AEROPRES

2016年03月24日 11時25分

Nominum、通信サービス プロバイダ業界のデジタル トランスフォーメーションを加速

Nominum(TM)社は本日、N2プラットフォームおよびアプリケーション スイートにおける新機能の追加を発表いたします。
REDWOOD CITY, CA, Mar 24, 2016 - (JCN Newswire) - Nominum(TM)社は本日、N2プラットフォームおよびアプリケーション スイートにおける新機能の追加を発表いたします。弊社は通信サービスプロバイダ(CSP)向けに最先端の DNSソフトウェア ソリューションを提供する世界的な企業として、今回の機能追加により CSPがデジタル トランスフォーメーション カーブをさらに拡大できるようサポートします。

CSP業界は新たな競争局面にあり、自社製品の差異化、顧客保持率の向上、新たな収入源の確保といった課題に取り組むことは急務となっています。消費者にとって、市場は非常に多くの選択肢であふれています。そのため、CSPの運命は、顧客体験に精通できているかどうかに左右されます。Ovum社による最新の消費者インサイト調査によると、65パーセントのインターネット加入者は、より付加価値の高いサービスと優れた顧客サポートを受けるためならプロバイダを変更することもあると答えています。[ https://youtu.be/QHGhxNkPcF0 ]

「近年のインターネット利用者は、全体的な顧客体験に対してより要求が高くなっています。プロバイダ側は、さらにパーソナライズされたサービスの提供方法を新たに模索し、“顧客第一” の姿勢をアピールする必要があります」(Ovum社アナリスト Chantel Cary氏)。「新たに導入された機能は、サービスの付加価値を高めようと努める通信事業者を強力にサポートします。こうしたサービスの利用者は、自宅のオンライン アクティビティに対するポリシー管理をデバイス単位で設定できるようになります。また、加入者とサービス プロバイダ間では、積極的かつ効果的なコミュニケーションが促進されます。競争が激化する中にあって、デバイス単位のポリシー管理と効果的なコミュニケーションの相乗効果により、高いブランド ロイヤルティを実現できます。」

「統合型アプリケーション スイートの開発において、安全性の高い DNSを大規模活用するという枠組みを初めて採用したのは Nominum社です。提供サービスのデジタル トランスフォーメーションを促す枠組みとして、横並びのネットワーク中心型のサービスから脱却し、高度に差異化された加入者中心型のサービスへの移行を支援します」(Nominum社バイス プレジデント Pete Wisowaty)「N2アプリケーション スイートは、ネットワークのパフォーマンスと、パーソナライズされた顧客体験の両立を目指すプロバイダ向けに構築されています。世界各地の市場では、それらを両立させた企業が収益成長と競争力強化を達成しています。」

Strategy Analytics社によると、すでに DNSはISPネットワークにおける中核的な存在となっており、DNSベースのプラットフォームおよびアプリケーション スイートを活用することで、デジタル トランスフォーメーションを推し進めることができます。

「DNSは、IPネットワークにおける中核的な存在となっており、すでに転換期の準備は整っています」(Strategy Analytics社サービス プロバイダ分析部門ディレクター Sue Rudd氏)。Rudd氏はまた、「DNSは、インターネット上における “電話帳” として誕生しました。アプリケーション名とドメインに対するユーザー要求を、要求されたリソースの IP アドレスに照合させる機能を担ってきました。DNSは、すべての IP ネットワーク処理における中核的な存在ですが、その一方で重要さは見過ごされてきました。新しいサービスに向けたプラットフォームに DNSを活用すれば、顧客中心の管理・分析手法を基にサービス付加価値を高めることができます。ポリシー型 DNS アプリケーション サービスは、中核的な DNS機能を基礎として開発されています。これは、一貫性の高いパーソナライズされたサービスを提供し、顧客満足度やブランド ロイヤルティを高め、差異化を進めるのに貢献すると共に、解約率の低下という成果を引き出します」とも述べています。

Nominum N2アプリケーション スイートの機能は、付加価値サービスを促進し、顧客サポートを改善するための強力なツールとなります。N2は、Nominumのデータ科学専門チームからの強力な支援を受けて開発されています。チームは1日あたり1,000億を超えるDNS処理を解析しており、開発に際しては業界随一のノウハウを活用しています。

N2 Engage Subscriber Safety

インターネットに接続されたデバイスを脅威や不正行為から保護するのは、消費者にとって悩みの種となっています。従来のアプローチでは、デバイスごとに手動でソフトウェアをインストールし、更新する必要がありました。それに比べ、クラウドベースの N2 Engage Subscriber Safetyではプロバイダがホスト先となるため、加入者は一回のクリックで、どのデバイスからでもセキュリティ プロファイルを有効にすることができます。また、サードパーティ製のウイルス対策ソフトと比較した場合に、オンライン セキュリティにおけるプロバイダの評価が上昇することが実例により実証されてきました。これは結果的に、オプトイン率や顧客満足率の向上へとつながります。

N2 Engage Personal Internet

子供たちが常時インターネットを使用している現代において、子供たちのインターネット使用状況を観察し監督するのは、保護者にとって悩みの種です。また、デバイスが複数存在することで、そうした苦労は増大しています。保護者の観点からすると、N2 Engage Personal Internetを導入することで、子供のインターネット利用状況をリアルタイムで把握し、オンライン権限をカスタマイズする作業が手軽になるというメリットがあります。保護者は、いつでもどこでもアクセスできる集中管理インタフェースを通して、加入者単位、デバイス単位、または家庭単位でインターネット利用を制限することができます。N2 Engage Personal Internetのスケジューリング機能を使用すれば、宿題、就寝や家族の団らんの時間を、オンライン アクティビティの時間によって邪魔されないようにすることができます。N2 Engage Personal Internetを使用したあるプロバイダでは、12か月間の新規加入目標をわずか3か月で達成できました。現在では、これと同じサービスが500万箇所以上の公共Wi-Fiホットスポットに展開されており、プロバイダのフットプリント全体で一貫したポリシーを適用することが可能になっています。

N2 Reach

Nominum N2 Reachは、プロバイダと加入者間の効果的なコミュニケーションを促進します。キャンペーン管理者は、IT部門の支援を受けることなく、ブラウザ内のメッセージ表示キャンペーンを作成・公開できるようになります。新機能は次のとおりです。

1. 改善されたダイナミック キャンペーン サポート機能
支払やデータ利用量超過に関する通知や、新規加入者またはウイルス感染済み加入者への通知では、外部システムからのデータに基づく条件を使用し、該当する加入者にはメッセージを送信し続ける必要があります。N2 Reachでは、加入者追加用のパブリックAPIが新たに組み込まれました。これにより、ISPが定義した基準に基づいてキャンペーンを継続することで、キャンペーンの作成・管理における手間を削減できます。

2. カスタム定義テンプレート
サービス プロバイダにとって、HTMLコンテンツのアップロードが簡単になりました。ブランドのガイドラインに沿いながら、ブランド キャンペーン用テンプレートを作成することができます。

3. 加入者のオプトイン/オプトアウト
オプション キャンペーンでは、加入者がワンクリックでオプトイン/オプトアウトできるようになりました。また、管理者向けのインタフェースを備えており、加入者のオプトイン/オプトアウト状況を手軽に表示や編集することができます。この機能は、コンプライアンスを徹底するのに効果を発揮します。

4. 強化されたレポート機能
個々のキャンペーン結果を表示・比較できる、新しいダッシュボード機能が搭載されました。また、キャンペーン カテゴリも追加されており、各事業単位の結果まで簡単に追跡・比較できます。

会社概要

Nominumは、サービス プロバイダのDNS(ドメイン ネーム システム)ソフトウェア ソリューションの大手開発会社として、DNSベースのアプリケーション統合スイートを最初に提供した企業です。これにより、加入者の事業価値を高め、サイバー脅威からネットワークを保護することに貢献してきました。

詳細については、 www.nominum.com をご覧ください。

報道機関向けお問い合わせ先
Nancy Hill(PR ディレクター)
nancy.hill@nominum.com
+1-415-309-5185

リリース配信代行:
JCN 株式会社
Tel: 03-5791-1821
Email: info@japancorp.net