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2015年07月30日 16時52分

昭和電工、包頭昭和稀土高科新材料有限公司の解散について

昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、当社の連結子会社である包頭昭和稀土高科新材料有限公司(内蒙古自治区包頭地区)を解散することを決定しましたので、お知らせいたします。
TOKYO, July 30, 2015 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、当社の連結子会社である包頭昭和稀土高科新材料有限公司(内蒙古自治区包頭地区 以下、BSR)を解散することを決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1.解散の事由

当社グループは、磁石合金事業において、中国国内にBSRおよびガン州昭日稀土新材料有限公司(江西省ガン州市 以下、GSR)の2拠点を有しております。BSRではこれまで、中国国内にて原材料であるレアアースを調達し、日本および中国市場に対して磁石合金を製造・販売しておりましたが、磁石合金にかかる輸出税非課税措置が終了した2012年以降は日本国内向けの販売が大きく減少しており、BSRを取り巻く事業環境は厳しさを増しております。このような状況の下、これまで共同出資者と協議してまいりましたが、今後の事業継続は困難と判断し、今般、同社を解散することを決定いたしました。今後、中国国内における磁石合金の製造・販売は、GSRに集約いたします。

2.BSRの概要

会社名: 包頭昭和稀土高科新材料有限公司
本社所在地: 内蒙古自治区包頭稀土高新技術産業開発区曙光路一号
設立: 2002年10月
資本金: 10億円
出資比率:
- 昭和電工株式会社: 60%
- 中国北方稀土(集団)高科技股●有限公司: 30%
- 東海貿易株式会社: 10%
代表者: 董事長 河村 伸彦
事業内容: レアアース磁石合金の製造・販売
設備能力: 1,000 トン/年

3.解散に伴う影響額

本解散に伴い発生する損失が当社業績に与える影響は軽微です。

4.今後の予定

当社は行政当局への解散申請を行った後、BSRを遅滞なく解散、清算を結了させる予定です。今後、当社グループは新世代レアアース合金の開発を加速させるとともに、中国国内での販売を強化してまいります。

【編注】●は人偏に「分」

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sdk.co.jp/news/2015/15103.html

概要:昭和電工株式会社

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