2012年07月17日 16時06分
株式会社東京アールアンドデーは、いすゞ・エルガミオ(ERGAmio)をベースに開発した中型電気バスを秋田県「EVバス技術力向上事業(補助事業)」を実施する「あきたEVバス実証コンソーシアム」へ納入しました。7月21日に市内中通一丁目で開催される「エリアなかいち」オープンイベントで出発式を行い “ELEMO-AKITA” の愛称で一般に公開されて試乗会が行われます。
東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- 株式会社東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野昌朗)は、いすゞ・エルガミオ(ERGAmio)をベースに開発した中型電気バスを秋田県「EVバス技術力向上事業(補助事業)」を実施する「あきたEVバス実証コンソーシアム」へ納入しました。
この電気バスは2012年7月9日に改造電気バスとして登録を完了しました。
7月21日に市内中通一丁目で開催される「エリアなかいち」オープンイベントで出発式を行い “ELEMO-AKITA” の愛称で一般に公開されて試乗会が行われます。
秋田県では、EVや新エネルギー産業等に必要な技術力向上と環境負荷の少ない社会づくりを目的に「EVバス技術力向上事業」を昨年度から実施し、県内企業の参画による秋田オリジナルの電気バス開発*1と電気バスによる営業路線での通年運行*2を目指しています。
弊社はこの事業に技術支援企業として参画し、同コンソーシアムへの各種技術支援と電気バスの設計及び製作を行いました。
今後は試験走行を行いながら、平成25年に予定している営業運行に向けて県内参画企業の製作した電気バス用部品の実証検証を行い、秋田県の環境に最適化するよう改善・改造を進めます。
また、弊社として被災地を中心とした寒冷地への展開を予定しています。
*1 コンソーシアム参画企業が製造する太陽光発電パネルを屋根に装備して24V系電力を供給し駆動用電池の負荷低減を図っています。また参画企業が開発した電気バス用車両接近通報装置も装備しています。
*2 寒冷地対策として暖房用燃焼式ヒータを装備し電力消費を抑制して夏季に劣らない航続距離を見込んでいます。また、当該路線バスとして必要最小限となるように電池搭載量(普通乗用車タイプEVと同程度)を設計し、電気バス導入にかかる初期コストを低減しています。
車両画像:http://www.tr-d.co.jp/release/akita_denki_bus.jpg
車両諸元:http://www.tr-d.co.jp/release/akita_denki_busz_shogen.pdf
エリアなかいち:http://www.tr-d.co.jp/release/akita_area_nakaichi.pdf
本件の問合せ先
株式会社東京アールアンドデー・営業管理部
Tel:046-227-1101
担当:濱谷秀樹(はまたにひでき)
パーマリンク:http://www.businesswire.com/news/home/20120716006515/ja