな貢献を果たした産業人に授与される国家勲章です。

当社は1972年からシンガポールにおいて事業を行っていますが、特に高橋が社長だった2005年から2010年の間、現在の当社主力製品であるハードディスク事業において、シンガポールに大型投資を進めてまいりました。2007年、子会社の昭和電工HDシンガポール(以下、SHDS)に世界最大規模の工場を竣工するとともに、研究開発機能を強化した結果、現在、SHDSは、当社の基幹工場に成長しました。また、SHDSを中心に、グローバルの4拠点から世界最高水準の製品をいち早く市場に投入してきた結果、当社は外販メーカーとして世界トップシェアの地位を確立し、現在、世界のハードディスクドライブの約3台に1台は当社のメディアが搭載されるまでに至っています。

シンガポール政府は、優秀な人材層と高い研究開発レベルを基盤に、1980年代からハードディスク産業を戦略的に育成・振興しています。今回の受章は、当社がこの政策のもとに積極的に投資を進め、技術革新と雇用創出に貢献してきたことが評価されたものです。

ハードディスクの用途は、パソコン向けがこれまでは主流でしたが、今後はニアラインサーバー向けに大容量を保存するニーズが高まるものと予想されます。これにともない、ドライブ1台あたりのディスク搭載枚数の増加が見込まれ、今後さらなる需要の拡大が期待されています。当社は、高記録密度等の最先端技術の開発を進めることで、情報化社会におけるインフラとしてのデータストレージ産業の高度化に貢献してまいります。同時に、今後も経済発展が続くシンガポールで、積極的な事業展開を図ってまいります。

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