2013年09月05日 13時51分
Ainsworth Lumber Co. Ltd.

LPがエインズワースの買収で合意

NASHVILLE, TENNESSEE and VANCOUVER, BRITISH COLUMBIA, 2013年9月5日 11時20分 - (JCN Newswire) - Louisiana-Pacific Corporation(「LP」または「会社」)(ニューヨーク証券取引所:LPX)と、Ainsworth Lumber Co. Ltd.(トロント証券取引所:ANS)(「エインズワース」)は本日、LPがエインズワースの発行済普通株式のすべてを購入する正式契約に調印したことを発表しました。LP普通株式の2013年9月3日の終値に基づきエインズワースの普通株式は1株当たり3.76カナダドルの対価で買い取られます。

取引について特筆すべき点:
-- 両社の優れた戦略の一致による、アジア市場へのアクセスの向上、製品の多様化
-- LPは地理的基盤を広げるとともに、ストランドベースの技術をさらに充実させ、顧客ニーズを満たす
-- LPは引き続き、研究開発および人材開発、地域社会に投資し、カナダにおける35年の歴史を基盤として事業を展開
-- エインズワースの株主に価値を提供するだけでなく、合併によって体制が強化され、継続的成長のために有利な立場におかれた会社に参加する機会を提供
-- エインズワース取締役会、およびエインズワースの54%を所有し、未公開ファンドを管理するブルックフィールド・アッセト・マネジメント(Brookfield Asset Management Inc.)のエインズワース最大の株主グループが全員一致で賛成
-- 株主合同電話会議、東部標準時本日午後5:15より
-- メディア合同電話会議、東部標準時本日午後6:15より

提案された取引は、総額およそ11億米ドルの規模で、この中には債務の引受額からエインズワースの推定現金残高を差し引いた金額も含まれるため、エインズワースの株主にとって、2013年9月3日のエインズワースの株価終値2.89カナダドルに対し30%のプレミアムとなり、またトロント証券取引所の直近20日間(取引日)におけるエインズワースの株式の出来高加重平均取引価格に対し24%のプレミアムとなります。提案の取引はエインズワースの取締役会が全員一致で賛成しています。さらに、エインズワースの54%を所有する、ブルックフィールド・アッセト・マネジメントが管理する未公開ファンド(「ブルックフィールドファンド」)は、取引に賛成する投票を行うことで合意しています。

エインズワースは、オリエンテッド・ストランド・ボード(OSB)の主要製造販売業者であり、北米およびアジア市場向けの付加価値の高い専門品を中心に扱っています。エインズワースの4つのOSB製造施設は、アルバータ、ブリティッシュコロンビア、オンタリオの各州にあり、合計の年間製造能力は25億立方フィート(3/8インチベース)で、アルバータ州グランドプレーリーにあるエインズワースの製造施設を拡大すれば、31億立方フィート(3/8インチベース)に届く可能性もあります。

LPのCEO、カート・スティーブンス(Curt Stevens)は次のように述べています。「今回の買収は、LPの顧客と株主にとっての当社の価値をさらに高める素晴らしい取引です。エインズワースは極めて質の高い資産を有しています。当社のストランドベース製品と技術は大幅に増強され、国際的な主な成長市場、特にアジアへのアクセスが付加され、北米における規模と効率を向上させることができるでしょう。私たちはエインズワースとその社員に対し大きな敬意を抱いています。私たちは、両社の良いところを合わせて、ストランドベース製品の大手業者として、北米および海外で増え続ける顧客ニーズに応えていくことができると考えます」

スティーブンスはさらに、次のように話しています。「エンジニアードウッド協会(APA)の見込みによれば、米国住宅着工数は2013年通年で957,000件と、2012年度から23%増加します。2014年の着工数はおよそ120万件と見込まれています。エインズワースの買収によりLPは大幅な柔軟性を手にし、この回復の波に乗ることができるでしょう」

エインズワースのCEO、ジム・レイク(Jim Lake)は、次のように述べています。「この取引は直ちに、私たちの株主に価値と流動性をもたらし、またストランドベース製品と技術におけるグローバルリーダーとしてのLPの継続的成長に参加する機会を与えてくれます。私たちにとってはこの買収は、事業に対する財務力を強化し、十分なリソースを持つ革新的な企業、優れた経営実績と安全性への妥協のない姿勢を貫く会社の大切な一部となる機会を与えてくれます。これはエインズワース、当社社員、顧客、またエインズワースが業務を行う地域社会にとってプラスの一歩となります」

カナダとカナダの林産物産業への投資

1978年に初めてカナダに投資したLPは、現在ではカナダ全体で1,200人以上を雇用し、北米人員の3分の1を占めるまでになっています。会社は現在100%所有の施設を7つ有しており、これらはブリティッシュコロンビア、マニトバ、ケベック、ノヴァスコシアの各州における、OSB製材所、サイディング材製造施設、エンジニアリングウッド製造施設です。LPは他にもケベック州にある2つの製造施設に合弁の形で参画しており、ケベック州モントリオールにはカナダ管理事務所を置いています。LPは、そのすべての運営において業界最高の安全性評価を得ており、業務を行うすべての司法管轄区域において環境保護の優れた実績を誇っています。

LPはまた、会員所有型の国際的な木材製品の輸出業者であるインターレックス・フォレスト・プロダクツ(Interex Forest Products)におけるエインズワースの権利についても取り組んでおり、今回の合併によりバンクーバーに拠点を置く同社が取り扱う販売量は大幅に増加することが期待されます。

LPは長期的には、エインズワースの買収をカナダにおける継続的成長を支える基盤になると考えています。この成長を支えるためにLPは、同社のカナダの施設において、インフラ、教育、革新的なストランドベースの技術とその製品のための研究開発への投資を増やす見込みです。

LPはこれまでに、地域社会に多大な貢献を行ってきたことを誇りとしています。会社はブリティッシュコロンビア、アルバータ、オンタリオの各州におけるエインズワースの既存の地域投資プログラムを維持・拡大していく考えです。

財務ハイライト

プロフォーマ・ベースでは合併後の会社は、継続事業から売上約25億米ドル、利益3億米ドルを生み出しており、継続事業の調整後EBITDA(支払い利息・税金・減価償却・償却控除前利益)は2013年6月30日までの1年間で5億7500万ドルです。今回の合併はLPのこれまでの成長戦略に沿ったもので、初年度から収入、キャッシュフローともに増加する見込みです。

対価の総額のうち約52%は現金で、約48%はLP普通株で支払われます。エインズワースの株主はエインズワース普通株式1株を、以下のいずれかと交換できます。(i)現金1.94カナダドルとLP普通株0.114株、または(ii)LP普通株0.235株、または(iii)現金3.76カナダドル、ただし、現金と株式からなる対価合計、それぞれおよそ4億6,700万カナダドルの現金とおよそ2,750万株のLP株式の、エインズワースの発行済普通株式数に対する比例配分に基づきます。ブルックフィールドファンドは、同ファンドが所有するエインズワースの普通株式1株あたり、現金1.94カナダドルとLP普通株0.114株の受け取りを選択することで合意しています。取引終了後、ブルックフィールドファンドはLPの発行済普通株式のおよそ9%を所有することになります。

詳細については、以下にお問い合わせください。

カナダの報道関係者
David Ryan
Longview Communications Inc.
+1-416-649-8007

Trevor Zeck(フランスの報道関係者を含む)
Longview Communications Inc.
+1-604-694-6037

投資家
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Becky Barckley
+1-615-986-5600
Mike Kinney
+1-615-986-5600

Ainsworth Lumber Co. Ltd.
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+1-888-605-8415

Rob Feustel
+1-604-661-3235

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