アムステルダム, 2018年12月12日 - (Media OutReach) - シームレス決済のグローバルリーダーであるIngenico Groupは、このたび初めて、ロシアの国際決済において国内処理およびクロスボーダー決済を提供し、海外のオンライン小売業者がロシアで事業展開する方法を変革しています。
ロシアは、世界有数のダイナミックな電子商取引市場です。同取引による売上高は、昨年、280億ユーロを超え、国内でインターネットを利用する消費者の3分の2が国境を越えたクロスボーダー取引を行い、収益は年に17%増加すると推定されます。
しかしながら、現地法人を持たない海外の小売業者にとって、ロシアは厳しい市場となっています。決済は通常、クロスボーダー取引としてロシア国外の加盟店銀行で処理されるため、承認率に重大な影響を及ぼします。現地法人を有する海外の小売業者であっても、付加価値税(VAT)や本国送金に関して深刻な問題に直面しています。
Ingenicoでは、欧州最大のアクワイアラーであるSberbankをはじめとする、ロシア有数の加盟店銀行と提携することにより、ロシアで発行されたカードの大部分の決済を「オンアス(on-us)」取引で処理することができます。これにより、承認率が向上し、業績が改善し、結果についてのより深い知見を得ることができます。この独自のソリューションにより、小売業者は、国際的に価値が変動する通貨の両替につきもののリスクを伴わずに、ロシアルーブルを両替し、選択した通貨建てで送金することも可能になります。
Ingenico Groupグローバル・オンライン(リテールBU)担当シニア・バイス・プレジデントのGabriel de Montessus は、「海外の小売業者は、従来、複雑かつ多額の費用がかかる承認および法的手続きを踏まなければアクセスできなかったロシアの消費者にリーチすることができるようになりました。」と説明します。「当社の加盟店は、ロシア大手の加盟店銀行による透明かつダイレクトな処理によって、より高い承認率を得られ、不正リスクを軽減するでしょう。」
重要なのは、Ingenicoが国際的な決済サービスプロバイダ(PSP)として初めてMIRカードを処理することです。MIRカードは2015年の導入以来、4,900万枚以上発行されていることから、ロシア国内のカード制度に対応することは必要不可欠です。
現在、Ingenicoと提携する小売業者は、Visa、Mastercard、MIRカードでの支払いを受け付けるために現地法人を設立する必要がなく、さらに個人情報は現地の規制に従って保管されることが保証されます。
De Montessusは次のように付け加えます。「ロシアで商品を販売するあらゆる小売業者は、すべての個人情報を現地のデータセンターに保管することを義務付ける、現地のデータ規制を遵守しなければなりません。当社は、急速に変化する環境を注意深く監視し、支払いがスムーズかつ安全に行われ、小売業者が売上を伸ばしつつ、規制を遵守できるようにします。」
Ingenico Group について
Ingenico Group(Euronext 市場: FR0000125346 - ING)は、店舗、オンライン、モバイル等の全てのチャンネル における商取引を強化する、スマートで、信頼性の高い安全なソリューションを提供するシームレス決済のグローバルリーダーです。当社は、その世界最大の決済引受ネットワークを駆使して、地域及び国内外の規模での安全な決済ソリューションを提供しています。当社は、小規模の小売店から世界の名だたるグローバルブランドに至るまで、金融機関や小売店の世界規模でのパートナーとして信頼を構築してきました。当社のソリューションにより、小売店の決済を円滑にし、小売店のブランドとしての約束を顧客に提供することが可能になります。www.ingenico.com twitter.com/ingenico
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