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2014年01月06日 14時14分

昭和電工、2014年社長年頭挨拶要旨

昭和電工の代表取締役社長である市川秀夫は本日、2014年社長年頭挨拶を行いました。
Tokyo, 2014年1月6日 13時25分 - (JCN Newswire) - 昭和電工の代表取締役社長である市川秀夫は本日、2014年社長年頭挨拶を行いました。要旨は以下のとおりです。

2014年は景気回復が期待される一方で、消費税増税後の需要の停滞、中国をはじめとする新興国の成長鈍化など経営環境は決して楽観視できません。グローバル市場における競争激化、国内市場の縮小と質的変化が同時に進む中、当社グループはすべての事業において市場の構造変化を的確に捉え、それを先取りすべく自らのビジネスモデルを変革できなければ、再び成長の軌道に回帰することはできません。

本年から中期経営計画「ペガサス」の後半となるフェーズII(2014/2015年)を始動します。絶え間なく起きる環境変化を素早く察知し、将来に向けた新たな成長の機会を獲得すべく、事業強化策を継続して実施します。

当社の力を結集し、持続的な成長につなげる

フェーズII期間中においても、HD(ハードディスク)とGE(黒鉛電極)の両事業を「基盤(成長)」事業と位置付けますが、2つのペガサスの両翼事業ともに、市場環境の変化に伴う調整期にあり、この2年間は将来の成長に向けた生産体制の整備と事業基盤の強化を確実に進める期間と位置づけます。

一方で、半導体高純度ガス、機能性化学品、高純度アルミ箔、アルミニウム缶の4事業を「成長」事業と位置付け、強化を図ります。「成長」事業は、今後成長が大きく期待されるASEANなどアジアマーケットでの事業機会を確実に獲得するため、必要な経営資源を投入し、事業規模と収益の両面での拡大を図ります。

石油化学や基礎化学品、産業ガス、レアアースなどの「基盤(安定)」事業については、製品・技術の開発・高度化や設備更新などの競争力強化を通じた収益性の向上と、徹底したコストダウン施策を実行します。また安全・安定操業は、当社グループが持続的に成長するための前提です。いずれの事業群においても、安全・安定操業を全てに優先させて事業運営を進めることは申しあげるまでもありません。

「新規(育成)」事業は成果を早期に「具体化。」することが求められます。パワー半導体SiC、燃料電池触媒、LIB電池材料などの新規事業テーマに加えて、既存事業の周辺領域でのテーマを発掘し、経営資源を重点配分します。

フェーズII初年度の2014年は非常に重要な年です。過去を反省することは大切ですが、そこで立ち止まっていてはなりません。当社グループに働く一人ひとりの力を結集し、困難な状況にも果敢に立ち向かい、自らがなすべきこと、出来ることを真剣に考え、現状を着実に打破することで、当社グループの成長を「具体化。」させましょう。

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概要: 昭和電工株式会社

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