AEROPRES

2014年09月24日 09時30分

臨場感HMDで利用したい分野は、「観光体験」、「宇宙体験」、「飛行体験」がベスト3 !

臨場感HMDで利用したい分野は、「観光体験」、「宇宙体験」、「飛行体験」がベスト3。最新のHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)が発表される中、2,200人を対象に、アンケート調査を実施したところ、こんな調査結果が出た。この調査は、調査会社のAQU先端テクノロジー総研が実施しまとめた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

臨場感HMDで利用したい分野は「観光体験」、「宇宙体験」、「飛行体験」がベスト3 !
新コンテンツ革命の到来、ソーシャルメディアと臨場感HMDの融合に可能性 !
臨場感HMDの新用途、新需要に関する調査まとまる ! 先端テクノロジー総研

http://www.aqu.com/new-hmd-need/
http://www.aqu.com/aqu-news/2014-9-24.pdf      ニュースリリース
http://www.aqu.com/new-hmd-need/sample-1.pdf      内容サンプル

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●臨場感HMDで利用したい分野は、「観光体験」、「宇宙体験」、「飛行体験」がベスト3。最新のHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)が発表される中、2,200人を対象に、アンケート調査を実施したところ、こんな調査結果が出た。
●この調査は、調査会社のAQU先端テクノロジー総研(代表、子安克昌)が、インターネットを利用して、2,200人の協力を得て、9月15~18日に実施し、調査報告書『臨場感HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の新用途、新需要動向に関する調査』として、まとめたもの。
●ソーシャルメディアのフェイスブック社がHMDのベンチャー、Oculus VRを20億ドルで買収したが、その後、Oculus Rift の開発キットが販売されており、国内でも関心度が急速に高まっている。また360度カメラの販売など関連製品にも好影響を与えている。調査では、フェイスブックの利用者、ミクシィの利用者、パソコン利用者、スマホ利用者、おたく(オタク)、Oculus Rift 利用体験者ごとに、調査分析しており、ソーシャルメディアと臨場感HMDの相性のよさ、融合の可能性が確認できたとしている。


【調査結果より】

●臨場感HMD、アプリ、サービスについて

臨場感のある映像(CG映像や、ビデオ映像など)が見られる、没入型ヘッドマウントティスプレイ(HMD)を使って、利用してみたい用途について質問した。その結果、「観光案内」が55.0%と最も多く、続いて、「宇宙体験」50.6%、「飛行体験」44.1%となっている。
「観光案内」は旅行会社での旅行商品の説明、観光地、遺跡等での説明等に有用とみられる。「宇宙体験」、「飛行体験」はふだん経験できない世界であり、関心の高さが伺える。
続いて、「ゲーム」、「ライブ中継」、「秘境体験」、「精神安定・いやし」などへの関心が高かった。ゲーム以外に、着想しだいで、さまざまな用途が開発できるといえる。

●臨場感HMD、および関連の最先端製品などに対する関心度

HMD、および関連の最先端製品などに対する関心の高さについても質問したところ、「大いに関心あり」は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ) 8.1%、メガネ型ウェアラブルコンピュータ8.0%、人工知能ロボット8.0%が多く、続いて時計型ウェアラブルコンピュータ6.5%、遠隔操作、分身ロボットであった。また、「大いに関心あり」「関心あり」を合わせてみると、人工知能ロボット30.6%、メガネ型ウェアラブルコンピュータ28.1%が多く、続いて、遠隔操作・分身ロボット26.7%、HMD24.9%と続いている。全体的には、それほど大きな違いはないものの、3人に1人の割合で、人工知能ロボットに関心があり、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)には、4人に1人が関心を持っていることが分かった。

●なお、同調査では、「臨場感HMD、および関連の最先端製品などに対する関心度」、「関心のあるHMD関連の企業」、「仮想商品サービス、臨場感HMDサービス、臨場感アプリなどへの期待、需要度」、「臨場感HMD、アプリ、サービス」、「仮想商品サービスへの期待、需要」について、調査分析している。
●アンケート調査では、回答者のコメントから、臨場感HMDは、まさに『コンテンツ革命』を引き起こすという予感が感じられている。従来のバーチャルリアリティ(VR、仮想現実)を超えて、バーチャルリアリティ(VR)が新時代に入ろうとしている、ともいえる。
●以下、参考までにコメントのいくつかを紹介する。


●臨場感HMDの回答者コメント

従来のゲームの世界をより深く、体感できるとともに、教育、医療、観光、映画、コミュニケーションなど、幅広い世界に浸透する可能性を感じさせる。

臨場感HMDの世界の用途としては、まず、ゲームやスリルを味わう世界がある。「ゲームの主人公等になり、ゲーム内に入っていける。」 (男性、50才)、「ジェットコースターとかスカイダイビングの模擬体験をしたい。」 (女性、21才)、「スポーツの試合をスタジアムにいる感覚で自宅で見たい。」 (男性、43才)、「ライブに行くことがあるのでライブに参加した一体感が味わえると楽しいと思う。」 (女性、59才)、「ライブ、コンサートなどをオンデマンドで楽しめると良い。」 (男性、37才) といった意見が出ている。

健常者だけでなく、不自由な人たちにも有用だ。「体の不自由な人が古代遺跡に行ったり、欲しいものを買いに出かけたりできると、生活の幅が広がって前向きな気分になれると思う。映画のワンシーンのような世界で主人公になりきってみたい。」 (女性、25才)。また教育、社会体験、医療活動などにも可能性がある。「教育などの場で、臨場感を実体験できるようなことは素晴らしいと思う。」 (男性、66才)、「様々な外の場所で、現地の過去の建物や災害が体験でき、教育に生かせればよいと思う。」 (女性、22才)、「神経科治療、リハビリなどの医療や健康づくりに、役立たせられればよいと思う。」 (男性、68才)などである。

いっぽう、近未来のビジネスシーンを感じさせる一例としては、「遠方にある店舗の中古車の状態を360°確認したり、実際に運転しているような感じを受け取れるようになればよい。」 (男性、49才) 、「これから行く旅行先、特に宿泊先の映像を見て雰囲気や、ロケーションを確かめるのに利用したい。」 (女性、60才)というものもある。そのほか、「ロボット等との連携により、健康・知育に役立てられれば良いと思う。」 (男性、45才)、「精神的な病気の治療に役立てると良いと思う。」 (女性、45才)といった意見もある。

この臨場感HMDのもたらすインパクトは、はかり知れないものがあると考えられるが、「過去の映像を振り返り、今後に活かす材料として、もう一度思い出したいときに試してみたい。」 (男性、22才) 、「過去の映像、現実の映像、ライフログなどの映像を融合させた体験ができるとよい。」 (男性、42才)、「過去・現実・未来の融合。」 (男性、63才)、「過去の世界へ行って思い出のシーンを体験してみたい。」 (女性、55才)、というように、ライフログと深く関係している点に注目したい。また高齢化社会のことを考えると、過去映像、ライフログ映像のニーズはコンテンツ開発の深度によっては、大きいものがあるといえるだろう。

臨場感HMDをベースとした、ゲームの世界、ロボット連携、遠隔コミュニケーション、ライブ中継、過去の思い出体験など、実に多くの分野で、未来ビジネスの可能性があると実感される。実際、「今までにない未知との遭遇を体感したいです。」 (男性、26才) というように、わくわく感のある意見が多い。

※調査結果詳細は、同社の調査報告書「臨場感HMDサービス、臨場感アプリの開発動向と市場予測に関する調査」(近日刊、予定)に反映される予定となっています。なお、新用途、新需要動向に関する調査レポートのみの販売も受け付けております。(期間限定)

http://www.aqu.com/new-hmd-need/

※お問い合わせ連絡先
******************************************************************
株式会社AQU先端テクノロジー総研
http://www.aqu.com/  
〒260-0027千葉市中央区新田町36-15  
千葉テックビル6F  FLPC
TEL 043-204-1258        
FAX 043-204-1316
子安、那須
info@aqu.com
******************************************************************