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2014年07月15日 15時31分

昭和電工、高機能光触媒「ルミレッシュ(R)」が太陽工業の膜材に採用

昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の連結子会社昭和電工セラミックス株式会社(長野県塩尻市 社長:牧 昌和)が富山工場(富山県富山市)にて開発した高機能光触媒「ルミレッシュ(R)」が、テント構造物のトップメーカーである太陽工業株式会社(会長兼社長:能村光太郎)が販売する新たなテント膜材に採用されました。
Tokyo, 2014年7月15日 13時35分 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の連結子会社昭和電工セラミックス株式会社(長野県塩尻市 社長:牧 昌和)が富山工場(富山県富山市)にて開発した高機能光触媒「ルミレッシュ(R)」が、テント構造物のトップメーカーである太陽工業株式会社(会長兼社長:能村光太郎)が販売する新たなテント膜材に採用されました。今回ルミレッシュ(R)の採用が決定したのは、抗菌・抗ウイルス機能をもつ屋内用膜材「ヒカリプロテクスタイル」で、2015 年1月の販売が予定されています。

ルミレッシュ(R)は、2007 年~2012 年に独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施した「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」の成果として、昭和電工セラミックスが開発した可視光応答型光触媒です。2012 年に実用化の目途が立ち、量産化の検討を進めていましたが、今回、初めて製品として採用されました。従来の光触媒は、太陽光に多く含まれる紫外光により効果を発揮しましたが、ルミレッシュ(R)は屋内の蛍光灯などの弱いエネルギー光でも菌やウイルスを不活化させることが確認されています*。

可視光応答型光触媒の量産化により、光触媒の用途は従来の外装のみならず、病院・学校などの公共施設や生活空間などの内装からさらには環境清浄化システムへと拡大し、関連市場は約2 兆8,000 億円の規模になると試算されています。

特にルミレッシュ(R)の高い抗ウイルス性能は、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染リスクを低減する技術として期待が持たれています。当社グループは光触媒のさらなる性能向上に努め、人々の健康で、安心・安全な生活に貢献してまいります。

* 光触媒が反応すると、ウイルスの表層タンパク質が損傷し感染能力を失います。プロジェクトによる実証実験では、光が当たらない暗所でも1 時間で99.99%、可視光(白色蛍光灯)のもとでは99.99999%以上のウイルスが不活化しました。菌についても暗所で抗菌効果を発揮し、可視光ではその効果が大きく促進されました。

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概要: 昭和電工株式会社

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