2013年07月22日 14時41分
ハニカム・テクノリサーチ株式会社

セミナー「中国における安全生産標準化への対応法」8/9(金)

セミナー「中国における安全生産標準化への対応法」8/9(金)
https://www.honeycomb-tr.com/cms/home.jsp?t=0002&i=0366

日本企業はグローバル競争の激化に伴い、コストの安い中国に生産拠点を移転してきた。これまでは日本での対応方式を持ち込んで根付かせることに重みを置いてきた。一方、中国では安全生産の基盤整備に向けて独自の要求を強化してきている。具体的には、「中国安全生産5ヶ年計画」に基づき生産における安全管理の整備~強化を進め、2005年から炭鉱、危険化学品業界等において「安全生産の標準化」を展開している。そして、最近では、各企業に対して、業界毎に定められた安全生産標準化の評価方法に基づいて、
   ◆規模(取引金額2千万元)以上の工業貿易企業(約30万社)は2013年までに
   ◆規模未満の工業貿易企業(約300万社)は2015年までに
3級以上の認証に合格するように、指導をしている。日本企業にとって、方針の転換を迫られている状況である。

このような状況から日本企業は、中国の安全生産標準化を理解し、日本の労働安全衛生管理活動を融合させ、現地法人に展開することは急務の課題となっている。
本セミナーは、中国における日系企業が安全生産の責任体制と安全管理体制の構築、生産プロセスに関連した安全生産法規制及び標準への適合、作業操作規定の制定、リスク抽出 ~リスク低減、リスク管理、これらの行為を規範化して生産環境の継続的改善に取組むと共に、災害の予防に資することを目的としている。そして、これらの背景を説明し、さらに、チェックリストを用いた自己評価、関係当局の審査~等級評価の認定などの具体的な対応を提案するものである。
中国で化学品生産、貿易に関わる企業様にとって、貴重な情報を得るチャンスです。

 
日 時:2013/8/9(金) 13:30~16:30(受付13:00から)
場 所:連合会館 402会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
 
講 師: 坂本範雄先生 / 技術士、労働安全コンサルタント
(東京工業大学大学院修士課程1976年修了(精密機械システム専攻)、現在コニカミノルタ株式会社勤務。生産工場での工場運営の後、現在は全社安全衛生管理の専門家として、施策の立案、国内及び海外拠点の安全管理の指導等に従事している。
労働安全衛生マネジメントシステムやリスクアセスメントにリスクマネジメントの視点を盛込み、安全確保について講義~実践指導をしている。)

講演要旨:
1.中国における安全生産の現状
  1.1 安全生産に係る災害の推移
  1.2 安全生産に係る行政機関
  1.3 安全生産の強化の流れ
  1.4 安全生産の今後の動き
2.工業貿易業界企業における安全生産標準化の概要と審査方法
  2.1 工業貿易企業安全生産標準化の概要
  2.2 工業貿易企業安全生産標準化の認定までの流れ
  2.3 工業貿易企業安全生産標準化の構築~申請
3.安全生産標準化への対応-1
  3.1 基礎管理(安全生産責任制)の要求例
  3.2 基礎管理(安全生産責任制)の自己評価チェック項目例
  3.3 基礎管理(安全生産責任制)として求められる対応例
4.安全生産標準化への対応-2
  4.1 設備や施設の管理(成型機)の要求例
  4.2 設備や施設の管理(成型機)の自己評価チェック項目例
  4.3 設備や施設の管理(成型機)として求められる対応例
5.安全生産標準化への対応-3
  5.1 作業環境と衛生管理(5S、危険化学品の使用現場)の要求例
  5.2 作業環境と衛生管理(5S、危険化学品の使用現場)の自己評価チェック項目例
  5.3 作業環境と衛生管理(5S、危険化学品の使用現場)として求められる対応例
6.まとめ、Q&A
(なお、最新情報の盛込み等により内容が変更されるおそれがあります。予めご了承ください)


受講料:1名につき25,000円(資料代、お茶代、消費税込)
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主 催:ハニカム・テクノリサーチ株式会社
申込み:https://www.honeycomb-tr.com/cms/home.jsp?t=0002&i=0366
問合せ:03-6416-8512