2016年08月24日 12時57分
Brocade (NASDAQ: BRCD)は本日、企業にエンド・ツー・エンドの可視化と、アプリケーション環境に関する優れた知見を提供するBrocade(R)分析モニタリングプラットフォームの新機能を発表しました。
SAN JOSE, CA, Aug 24, 2016 - (JCN Newswire) - Brocade (NASDAQ: BRCD)は本日、企業にエンド・ツー・エンドの可視化と、アプリケーション環境に関する優れた知見を提供するBrocade(R)分析モニタリングプラットフォームの新機能を発表しました。お客様は、パフォーマンス挙動の変化を迅速に判別し、ユーザーが影響を受ける前に問題の根本原因を特定して、ストレージネットワーキングのレイテンシとパフォーマンス関連の問題を最大70%改善できます。
デジタル変革中の企業は、今までより短期間にアプリケーションを展開するために、仮想化、クラウド技術および自動化を活用しています。ユーザーが期待するパフォーマンスは高くなる一方ですが、それに従ってデータセンターもますます複雑になっています。残念なことに多くの企業には現在、そういった複雑な状況を把握し、パフォーマンス関連の問題の原因となっているデバイスを特定するのに必要な、ツールや可視化機能がありません。
ガートナーによれば[1]、「実際には、データブロックサイズ、読取/書込率、圧縮および複製率、サーバーの仮想マシン(VM)密度などが、ストレージデバイスのパフォーマンス全体に大きな影響を与えています。そしてこれらのパラメータは、アプリケーションによって異なります。アーキテクトは、パフォーマンスを最適化してサービス水準合意(SLA)を満たせるように、これらのパラメータを評価して調整する必要がありますが、それには構成の変化をモニタし続けなければならないことに気づいています。従って、この目標のためにはまず、アプリケーション環境全体からこれらの測定基準を集められるストレージモニタリングツールへ投資をしなければなりません。」
「Brocade Analytics Monitoringプラットフォームでは、複数のエンドポイントに複数のソリューションを実装する必要がなく、サーバー、ストレージおよびネットワークのパフォーマンスについて、今までよりも包括的な情報を得ることができます。」と、ブロケード社ストレージネットワーキングVPのJack Rondoniは述べました。「Brocade Analytics Monitoringプラットフォームは、企業のインフラ全体を可視化しますので、品位低下の真の原因を特定し、アプリケーションSLAを満たすための対策を取ることができます。」
Brocade Analyticsプラットフォームの新しいモニタリング機能
Brocade Analytics Monitoringプラットフォームは、アプリケーションおよびデバイスごとに入出力パフォーマンスを測定し、ブロケードの第6世代および第5世代ファイバーチャネルネットワーク内のトラフィック挙動を分析する専用SAN機器です。このソリューションは、管理者に実用的なインテリジェンスを提供しますので、アプリケーションパフォーマンスを最適化できます。Brocade Analytics Monitoringプラットフォームでは、トラブルシューティングの所要時間を劇的に短縮するため、Brocade Fabric Vision(TM)技術を活用して、非侵襲的かつ非破壊的に、エンド・ツー・エンドにパフォーマンスデータを収集します。
Brocade Analytics Monitoringプラットフォームの新機能には、次のものがあります。
- フロー収集によるモニタリングと警告の柔軟性向上。この機能によってユーザーは、デバイスやアプリケーションなど、独自に定義したデータフローの論理グループごとに、モニタリングレベルをカスタマイズします。非常に細分化されたフロー情報の論理グループを作成できますので、ユーザーはトラブルシューティングを簡素化し、プランニングプロセスをスピードアップし、シンプルで柔軟なモニタリングオプションを利用できます。
- 分析モニタリングプラットフォーム用に最適化されたBrocade Network Advisorのユーザーワークフローによって、ユーザーは、迅速に問題挙動を判別し、直ちに根本的な原因分析を行えます。新しい調査モード機能では、複雑な挙動を理解し、事象の相互関係を調べるのに必要な細部まで、直ちに掘り下げることのできる直感的ビューを提供します。
- フローフィルター機能では、何千ものデバイスと何万ものフローを含む非常に複雑な仮想環境でも、ユーザーが重要な関連情報を特定することができます。
- カスタマイズ可能なレポート機能では、挙動分析のために測定基準と事象の相互関係を調べ、傾向についてまとめて、パフォーマンスSLAを順守していることを実証します。
- Brocade Network Advisorの新しいデータベースアーキテクチャによって、非常に応答性のよいユーザーエクスペリエンスが実現し、大規模環境への拡張性が向上します。
- 新しいユーザーフレンドリなダッシュボードインターフェースと最新のハードウェア設計。
「Brocade Analytics Monitoringプラットフォームを展開して以来、SAN環境全体の可視性が向上しました。」と、SwisscomデータセンタアーキテクトのJean Luc Aslanは述べました。「これによって、トラブルシューティングが改善され、その結果、問題解決の所要時間が週単位から日単位に短縮しました。」
第6世代または第5世代のファイバーチャネルSANでBrocade Analytics Monitoringプラットフォームを使用している企業は、VM Insightを活用して、個々のVMのアプリケーションパフォーマンスを徹底的に可視化できます。ブロケードでは現在、VM InsightをFabric Vision技術の一部として利用可能し、2017年中にBrocade Analytics Monitoringプラットフォームでサポートする予定です。VM Insightは、アプリケーションパフォーマンス挙動の問題をVMごとにモニタリング可能にするため、標準ベースのVMタギングを使用します。この情報を使用して、ストレージ管理者は、サービスレベル目標に合わせてインフラを調整するため、基準となるアプリケーションパフォーマンスを設定し、異常を洗い出すことができます。VM Insightでは、業務に影響が出る前に問題の根本的な原因を突き止めるために、他のFabric Visionの測定基準との相互関係を迅速に示すことができます。
「運用と業務のアプリケーションの境界はあいまいですので、IT部門がデータセンタのあらゆる面について掘り下げ、詳細情報を取得できるツールを展開する機能は重要です。」と、VMwareストレージおよび可用性VPのLee Caswellは述べました。「VMwareのエコシステムから、お客様に役立つソリューションを提供できるようになったことに満足しています。ブロケードのVM Insightを活用して、両社のお客様は個々のVMのアプリケーションパフォーマンスを徹底的に可視化できます。これは、サーバーおよびストレージ層でのVMwareの可視化の補完に、最適な方法です。」
入手方法
ブロケードは、VMworld 2016のブロケードブース#935で、分析モニタリングプラットフォームの新機能について初めてのデモを行います。一般提供開始は2016年第4四半期の予定です。VMworld 2016では、VM Insightも展示します。
追加資料
- ブログ: Enterprises Pursuit of Gold Without Data Insights http://bit.ly/2buxRhP
- 動画: See Through the Complexity with Brocade Analytics Monitoring Platform http://bit.ly/2bU1kD8
- Brocade Analytics Monitoring Platform Data Sheet http://bit.ly/2bU0HJt
ブロケードについて
ブロケード(NASDAQ: BRCD)のネットワーキングソリューションは、世界の大手企業がネットワークをビジネス変革のプラットフォームに変えるのに役立ちます。官民のデータセンタからネットワークエッジまでにわたるソリューションによって、ブロケードは今日のデジタルビジネスに必要なNew IPネットワークインフラへの変革で業界をリードしています。( www.brocade.com )
[1] Gartner, "Storage Monitoring: Move From a Fragmented Visibility Toward an Integrated Approach," 2016年7月25日
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