2012年05月30日 21時18分
Daramalan College

Daramalan College、高パフォーマンスキャンパスネットワークにBrocadeを採用

CANBERRA, AUSTRALIA, May 30, 2012 - (JCN Newswire) - オーストラリア連邦政府のデジタル教育改革ブログラムの出資を受けて、全オーストラリアの学校に911,000台以上のコンピュータが導入されましたが、これは既存ネットワークインフラに負担をかける結果にもなっています。ストリーミングメディアの需要と、モバイル機器の使用拡大に対応するため、単一キャンパスの独立系セカンダリースクールとしてはオーストラリア首都特別地域最大のDaramalan Collegeは、老朽化したLANインフラを、Brocade(R) (NASDAQ: BRCD)の新型ICXスイッチファミリーをベースにしたユニファイドキャンパスネットワーキングソリューションに置換しました。

Daramalanが7年前に最後のLANアップグレードをして以来、校内ネットワークに向けられる需要は、大幅に増大しました。同校では、9~11学年の生徒のために720台のノートPCを、さらに200台を教室、職員室、図書室などに新規導入し、既存の250台のデスクトップPCとVoIP電話システムに加えました。これらのノード間を行きかうメディアリッチなトラフィックをサポートする負荷により、既存ネットワークは不安定になり、信頼性が低下しました。

「古いネットワークでは、コアはスタックされ、アクセススイッチはデイジーチェーン接続されており、要求されているだけのものを扱うように設計されていませんでした。」と、Daramalan CollegeIT管理者のRob Wilson氏は述べました。「全ネットワークが停止する時間を最小化するために、コアのアップグレードが必要でした。また、回線容量増大のために、アクセススイッチの置換もしなければなりませんでした。変化が必要だったのです。それも、短期間に。」

現在取引しているプロバイダも含めた競争入札の後、次世代キャンパスソリューションを同校に提供するために、Brocadeの技術が採用されました。プロジェクトは、地元のシステムインテグレータのCorrect Communicationsによって実施されました。

以前のネットワークアクセス制限を軽減するために、Brocade ICX 6610スイッチが教室、研究室、事務室、図書室などに展開されました。Brocade ICX 6610スイッチは、かつてないレベルのパフォーマンス、可用性、柔軟性を、コスト効果の高いスタッカブルフォームファクタで提供するため、ネットワーキングの経済性が大幅に改善されます。各ICX 6610では、シャーシのような信頼性とパフォーマンスを保ちながら、最大8ユニットを単一論理スイッチにリンクするのに使用できる、48ギガビットイーサネット(GbE)ポートと、4つの40-GbEポートを提供します。同校には、6つのICX 6610スイッチスタックが設置され、それぞれがネットワークに光ファイバGbE接続しています。

コアについては、Daramalanでは、Brocade FastIron SX Seriesスイッチをオンサイトで評価する30日間試用プログラムを利用できました。このスイッチは、拡張可能かつセキュアで待ち時間の短いフォールトトレラントIPサービスを1および10GbEで提供することにより、キャンパスコアおよびアグリゲーション展開で業界をリードする価格/パフォーマンスを実現しています。特に同校ではネットワークコアの選択肢として、FastIron SX800以外にないと考え、これを展開しました。同校では、ダウンタイム解消と、保守費用や他のオーバーヘッドの節減により、ソリューションの費用は1年間で回収できると推定しています。

「プロジェクト全体の実装は非常にスムーズで、すでに大幅な改善が見られます。ネットワークの回線容量は30%増大し、最適化されたため、パフォーマンスが非常に増大し、安定性も向上しています。」と、Wilsonは述べました。

「この信頼性により、生徒と教師は、たとえば、教室ツールキットに動画ストリーミングを組み込むことなどができるようになりましたが、これは以前には考えられなかったことです。クラス全体が、教室内でノートPCにプログラムをダウンロードし、必要な映像を編集し、自分自身でメディアを制作することができます。非常に気の利いた、手間いらずの仕組みです。」

ICXスイッチを設置したことで、Daramalan Collegeは、Brocadeの新型HyperEdge Technology™を将来活用できるようになりました。この技術では、アクセスネットワークスタックの拡大に合せて、LAN運用を簡素化するシングルポイント管理や、多種多様なスイッチを利用できます。

ユニファイドキャンパスネットワーキングソリューションについて

現在のキャンパスネットワークは、数年前には不可能と考えられていたサービスを提供することが求められています。無線および有線のキャンパスネットワークで年中無休24時間、高い信頼性で実行するように求められているアプリケーションには、ビデオ会議、リアルタイムコラボレーション、遠隔学習、患者モニタリング、金融取引など、さまざまなものがあります。このような環境では、システム中断の影響が壊滅的となり、生産性や財務の面で大幅な損失になりかねません。Brocadeキャンパスネットワークインフラ製品は、end-to-endの高可用性機能の包括的スイートを提供しています。これらの機能は、さまざまなネットワークの問題に対応するように設計されています。このような問題は、検出されない場合、ネットワーク接続サービスの中断につながりかねません。さらに詳しい情報については、 www.brocade.com をご覧ください。

Brocadeについて

Brocade(R) (NASDAQ: BRCD)ネットワーキングソリューションは、世界トップクラスの企業・団体が、アプリケーションと情報がいたるところに存在している世界へと、円滑に変革していく支援を行います。( www.brocade.com )

Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、MLX、SAN Health、VCS、およびVDXは、米国およびその他の国で、Brocade Communications Systems, Inc.の登録商標であり、AnyIO、Brocade One、CloudPlex、Effortless Networking、ICX、NET Health, OpenScript、およびThe Effortless Networkは、商標です。本書に記載された他のブランド、製品またはサービス名は、それぞれの所有者の商標の場合があります。

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