AEROPRES

2014年01月15日 10時47分

エコマリンパワー"EnergySail"がラボテストに合格

エコマリンパワー株式会社は本日、"EnergySail"として知られる革新的硬帆が、大阪にあるアクエリアス・イノベーション・ラボで実施されたさまざまな機能テストに合格したことを発表しました。
Fukuoka, 2014年1月15日 10時00分 - (JCN Newswire) - エコマリンパワー株式会社は本日、"EnergySail"として知られる革新的硬帆が、大阪にあるアクエリアス・イノベーション・ラボで実施されたさまざまな機能テストに合格したことを発表しました。

EnergySailはエコマリンパワー社がデザインしたユニークな船舶用再生可能エネルギー・プラットフォームで、船が風と太陽のエネルギーを利用することを可能にします。単独での使用のほか、最大8帆のEnergySailから構成される複合帆の一部としてなど、さまざまな使用が可能です。

ラボテストでは、特許出願中のEnergySailのデザインに組み込まれた、強い突風からセイルを保護する装置など、数々のユニークな機能が評価されました。また、セイル操作の全自動化に用いられる制御アルゴリズムについても、大阪に拠点を置く株式会社ケーイーアイシステム(KEIシステム)とエコマリンパワー社が現在共同開発を進めているコンピュータ制御システムを使って確認されました。

これらのラボテストが完了したことは、EnergySail開発プロジェクトにとって重要なマイルストーンとなり、海上公試運転の終了後、商業生産への道を開くものです。また、EnergySailを配置し、旅客フェリー、クルーズ客船、バラ積船、石油タンカーなど船舶の燃料を節約するアクエリアスMREシステムの商業展開も可能となります。

「当社では、EnergySail及び関連装置に関して、適切なデザインを選択したことが確認されたテスト結果に非常に喜んでいます。また多くの海運会社から非常にポジティブなフィードバックを頂き、当社で開発中の技術に関して、世界中の企業や組織から大きな関心を寄せていただいていることに、励まされています。」と、エコマリンパワー社のディレクターであるグレッグ・アトキンソンは述べています。

次の大きな段階となるのは、2014年に予定されているEnergySailプロジェクトの海上公試運転です。既に、試運転に用いられる設計作業は開始しており、この試運転の期間における協力について、主要海運会社と極秘に話し合いを進めています。

"EnergySail"のラボテストは日本舶用工業会の支援を受けて実施されました。

EnergySailに関するさらに詳しい内容につきましては、 www.ecomarinepower.com/energysail をご参照ください。

エコマリンパワー社について

エコマリンパワー株式会社(EMP)は、日本は福岡に拠点とした国際性に焦点を当てた技術系企業で、旅客フェリー、調査船、石油タンカーや貨物船などの船舶用燃料節約や排出削減装置を設計しています。また、最新のグリーンエネルギー技術を取り入れたエコシップコンセプトの開発もしており、現在アクエリアスエコシップやめだかエコ通勤フェリーを含む、数々のデザインプロジェクトに取り組んでいます。エコマリンパワーに関するさらに詳しい内容につきましては、 www.ecomarinepower.com をご参照ください。

報道関係者からのお問い合わせ
グレッグ・アトキンソン (エコマリンパワー社)
電話: +81-92-287-9677
E-mail: greg.atkinson@ecomarinepower.com

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