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2014年08月14日 11時20分

駐車場の空車状況が一目瞭然!-駐車場利用状況通知システム『空きナビ』の実証実験を開始

M2Mテクノロジーズ株式会社は、高齢者の見守りサービスで培った技術を基に、ボタン通報器とクラウドシステムを活用した駐車場利用状況通知システム『空きナビ』の実証実験を和歌山県白浜町で8月9日より開始いたしました。
M2Mテクノロジーズ株式会社(本社:和歌山市黒田、代表取締役:竹迫 一郎、以下M2Mテクノロジーズ)は、ボタン通報器とクラウドシステムを活用した駐車場利用状況通知システム『空きナビ』の実証実験を和歌山県白浜町で8月9日より開始いたしました。
本実証実験は、日本有数の観光地である白浜町で、夏休みの繁忙期に発生する渋滞緩和や交通事故への対策導入検討の一環として取り組まれます。
M2Mテクノロジーズでは、発足当時から培われた高齢者見守りシステムの経験と、デジタル簡易無線(以下DCR)を利用した安価な長距離無線通信プラットフォーム技術を応用し、駐車場の利用状況を管理・発信するシステムの開発・導入を進めて参りました。
今回実験するシステムは、「空車」「残少」「満車」「営業時間外」など最新の利用状況を、WEBサイト上に反映する運用を実現しました。情報は、文字で表示されるだけでなく、地図上に駐車場の位置にピンを置き、色分けにより、ひと目でリアルタイムな利用状況が判別できるようになっております。
駐車場の運用者は、PCやスマホでの操作は不要で、ボタン通報機の3種のボタンを押すだけの簡単な操作で、「空車」「残少」「満車」の状況更新が可能です。「営業時間外」は、駐車場毎に登録された営業時間に合わせて、自動で変更されます。通信手段については、当社独自のDCRによるデータ通信を利用すれば、各駐車場でのインターネットの接続は不要です。また、データ通信量が非常に少ないため、格安携帯3G通信網の利用も可能です。このため、システム化の難しい小規模経営や、期間限定駐車場、イベント会場などの駐車場においても、利用可能です。
白浜町では、夏の海水浴シーズンや花火大会時などのイベント時には、駐車場へと向かう車で幹線道路が大渋滞となります。しかし、一筋入った裏手の駐車場は空いている場合があり、こうした駐車場への誘導方法が課題となっていました。本システムの導入により、観光客の流動性を高め、町全体の経済効果上昇が期待されています。
M2Mテクノロジーズでは、本実証実験と併行して、入退場の比率が高い駐車場の安全対策と管理業務の省力化の提案を強化し、平成26年度中の商品化を目指します。

【実験開始】 2014年8月9日
【主な特長】
(1) 駐車場管理者は、PCやスマホの操作を知らずとも
右図のボタンを押すだけの簡単な操作で、クラウド
システムに利用状況を送信できます。
(2) 各駐車所に設置する機器は、お弁当箱程度の通信端末1台と
手のひらサイズのボタン通信機1台の計2台だけです。
デジタル簡易無線により、基地局と通信する仕組みなので、
インターネットの接続回線は、最低限基地局にあれば、
クラウドシステムへの送信が可能です。
(3) スマートフォンなどからサービス利用者自身で最新利用状況、
営業時間等がわかるため、不要な渋滞緩和が期待できます。
※あらかじめホームページアドレスの周知が必要です。
※地域状況に合わせた宣伝広告もサポートしております。
(4) 利用状況、営業時間などの表示だけでなく、駐車所の写真や、
駐車台数、利用料金、シャワー、コインロッカー等の併設設備も記載可能です。


■本ニュースリリースの詳細
http://www.m2mtech.jp/company/news/shirahamaparking20140813.html

■お問合せはこちら
M2Mテクノロジーズ株式会社
所在地:和歌山県和歌山市黒田1-1-19 阪和第1ビル4階
電話番号:073-499-6422(平日10:00~18:00)
担当:営業本部 神前(コウザキ)