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2016年09月01日 13時35分

Sigma Designs、Z-Wave相互運用層をパブリックドメインにリリース

ネット対応スマートテレビプラットフォームおよびIoT(Internet of Things)デバイス向けインテリジェントSoC (system-on-chip)ソリューションの大手プロバイダ、Sigma Designs(R) (NASDAQ: SIGM)は、Z-Wave規格の相互運用層をパブリックドメインにリリースすることを、本日発表しました。
FREMONT, CA, Sept 1, 2016 - (JCN Newswire) - ネット対応スマートテレビプラットフォームおよびIoT(Internet of Things)デバイス向けインテリジェントSoC (system-on-chip)ソリューションの大手プロバイダ、Sigma Designs(R) (NASDAQ: SIGM)は、Z-Wave規格の相互運用層をパブリックドメインにリリースすることを、本日発表しました。Z-Wave Public Specによって、クラウドサービス開発者、ゲートウェイメーカー、技術愛好家などは、スマートホームIoTアプリケーションの開発のために、Z-Wave相互運用層に自由かつ容易にアクセスできるようになります。Sigma Designsはまた、2つのソフトウェア製品用のパブリックAPIと、フルスペックで世界クラスの新しいZ-Wave S2セキュリティアプリケーションフレームワークを作成中です。

Z-Waveはスマートホーム分野で長年にわたり支配的技術で、全世界で5000万種以上の相互運用可能なZ-Waveスマートホームデバイスがあります。Z-Wave相互運用層は、スマートホーム通信でゴールドスタンダートとなり、Z-Waveエコシステムの成功のベースとなっています。このエコシステムではすべての製品が互いに同じ言語でやりとりし、理解しあうことができますので、サービスプロバイダと消費者は、Z-Waveパートナー製のすべてのZ-Wave製品を混合して使用したり、組み合わせたりすることができます。

Z-Wave相互運用層の開放に加えて、Sigma Designsは次のものもリリースします。

- Z/IP (Z-Wave over IP)およびZ-Ware (Z-Waveミドルウェア)ソフトウェア製品用のAPI仕様
これら2つのAPIは、ゲートウェイでの使用のために設計されていますので、クラウドサービスからZ-Waveゲートウェイへの通信の透明性が向上します。Sigma Designsはまた、これら2つのAPIで使用する実装サンプルコード2種も公開します。

- フルスペックで世界クラスの新しいZ-Wave S2アプリケーションフレームワーク
Z-WaveのS2セキュリティフレームワークは、業界でもっとも堅牢かつ包括的なスマートホーム向けセキュリティ手法です。これによってセキュリティエキスパートは、Z-Wave S2セキュリティの内部の動きを把握し、検証や改善のための重要なフィードバックの提供をすることができます。

「4年前、Z-Wave Mac/Phyが、公開G.9959無線規格としてITUに採用されました。今回、Z-Wave言語である相互運用層のパブリックリリースによって、IoT用スマートホーム規格のデモクラタイゼーションに向けて、また一歩前進しました。」と、Sigma DesignsのZ-Waved事業部VPのRaoul Wijgergangsは述べました。「仕様の一般配布によって我々は、スマートホームエコシステムの改善や拡大を求める関係者のためのリソースを作り出します。これによって関係者の参加が促進され、特にクラウドおよびゲートウェイ分野で、Z-Waveを採用した新しい革新的なスマートホームソリューションの開発が加速します。」

イノベータはOCF、Z-Wave製品およびゲートウェイと直接連動するAmazon Web Services (AWS)、およびクラウドベースサービスを通じて、接続用プラグインを開発できます。これによってスマートホームとクラウド施策や一般的なクラウドサービスとの連携が促進され、スマートホーム製品の拡張やZ-Waveのリーダーシップ強化に役立ちます。アプリケーション層の相互運用仕様への無料パブリックアクセスによって、スマートホームIoT開発者のコミュニティは、開発キットの購入や秘密保持契約の署名をしなくても、Z-Waveを活用できます。

「Z-Waveのスマートホームコマンドクラスおよびデバイスタイプは、業界でもっとも包括的で、開発が進んでいますので、Z-Waveのアプリケーション層相互運用仕様がパブリックドメインとなったことに喜んでいます。」と、OpenZWave保守者のJustin Hammondは述べました。「これらの仕様へのアクセスによって、オープンソースZ-Waveコミュニティは大いに繁栄し、特にOpenZWaveではオープンソースアプリケーション向けに完全で堅牢なZ-Waveの実装が可能になるでしょう。」

Z-Wave Allianceは、引き続きZ-Waveブランドの管理や規制を行い、メンバーシップの提供や、市場で市販されるすべての製品について厳正な認証プロセスを行います。Z-Waveのロゴは、Z-Waveコマンドの適正な実装に関して、Z-Wave製品の品質を保証するものです。

Z-Wave Public Specへのアクセスについて詳しくはここをクリックしてください。
http://z-wave.sigmadesigns.com/design-z-wave/z-wave-public-specification/

Z-Waveについて

Z-Wave技術はオープンで国際的に評価の高いITU規格です(G.9959)。これは現在市場をリードしている無線ホームコントロール技術で、世界で1500種以上の相互運用可能な認定製品があります。この規格の代表団体はZ-Wave Allianceで、世界375社以上の企業によりサポートされており、防犯やホームセキュリティ、エネルギー、ホスピタリティ、オフィス、小規模商用機器などのスマートリビングソリューションのキーイネーブラとなっています。

Z-Wave(R)は、米国および他の国で、Sigma Designsと子会社の登録商標です。

Sigma Designsについて

Sigma Designs, Inc. (NASDAQ: SIGM)は、スマートホームコンバージェンスの実現で世界をリードする企業です。世界の大手スマートテレビ、ネット対応メディアプレーヤー、スマートホーム機器用IoT (Internet of Things)およびすべてのホームメディア接続などの基盤となる重要な半導体技術の設計と構築を行っています。Sigma Designsについて詳しくは www.sigmadesigns.com をご覧ください。

Sigma Design、Secure Media Processor、およびSigma Designsのロゴは、米国およびその他の国において、Sigma Designs, Inc.とその子会社の登録商標または商標です。本書に記載された他の商標は、それぞれの所有者の商標です。

将来予想に関する記述(Forward Looking Statements)

このプレスリリースには、1933年の米国証券法第27条A項と、1934年の米国証券取引法第21条E項の意義の範囲内で、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。これには、Z-WaveブランドおよびZ-Waveオープン仕様に関連するSigma製品とソリューションの機能やメリットの予想についての記述が含まれます。実際の結果は、数多くの要因により、著しく異なることがあります。その要因には以下のものが含まれますが、これに限定されるものではありません。例えば、新しいZ-Waveオープン仕様によって提供される機能を消費者および顧客がどの程度受容するか。SigmaがIoT市場などのターゲット市場に他のSigma製品を展開しマーケットアクセプタンスを達成できるか。特定の市場において、他の同等品と比較した場合のSigmaのオープン仕様の競争力など。その他にも、書式10-Q報告書などの、Sigma社がSECに提出した報告書に、各種リスクが適宜詳述されています。これらの将来の見通しに関する声明は、この文書の日付時点の情報のみを記載していますので、お読みになる際は過大な信頼を置かないようにご注意ください。この文書の日付以降の出来事や状況の結果として、または不測の事態の発生を反映するために、これらの将来予想に関する記述の改訂が行われた場合でも、Sigma社は、それを公表または開示する義務を負いません。

メディア問合せ先:
Mary Miller
Sigma Designs
+1-510-897-1069
Mary_Miller@sigmadesigns.com

Stacey Paris-Bechtel
Calysto Communications
+1-404-266-2060 x614
sparis-bechtel@calysto.com

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Tel: 03-5791-1821
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