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終末期患者は、身体的、精神的な苦しみだけでなく、「なぜ自分は死んでいかなければならないのだろうか？」「死んだらどうなってしまうのか？」というような言いようのない“魂の痛み”を抱えています。そして、その痛みに対するケアはスピリチュアルケアと呼ばれています。当財団理事長である坂本が研究開発した「哲学的スピリチュアル・ケア」とは、このケアを古代ギリシャにおける哲学を現代に合うように応用して、宗教に依存せず行おうというものです。

現代社会においては、終末期患者、自殺願望者、ＰＴＳＤ患者などの“魂の痛み”をケアでき、かつ、だれにでも適用できるケアが求められています。対象範囲の広いケアが求められています。特に我が国では、東日本大震災後のＰＴＳＤ患者、自殺願望者の増加などで、スピリチュアル・ケアの必要性は強く認識されるようになってきています。

これに応えるべく、日本人に合った宗教によらない「哲学的スピリチュアル・ケア」を解説した書籍『哲学的スピリチュアル・ケア入門』（著者 坂本堯 当財団理事長）を２０１２年６月１１日に発売しました。

『哲学的スピリチュアル・ケア入門』 （著者 坂本堯 当財団理事長）

第１章 北朝鮮で死神から逃れて医哲学の道へ　
第２章 日本医学の盲点は哲学の欠如
第３章 真の哲学ソフィアを愛して　
第４章 スピリチュアル・ケアの故郷
第５章 医学崩壊と哲学的スピリチュアル・ケア
第６章 迷いから覚めましょう
第７章　　無情な現代精神医療に愛の精神を吹き込みましょう

■著者略歴
昭和２年（１９２７年）兵庫県出身。上智大学文学部哲学科卒。上智大学大学院哲学修士課程修了。西ドイツ・サンクトゲオルゲン神学大学及びケルン国立大学哲学部卒。ケルン国立大学哲学部卒。Ph.D博士号を取得。現在、聖マリアンナ医科大学名誉教授、財団法人尚徳学園　理事長

■上記の書籍をお求めの方は下記のアドレスから購入出来ます。

http://www.amazon.co.jp/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%85%A5%E9%96%80-%E5%9D%82%E6%9C%AC-%E5%A0%AF/dp/4844371843/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1338776065&sr=8-1

■著者”坂本　堯”の書籍紹介
　動画をご覧になりたい方は下記のアドレスからご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=w_YHIK8RMBE&feature=plcp


■本件に関するお問い合わせ先
　財団法人尚徳学園 （http://shotoku-gakuen.org）
　担当者：事務局長 橋詰建
　MAIL：shotoku@plum.ocn.ne.jp　
　TEL&FAX：03-3729-3849 （連絡可能時間帯：10:00～19:00）

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