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2014年08月21日 13時54分

Linux Foundation、新しいLinux認定プログラムを発表

LINUXCON & CLOUDOPEN -- Linuxの成長と共同開発の推進に注力する非営利団体のLinux Foundationは、早期キャリアおよびエンジニアレベルのシステム管理者向けの新しいLinux Foundation認定プログラムを、本日発表します。
CHICAGO, IL, 2014年8月21日 12時10分 - (JCN Newswire) - LINUXCON & CLOUDOPEN -- Linuxの成長と共同開発の推進に注力する非営利団体のLinux Foundationは、早期キャリアおよびエンジニアレベルのシステム管理者向けの新しいLinux Foundation認定プログラムを、本日発表します。

新しいプログラムを記念して、Linux Foundationでは、本日、LinuxConおよびCloudOpenの参加者1,000人弱に無料試験を提供します。また、さらに500人の方がスタート記念特別料金の$50で利用できます。通常の受験料は$300です。

Linux Foundation認定プログラムでは、Linux研修オファリングを増加し、今年初めに発表した無料の『Introduction to Linux』MOOC (Massive Open Online Course)と併せて、世界のLinux専門家の人材プールの拡大を支援します。経験あるLinux専門家の需要は伸び続けており、今年のLinux Jobs Reportでも、経営者がLinux技術者の雇用を優先し、この技能に高い賃金を払っていることが示されています。Linuxが現在のグローバル技術インフラを動かしていることから、全世界の企業はLinux専門家をさらに求めていますが、多くの採用担当者はLinux関連の人材を見つけるのは難しいと述べています。[1]

新しい認定プログラム試験と、Linux Foundation認定システム管理者(LFCS)およびLinux Foundation認定エンジニア(LFCE)の指定では、いつでもどこでもオンラインで利用可能な画期的なパフォーマンスベースの試験を通じて、ユーザーが技術的なコンピテンシーを持っていることを示します。

Linux Foundation認定の主な特徴は次のとおりです。

-- 事実上世界のどこでもいつでも利用可能:Linux Foundationは、ウェブブラウザ、マイク、インターネット接続およびウェブカメラを使って、世界のどこからでも学生のデスクトップなどで受験できるセキュアでパフォーマンスベースの試験を設計しました。何年もにわたる設計開発を完了したこの最先端試験では、今までテストセンターに行けなかった人々にも、登録の翌日には受験を可能にします。

-- パフォーマンスベースの試験:受験者は、論理問題や選択肢問題ではなく、コマンドラインで発生する実際の問題を解決する能力を試されます。この新しい認定は、技術業界のコンセンサスの内容を反映し、受験者が現実世界の環境で制限時間内に必要なスキルを発揮できるかどうかを重視しています。Linux Foundation認定試験は、この重要な要件に対応するように設計されています。

-- 流通対応:Linuxエコシステムは選択肢で定義されますので、受験者は3つのLinuxディストリビューション(CentOS、openSUSEまたはUbuntu)のひとつを選ぶことができます。これにより雇用主は、彼らのビジネスでもっとも重要なディストリビューションと技術のコンピテンシーで実績のある専門家を、採用することができます。Linux Foundationの試験では、今日の認定市場であまり扱われていないディストリビューションのオプションも提供していく予定です。また、異種Linux環境にある企業向けに、ディストリビューションの柔軟性と知識を示すことにより、ひとつのディストリビューションに特化している既存認定プログラムも増やしていきます。

これらのユニークな機能は、もっとも関連性の高い最新Linuxスキルを持つ人なら誰でも、プログラムを利用して、どんなディストリビューションでも認定を受けられるように、設計されています。Linux Foundation認定所持者は、最新の専門家研修を通じて、常に最新のダイナミックなLinux環境に対応していくというコミットメントを示すことで、市場で差別化することができます。

Linux Foundation認定プログラムと試験は、業界エキスパートで構成される委員会からの情報や、今日のLinux専門家に何のスキルが必要かという深い分析を元に作られました。Linux Foundation認定取得者であることは最高の技術者であることを意味し、彼らは平均よりはるかに高い深い技術ノウハウを持っていることを業務で実証していくでしょう。Linux Foundationの認定はさまざまな分野で評価され、認定を持つ人材が求められるでしょう。

「我々のミッションは、業界で現在発生しているLinuxの需要に対応することです。人材はひとつの地域やディストリビューションにだけ存在するものではありませんので、我々は全世界のユーザーが研修プログラムとLinux認定を容易に利用できるようにしていきます。」と、Linux Foundation事務局長のJim Zemlinは述べました。「我々の新しい認定プログラムにより、雇用主は採用時にLinux技術者を容易に探し出し、最高の人材を登用することができます。全世界のLinux専門家は、このような認定を通じて彼らのスキルを誇示したいと思っていると、我々は考えています。この認定は我々の業界全体で、品質を示す手段となるでしょう。」

LFCSおよびLFCE試験の料金は各$300で、どこでもいつでも受けることができます。認定保持者は、試験に合格したことを表すグラフィックマークを受け取り、履歴書、LinkedInプロファイル、ウェブサイトなどに提示することができます。Linux Foundationはまた、LinuxConやCloudOpenなど全世界のコンファレンスやLinux.comなどで、合格者の求職を支援する計画をしています。

試験の詳しい情報とサインアップは http://training.linuxfoundation.org/certification をご覧ください。特別割引とプロモーションは http://www.twitter.com/lf_training をご覧ください。

推薦コメント

Canonical/Ubuntu
「Linux専門家は、彼らの持つノウハウを実証する方法を必要としており、Linux Foundationの認定プログラムはその方法を新たに提供します。」 と、Ubuntu創設者のMark Shuttleworthは述べました。「現在はLinuxの人材需要が大きく伸びており、Linuxのサポート資格を持つ求職者のプールを拡大する方法が必要とされていますので、今のタイミングは完璧です。」

デル
「パフォーマンスベースで容易に利用可能なLinux認定は、Linux資格を持つ専門家を増やす鍵となるでしょう。」と、デル社シニア・ディスティングイッシュド・エンジニアのMark Cathcartは述べました。「Linux Foundationがこの市場ニーズに対応する手法はスマートで配慮あるものであり、提供能力の実績もあります。」

Dice
「認定により雇用主は、その専門家が時間と努力を投資する意志があり、仕事に情熱を持っていると確信することができます。」と、Dice社長のShravan Goliは述べました。「パフォーマンスとアクセシビリティを重視したこの新しいプログラムは、Linux学習法の進化や、Linux専門家の人材プールの構築に役立つでしょう。」

HP
「Linux専門家がどこでもノウハウを実証できるような、真にグローバルなLinux認可プログラムにはニーズがあります。 」と、HP社クラウドコンピューティングおよびオープンソース副顧問でVPのEileen Evansは述べました。「Linux Foundation認定プログラムは、このニーズへの対応を約束しており、我々はLinux資格を持つ専門家が市場で増加し、そのメリットを享受することを楽しみにしています。」

ファーウェイ
「新しいLinux Foundation認定プログラムは非常に革新的です。パフォーマンスとアクセシビリティに配慮したこのプログラムは、Linuxをサポートしているスキルの高い多くの専門家に、非常に良い影響を与えるでしょう。」と、ファーウェイ社オープンソフトウェアおよびシステム主任アーキテクトのPeixin Houは述べました。

Linux Foundationについて

詳しい情報は www.linuxfoundation.org をご覧ください。

[1] Linux Jobs Report 2014: http://bit.ly/1dyAiMY

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Jennifer@linuxfoundation.org
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The Linux Foundation
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