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DUBLIN, IRELAND and BRUSSELS, BELGIUM, June 5, 2015 - (JCN Newswire) - ANNA (Association of National Numbering Agencies)は、本日ダブリンで開催された年次通常加盟機関会議で、第3四半期に発表予定の金融商品分類(CFI)への変更に関する加盟資格を、正式に更新しました。ANNAに加盟している各国付番機関は、管轄地域でのすべての新規発行証券に識別コードを発行します。これらのコードには、ISIN (International Securities Identification Number)やCFIが含まれており、商品構成や条件に関する細分化された詳細を提供します。

「CFIの更新は業界にとって非常に重要です。なぜなら、他のタイプの投資商品の運用ライフサイクル全体にグローバルに組み込まれている同じ系列のISO規格識別コードによって、デリバティブに関する新規規制上の報告義務が果たされるからです。」と、LSE GroupのSEDOLマスタファイル責任者でANNA理事のEmma Kalliomakiは述べました。彼女はまた、CFIを更新するISO作業部会の招集権者です。

CFI規格の拡張(ISO 10962)は、国際標準化機構(ISO)の証券および関連金融商品小委員会(ISO TC68/SC4)の下で召集された作業部会による改訂プロセスの成果です。各国付番機関やいくつかの業界団体などのリエゾン加盟機関の多くが、積極的に参加をしています。改訂されたCFI規格は、今年初めに参加国により満場一致で承認されました。

規格の変更には、スワップ、スポット、先物、コンプレックスオプションなどの上場デリバティブの分類の拡張や、店頭デリバティブ契約の導入などがあります。OTC契約には、マルチレッグ取引など、通常はカウンターパーティ間の随意契約で取引所で扱われていなかったために、今までCFIで対応されていなかったものがあります。クリアリングハウスを通じたいくつかのOTC契約の清算などの新しい規制義務や、創設と年月に応じた発展状況に関する規制上の報告などにより、標準識別コードや分類コードが必要になりました。

更新されたCFI規則には、従来の割り当てプロセスから大胆に離れるものもあります。現在CFIは、各国の付番機関だけが割り当て、同時にISINも割り当てています。ISINとCFIの間の統一リンクは継続されますが、この改訂によってOTC取引のカウンターパーティは、ISO 10962割当規則に基づいたCFIの自己生成を許可されます。これらの取引は上場されておらず、期間も限定されているため、多くの場合CFIが清算や報告に必要な分類を提供することが期待されます。

さらに、デリバティブの新規分類は、ISDAタクソノミーとFIXプロトコル分類体系に合せて設計されています。CFIは大きく拡張しますが、ユーザーコミュニティへの影響を最小限に止め、可能な限り既存CFIとの後方互換性を保つように気が配られています。

その結果、新たにOTC商品にユーザー割当が可能になり、今まではANNAによって実施されていたCFI登録局の役割が、廃止になります。しかし、ISINとCFIの割り当ては、今後も世界各国のANNA加盟機関によって同時に実施されます。

ANNAについて

1992年に22の創立付番機関によって設立されたANNAは、各国の付番機関で構成される会員制団体で、保管所、取引所、各国政府、各国の中央データベンダなどの金融インフラ団体により運営されています。ANNAはまた、国際標準化機構(ISO)の指定の下で、ISIN付番規格の登録局としてサービスを提供しています。ANNAの管理の下でISINは、全世界でグローバル金融通信の実現の役割を果たしています。ISINは120以上の法域で発行されており、各国の付番機関と、付番機関の確立に協業する国の数は毎年増え続けています。

ANNAやその加盟機関と活動について詳しくは anna-web.org をご覧ください。

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