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2012年07月27日 10時31分

Cortina、業界最小の10GオクタルEDC PHYを発表―CortinaのオクタルSFP+ EDC PHYにより、高密度なデータセンタおよびエンタプライズスイッチを実現

全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、Cortina Systems, Inc. (Cortina(R))は、低レイテンシを提供し、業界最小のフットプリントのコンプライアンスを標準化するオクタル10G EDC (Electronic Dispersion Compensation)デバイスのCS4342を本日発表しました。
Sunnyvale, California, 2012年7月27日 9時40分 - (JCN Newswire) - 全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、Cortina Systems, Inc. (Cortina(R))は、低レイテンシを提供し、業界最小のフットプリントのコンプライアンスを標準化するオクタル10G EDC (Electronic Dispersion Compensation)デバイスのCS4342を本日発表しました。CS4342の17mm x 17mmパッケージは、市場で入手可能な他の競合デバイスより34%小さく、現在の高密度10GbE SFP+と40G QSFP+ラインカードの貴重なPCB設置面積要件を縮小します。データセンタや金融アプリケーションで重要なパラメーターのレイテンシを、1ナノ秒以下に短縮し、全般的なリンクレイテンシへのPHY層への影響を事実上解消します。CS4342には、10Gbase-LRM、10G Direct Attach Copper、10GBase-ZR、DWDMなどの多様な規格のサポートなど、10G、40Gおよび100G光および銅線ケーブル向けの、最新規格と技術が組み込まれていますので、設備メーカーは全規格をサポートするラインカードを作り出すことができます。CS4342は、Cortinaの業界をリードするデュアルおよびクアッドEDC PHYポートフォリオに追加され、大手スイッチシステムベンダに大量に出荷されます。

「帯域幅の需要増大につれて、データセンタとエンタプライズスイッチの密度もますます高くなっています。」と、Cortina Systems, Inc.部長のScott Fellerは述べました。「Cortinaは、次世代スイッチとルータに必要な多数のポート、低電力、および密度を組み込んだ複数の業界規格に準拠する高パフォーマンスデバイスを生み出すために、システム開発者と緊密に協業してきました。」

「今後数年間、10GbEと40GbEにより処理されると予測されるデータセンタ相互接続帯域幅の大半や、高密度で設置面積の小さい10GbEと40GbEソリューションは、Facebookへの写真のアップロードや、YouTubeへの動画のアップロード、高画質動画のストリーミングなどの帯域幅集約的な消費者アプリケーションの増大の処理に必要です。動画は、近い将来に、帯域幅を押し上げる主な推進要素のひとつとなるでしょう。」と、光相互接続を専門とする市場調査会社のLightCountingのSVPであるBrad Smith氏はコメントしました。「これらの高密度ソリューションでは、スイッチフェイスプレートまたはPCBボードエリアを問わず、スペースは重要ですそのため、システムのすべてのコンポーネントで、集積度の向上と設置面積の縮小などの要件が厳しくなっています。

CS4342 -- オクタルEDCデバイス:

CS4342 PHYの機能は、8つの全二重10Gリンクまたは2つの全二重40Gリンクをサポートしています。送信および受信パスの両方には、CDR (Clock and Data Recovery)回路が含まれています。デバイスは、1GbE、1G FC、2G FC、4G FC、8G FC、SONET (9.5 - 11.3G)、10GbEなどの幅広い動作周波数をカバーしています。EDC機能により、デバイスは、10Gbase-LRM、Direct Attach Copper、10GBase-ZRおよびDWDM SMFアプリケーションをサポートするために、リニアSFP+光モジュールを作動させることができます。デバイスは、10G SFP+と802.3ba 40Gと100G nPPI とnAUI仕様に完全に準拠しています。伝送パスには、10Gbase-KR対応3タップ伝送プリエンファシス機能が含まれています。伝送プリエンファシスと受信EDCにより、デバイスは、10Gbase-KR、8G FC、通信バックプレーンアプリケーションをサポートすることができます。デバイスは完全自立で、内部コンバージェンスまたは分散補償の動的適用の制御に、外部プロセッサを必要しません。さらに、デバイスには、デバイスのモニタリングと制御のために、拡張デバッグ機能と入出力機能が組み込まれています。

入手方法

Cortina CS4342デバイスは現在サンプリング中です。

Cortina Systemsについて

Cortina Systems, Inc.は、コアネットワークからホームネットワークへの次世代ネットワーク接続および効率的な回線容量提供を可能にする高性能通信半導体ソリューションの大手プロバイダです。弊社の幅広い製品ラインアップには、次世代光伝送およびPON (passive optical network)システム向けのキャリアクラス半導体デバイスや、データセンタ接続およびデジタルホームソリューションがあります。さらに詳しい情報については、 www.cortina-systems.com をご覧ください。

お問い合わせ先:
Barbara Kolbl
Cortina Systems, Inc.
+1-916-293-0787
携帯電話:+1-408-594-9744
Barbara.Kolbl@cortina-systems.com