2013年11月08日 12時02分
GMAC

VirBELA Global Business Simulation Competitionの受賞者を発表

San Diego, CA, 2013年11月8日 10時55分 - (JCN Newswire) - VirBELA, CYBERSPACE - 英国、インド、シンガポールおよび日本に住む4人のMBA学生のチームが、仮想世界の模擬自動車会社を経営して、キャッシュフローの問題、炭酸ガス放出上限、そしてタイムゾーンおよび異文化コミュニケーションの課題に取り組み、本物の現金28,000米ドルを受け取りました。ビジネス教育のゲーミフィケーションとオンラインコラボレーションの力を活用し、その可能性をデモするために特に設計された3D仮想世界のVirBELAの開始を記念して10月に開催されたGlobal Business Competitionで、Ankita Solanki (Indian Institute of Management-Ahmedabad)、Carine Toutet (INSEAD-Singapore)、Laimona Staskus (London Business School)およびWang Lu (早稲田大学)のチームが、他の7つの国際チームを下しました。

「VirBELAでは、グローバルな対話型ビジネス環境のビジネススクールで教えられたコアコンピテンシーの相互作用を観覧する機会を得ることができました。」と、参加者のひとりで、カリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of ManagementのMBA学生のBrady Chungは述べました。「この経験により、ビジネスで成功するために、特に世界各地にチームメートがいる場合の、シナジェティックなチームワークの大切さがよくわかりました。VirBELAはまた、自分の失敗から学ぶことを教えてくれる貴重なレッスンでもありました。我々のチームは最初に少しつまずきましたが、分析、知見、お互いのフィードバックにより、最初の失敗を克服し、成功をしました。」

Business Simulationでは、全世界の一流ビジネススクールの3~4人のMBA学生からなる8チームが、16~20の仮想区画で販売体制を確立し、収益性を向上し、株主価値を最大化するという課題が出されました。コンテストはVirBELAで実施され、学生チームはテキストチャット、IP電話、企業アセットの3D映像などの機能を持つアバターを使って、協力しました。

VirBELAの主催者はカリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of ManagementとRembisz & Associatesで、資金提供者はGraduate Management Admission Councilです。

「VirBELAはMBA学生が全世界の仲間と交流し、遠隔地の多国籍チームと働く練習をする機会を創出します。」と、VirBELAのプログラムディレクター兼創設者のAlex Howlandは述べました。「グローバルオーディエンスの下で我々の新技術がうまく機能することがわかって嬉しかったこともありますが、真の達成は、チームが形成され育つようすを見られたことでした。コンテストを通じてチームがタスクとシミュレーションに取り組まねばならず、そのためにどんなアプローチのプロセスを取ったかによって、チーム文化が醸成され、変わって行きました。第一回コンテストはまさに、VirBELAが国際社会MBAグローバルコミュニティを構築し、将来のグローバルリーダーを即戦力に育てるかを示すものでした。

HowlandとVirBELAの共同設立者のRonald Rembiszは、経営教育のイノベーションのために、国際的コンテストでGraduate Management Admission CouncilからVirBELA創設資金の170万米ドルを獲得しました。Rady Schoolとコンサルティング会社のRembisz & Associatesにより開催されたGMAC Management Education for Tomorrow's Ideas to Innovation Challengeで、仮想世界アイデア部門とプロジェクト部門でダブル受賞したのは、HowlandとRembiszだけです。

「VirBELAは、体験学習と世界とのコラボレーションのためのプラットフォームを提供するのに最適です。全世界の学生と教員が、クラス、仮想イベント、そしてグループのために集まることができます。ビジネススクールは、リスクのない環境の早送りされた時間枠で、学生がビジネスの意思決定を行い、その結果を受け入れる方法として、ゲーミフィケーションを採用しました。「ビジネスのグローバル化が進行するにしたがって、経営教育もグローバル化していますが、VirBELAでは全世界の学生と教育者がお互いに協力して学ぶことができます。」

VirBELAでは最先端技術を使って、人々が世界各地にいる他の人とリアルタイムにやり取りできる場所を作ります。仮想キャンパスでは体験学習のシミュレーションだけでなく、国や大陸をまたいでチーム学習クラスや、リアルタイムに実施されるグループ学習プロジェクトなどが可能です。

Global Business Competitionでは各チームが、組織心理学の研修を受けたプロのファシリテーターと協力しました。ファシリテーターは各セッションの最後に、意思決定、コンフリクト管理、および異文化協力におけるチームプロセスの理解向上に役立つフィードバックを行いました。学生はすぐに、現実世界での自分のあり方や考え方を仮想世界に持ち込んでいることに気づきました。

「VirBELAが他のビジネスシミュレーションと違う点は、チームメンバーが異なる国に散らばっていることです。」と、2位チームのSuket Murarkaは述べました。「たとえば、私のチームはシンガポール、英国ロンドン、米国サンディエゴの人で構成されていましたが、私はインドのアーメダバードにいます。この状況はもうひとつの複雑さをもたらしました。シミュレーションの戦略について討議し、意思決定するためにミーティングを行うタイミングの決定です。声だけを通じてチームメンバーと知り合い、お互いにつながり、理解し合うのは初めてで、面白いプロセスでした。最初は難しかったものの、時間がたつにつれて、我々にとって自然なものになっていきました。我々は皆、地域をまたいで協力するには、物理的にそこにいる必要がないことに気づきました。」

結果:
-- 第1位、各チームメンバーに$7,000: チームGO CAR: Ankita Solanki (Indian Institute of Management-Ahmedabad)、Carine Toutet (INSEAD-Singapore)、Laimonas Staskus (London Business School)およびWang Lu (早稲田大学)。
-- 第2位、各チームメンバーに$3,000: チームEverest、Brady Chung (米国サンディエゴのRady School of Management)、Jaime Hung, (INSEAD-Singapore)、Stephanie Voigt (London Business School)、Suket Murarka, IIM-Ahmedabad。
-- 第3位、各チームメンバーに$1,500: チームSawari、Kenji Watanabe (早稲田大学)、Arda Varilsuha (UCSD Rady)、Jubin Goyal (インドのIIM-Ranchi)、Linda Lee (INSEAD-Singapore)。

カリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of Managementについて

カリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of Managementは、ビジネス、科学、技術が融合したビジネススクールです。MBA課程では、学生に、非凡さを追究し、新しいアイデアを生み出し、既存のビジネスを考案し直し、新会社を設立するにあたって、ビジョンを持つことを奨励しています。Rady Schoolについて詳しくは www.rady.ucsd.edu をご覧ください。

GMACおよびGMAC MET Fundについて

The Graduate Management Admission Council ( http://gmac.com )は、世界各国の著名な経営大学院による非営利教育団体で、6,000弱の大学院経営学過程で使われているGraduate Management Admission Test (GMATテスト)のオーナーです。GMACについて詳しくは、 http://newscenter.gmac.com/ をご覧ください。

Rembisz & Associatesについて詳しくは、 http://rembisz.com をご覧ください。

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