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2015年02月12日 16時30分

昭和電工、熱硬化性成形材料事業 中国第二生産拠点設立を決定

昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、熱硬化性成形材料(Bulk Molding Compound)事業の強化を図るため、台湾の合成樹脂材料メーカーである長興材料工業股●有限公司との合弁により、中国広東省珠海市に当社グループとして中国で2番目となる生産拠点を新設することを決定しました。
Tokyo, 2015年2月12日 15時35分 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、熱硬化性成形材料(Bulk Molding Compound 以下、BMC)事業の強化を図るため、台湾の合成樹脂材料メーカーである長興材料工業股●有限公司との合弁により、中国広東省珠海市に当社グループとして中国で2番目となる生産拠点を新設することを決定しました。

BMCは、不飽和ポリエステル樹脂を主成分に、ガラス繊維などを混練した熱硬化性成形樹脂のことで、自動車向けランプリフレクターやエンジンカバー、家電・精密部品の封止材などの用途で使用されます。また最近では電気自動車、ハイブリッド車向けのモーター封止材としての用途での拡大が見込まれます。BMCの成形時には耐熱性、耐水性、電気特性のほか、高い寸法精度が求められますが、当社グループはBMCの製造販売にとどまらず、お客様のご要望にあわせたBMC成形品の設計、カスタマイズにまで強みを発揮しています。

当社グループのBMC事業は、日本、上海、タイの3か所に生産拠点を有していますが、中国におけるBMCの販売は、2007年以降年平均15%の高い伸びを示しており、上海拠点はフル操業の状況が続いています。今後さらなる拡大が予想される中国市場において、新たに生産拠点を設立することで、同地域における供給体制を強化します。

当社グループでは、現在推進中の中期経営計画”PEGASUS(ペガサス)” フェーズIIにおいて、機能性化学品事業を成長事業の一つに位置づけております。2015年までのフェーズII期間中に、アジア圏における高分子事業の展開を積極的に進め、事業拡大を推進していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sdk.co.jp/news/2015/14746.html

【BMC合弁会社の概要】
社名(仮): 昭和長興(珠海)有限公司
所在地: 中国広東省珠海市
設立: 2015年6月(予定)
操業開始: 2016年12月(予定)
事業内容: 熱硬化性成形材料(BMC:Bulk Molding Compound)の製造
資本金: 7000万人民元(日本円: 11億9000万円 *17円で計算)
株主: 昭和電工株式会社 70%、長興材料工業股●有限公司 30%
従業員: 約50人

【長興材料工業グループの概要】
社名: 長興材料工業股●有限公司
所在地: 台湾高雄市
事業内容: 合成樹脂材料、特殊化学品、電子化学材料の製造・販売
売上高: 12億4000万ドル(2012年)

【編注】●は人偏に「分」

概要: 昭和電工株式会社

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