AEROPRES

2014年02月02日 14時18分

中国での自動車事故防止コンサルティング業務を本年4月から開始します 。~日本の道路交通安全文化をアジアに輸出~

株式会社RTSジャパン(本社:東京都台東区、以下「RTSジャパン」、代表取締役:松澤 淳)は、物流業界向けのシステム開発等で日系企業との取引経験が豊富な大連ニューランドシステム株式会社(本社:中国遼寧省大連市、以下「大連ニューランド社」、代表取締役:劉 勁柏)と提携し、4月1日から「中国での自動車事故防止コンサルティング業務」(以下「本サービス」)の提供を開始します。
1.背景
 世界では道路交通事故により、毎年約130万人の命が奪われ、負傷者の数は5,000万人にまで達しています。2010年3月に国連総会で決議された「国連道路交通安全10か年行動計画」は、こうした状況のもと、今後10年間の交通事故死者数を半減させていくことを目標としています。
 特に中国をはじめアジア諸国では、モータリゼーションの急激な進展もあり交通事故死者数の拡大が懸念されることから、日本をはじめとした安全先進国には成功事例等を含めた具体的な対応策の情報提供や技術的・財政的な援助が求められています。
 RTSジャパンでは、このような「国連道路交通安全10か年行動計画」の趣旨に賛同し、大連ニューランド社と提携し、まず中国において本サービスの提供を開始することにしました。

2.本サービスの概要
本サービスでは、主として以下のメニューを提供します。
中国所在のお客様は、提携先の大連ニューランド社との契約になります。

(1)事故分析サービス
 自動車事故報告書をもとに、当該企業で多く見られる事故の類型、多発場所やドライバー層などを分析します。
(2)日本人向け経営者セミナー(使用言語:日本語)
 日本人経営者・管理者向けに、日本の運輸安全マネジメントをベースに、中国の法制度や文化を踏まえて、自動車事故防止活動のすすめ方を説明します。
(3)中国人管理者向け講習会(使用言語:中国語)
 中国人管理者向けに、自動車事故防止の必要性、管理者の役割や自動車事故防止活動の進め方を説明したうえで、ドライバー教育のポイントを説明します。
(4)個別企業向けコンサルティング
 中国所在企業に対して、当該企業の事故実態を踏まえて、1年間にわたり事故防止コンサルティングを行うものです。

3.受注目標
2年後に、クライアント数60社、年間4000万円以上の受注を目指します。

4.今後の展開
 RTSジャパンは、今回の中国に続き、タイ、ベトナムやマレーシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)各国でも、自動車事故防止コンサルティング業務の展開を計画しています。こうした活動を通じて、安全先進国としての日本の役割を果たしていきます。

≪本サービスについてのお問い合わせ先≫
株式会社RTSジャパン 松澤
〒110-0005 東京都台東区上野2-12-18  TEL : 03-4577-6717