AEROPRES

2016年07月19日 13時47分

SWISSが最先端のBombardier C Series航空機の商業運航開始

Bombardier Commercial Aircraftは本日、ローンチオペレーターのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)にてCS100航空機が無事就航した記念の式典を行いました。
MONTREAL, QUEBEC, July 19, 2016 - (JCN Newswire) - ファーンバラ国際航空ショー - Bombardier Commercial Aircraftは本日、ローンチオペレーターのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)にてCS100航空機が無事就航した記念の式典を行いました。CS100航空機の初商業飛行は、チューリッヒからパリ=シャルル・ド・ゴール空港に向かって出発しました。

「CS100航空機が無事就航し、おめでとうございます。同社からのC Series航空機プログラムへの素晴らしいサポートに感謝申し上げます。」と、Bombardier Commercial Aircraft社長のFred Cromerは述べました。「また、今回の重要なマイルストーン達成のため、たゆみない努力を続けた従業員とサプライヤの皆様にも、お祝い申し上げます。これは素晴らしい成果であり、C Series航空機プログラムは勢いに乗り続けています。」

「CS100航空機の商業運航開始は今年のファンボロー航空ショーの盛況に合わせて行われました。2016年前半のBombardier Commercial Aircraftの販売実績は非常に堅調で、航空ショーで社名公表されたPorter Airlinesと全日空からそれぞれQ400航空機3機の追加発注など、C Series 127機、CRJ 19機、Q400航空機15機の正式発注を受けました。半年で161機分の正式発注獲得は、商業航空における強力なリーダーシップの回復を目指すBombardierの意思を示しています。」

航空ショーで発表したとおり、カナダ運輸省はCS300航空機の型式証明を交付しました。この大型機のairBalticへの納入は、2016年第4四半期に予定されています。航空機を最大限に利用し、整備コストを最小限に抑えるために、同社はSWISSに続いてBombardierのC Series航空機Smart Partsプログラムの2番目のお客様になりました。Smart Partsプログラムでは、包括的な装備品保守、点検、修理サービスと、戦略的に配置された予備部品交換プールと、航空会社のハブを拠点とする施設内在庫を提供しています。

「ショーの会期中、私たちは全世界の航空会社や航空業界のシニアエグゼクティブと交流し、新型C Series航空機の製品ポジショニングについて、数十年経過した航空機設計を廃し、単通路100~150座席市場に特化し技術の粋を集めた最新型航空機を利用したいという声に勇気づけられました。弊社製品により航空会社は、適切なサイズの航空機の需要に対応できるようになり、収益向上の機会を得ます。」と、Cromerは付け加えました。「C Series航空機には最先端設計、素材、技術、性能、旅客アメニティの他、経済性などの特徴があり、同クラスの他の航空機との差別化に役立っています。」

また、ファンボロー航空ショーでBombardierは、ロンドンのダウンタウンに近いシティ空港で、安全なスティープアプローチ(5.5度)や、4,948フィート(1,508メートル)の滑走路での安全な離発着など、C Series航空機の性能検証をまもなく開始すると述べました。

Bombardierは航空ショーで、新型CRJ Series航空機内部について、バーチャルリアリティ技術を使ったプレゼンテーションを行いました。参加者には、さらに開放的になったエントランス部分や、広々としたラバトリー、大きくなった手荷物収容スペースなど、斬新でコンテンポラリーな客室デザインを披露しました。合わせて、新機能によってさらに拡張された旅客エクスペリエンスとバリューを航空会社にお届けします。

Bombardierはまた、お客様の多様で厳しいニーズに対応するQ400マルチロール機も発表しました。あらゆる認証を取得済みのQ400マルチロール機は、消火、貨物輸送、旅客運送、災害救助および医療救助用にカスタマイズできます。同機は短時間で再構成可能で、システムは運航業務や路線のニーズに合わせて容易に交換できます。

Bombardierのflybe Q400ターボプロップ、エア・ノストラムのCRJ1000リージョナルジェット、SWISSの塗装をしたCS100飛行試験5号機(FTV5)などの航空機地上展示には、多くの見学者が訪れました。FTV5は7月10日に、メディア、C Series航空機プログラムサプライヤおよび政府自治体代表を招いて、3回のデモ飛行も行いました。ファンボロー航空ショーには、SWISSに最初に納入されたCS100航空機も登場し、7月11日にチューリッヒへの商業運航を開始した際に飛行披露も行いました。

C Series航空機について

C Seriesは100~150座席市場セグメント向けに最適化された唯一の航空機ですので、その経済的優位性とパフォーマンスは非常に高く、単一通路型航空機の運航に新たな機会が生まれます。

C SeriesファミリーはCS100と、より大型のCS300航空機によって構成され、パフォーマンスと技術の融合を具現しています。その結果、100~150座席市場セグメントでは類のないパフォーマンスと経済性を提供し、乗客あたり18%コストを節減しますので、大型の単一通路型航空機を補完する機材候補として理想的です。航空会社は、今まで収益性が低かった路線や、運航不可能だった路線に就航できます。デンバー、メキシコシティー、ラサなど気温と標高の高い空港における滑走距離の20%以上の改善も確認されました。

Bombardierによって、客室設計と柔軟性に、比類ない旅客エクスペリエンスを確実にお届けするという新たな基準が生まれました。同機の単通路客室に今までよりも大きな座席、頭上収納棚、および窓を使用していますので、ワイドボディ航空機のように非常に快適です。

CS100およびCS300航空機の部品の99%は共通しており、パイロットのタイプレーティングも同じです。C Seriesは、画期的なPratt & Whitney PurePower(R) PW1500Gエンジンと、先進的な空気力学を活用して、燃費、騒音、排ガス量を低く抑えた地域社会にやさしい航空機です。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2015年12月31日締め会計年度の売上高は、182億米ドルでした。ニュースと情報は http://bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

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Bombardier、C Series、CRJ Series、CRJ1000、CS100、CS300、Q400およびThe Evolution of Mobilityは、Bombardier社とその子会社の商標です。

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