AEROPRES

2017年01月21日 10時57分

「処方箋医薬品に対する患者側の意識/理解度の実態調査」

61.6%が医療用医薬品の使用し忘れを経験主な原因は、外出時に薬を忘れること・薬を使用するタイミングと自分の生活リズムが合わないこと
ウェブサイト「MediMarke+(メディマーケプラス)」(https://medimarkeplus.jp/)を運営する、マーケティング・コミュニケーション企画の専門会社 株式会社エム・シー・アンド・ピー(本社:大阪市北区、代表取締役社長:上園清一)の事業部門である医科学マーケティングカンパニー東京(代表:本岡 守)は、2種類以上の医療用医薬品を半年以上継続して処方されている患者さん310名に対し、「処方箋医薬品に対する患者側の意識/理解度の実態調査」を実施しました。

■アンケート結果のまとめ
本調査によると、2種類以上の医療用医薬品を半年以上継続して処方されている患者さん310名のうち61.6%(191名)が医療用医薬品の使用し忘れを経験しており、その主な原因は「外出するときに、薬を持っていくのを忘れてしまうため」(79/191名〈41.4%〉)、「薬を使用するタイミングと自分の生活リズムが合わないため」(75/191名〈39.3%〉)でした。特に、官公庁や企業に勤めている人でこの傾向が顕著にみられました。
その一方で、「使用し忘れることがない」と答えた119/310名(38.4%)に防止策を聞いたところ、「薬の置き場所を工夫して、使用し忘れないようにしている」(34/119名〈28.6%〉)、「かかりつけ医や薬局に相談し、薬を一包化するなどしてまとめてもらっている」(19/119名〈16.0%〉)が比較的多く挙げられたものの、およそ半数は「特に工夫はしていない」と回答しました(57/119名〈47.9%〉)。
以上により、“医療用医薬品を使用し忘れない人の47.9%は、特に何の工夫をせずとも適正に薬を使用できている(57/310名〈18.4%〉)。その一方で、使用し忘れを経験している人は61.6%に上る”という実態が明らかになりました。
これらの結果から、医療用医薬品の使用し忘れを減らすためには、まず、処方の際に患者さんの生活スタイルを念頭に置き、患者さんが無理なく薬を使用できるよう負担を減らすことが有効であると考えられます。また、使用し忘れに対する積極的な防止策をとる人が少ないことから、患者さんに対して何らかのサポートを提供することができれば、それをきっかけに使用し忘れを減らすことができる可能性があると考えられます。
※本調査の結果の詳細は当ホームページ(https://medimarkeplus.jp/)をご参照ください。
■調査の概要
調査対象:2種類以上の医療用医薬品を半年以上継続して処方されている患者さん310名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査会社:株式会社マクロミル
調査期間:2016年9月5日(月)~2016年9月7日(水)
質問内容:
Q1 現在、どのような病気で通院していますか?具体的な病名・疾患名をお書きください。
Q2 ご自分が飲んでいる/使用している病院の薬の名前をどの程度覚えていますか?
Q3 ご自分が飲んでいる/使用している病院の薬の効果をどの程度理解していますか?
Q4 ご自分が飲んでいる/使用している病院の薬の使用ルール(飲む/使用する回数、飲む/使用するタイミング(食後など)、注意事項(一緒に飲んではいけないものなど))をどの程度理解していますか?
Q5 病院の薬を飲み忘れる/使用し忘れることはありますか?
Q6 飲み忘れる/使用し忘れることはないと回答した方以外にお聞きします。
飲み忘れ/使用し忘れをしてしまう原因はどのようなものか、お答えください。
Q7 飲み忘れる/使用し忘れることはないと回答した方にお聞きします。
飲み忘れ/使用し忘れをしないようにする工夫をしていればお答えください。
Q8 ご自分が飲んでいる/使用している病院の薬の費用がいくらくらいか確認していますか?
Q9 お薬手帳の利用状況について、もっとも近いものをお答えください。
Q10 ジェネリック医薬品への切り替え状況について、もっとも近いものをお答えください。

<MediMarke+について>
「MediMarke+(メディマーケプラス)」は、製薬会社・医療機器メーカーのマーケティング、メディカル、広報部門のご担当者さまを対象に、読者のみなさまがマーケティングに役立てられるような情報を提供するウェブサイトです。
株式会社エム・シー・アンド・ピー(MC&P) 医科学マーケティングカンパニーは、25年以上にわたり医薬品マーケティングサポートに携わってまいりました。その経験とノウハウを活かし、ご担当者さまのマーケティング活動に “+(プラス)” となるような情報を提供する新たなサービスとして、MediMarke+を立ち上げました。

サイト名称:MediMarke+(メディマーケプラス)
URL:https://medimarkeplus.jp/
サイト開設日:2016年7月11日
編集長:本岡 守(株式会社エム・シー・アンド・ピー 医科学マーケティングカンパニー東京 代表)
コンセプト:医薬品マーケティングに携わるみなさまに向けて
MC&Pがお届けするちょっと役立つ箸休め情報メディア
サイトの目的:読者が自分たちのマーケティングに役立てられるような「プラスアルファの情報」を提供する
対象読者:医薬品マーケティング、メディカル、広報部門ご担当者さま

<会社概要>
会社名:株式会社エム・シー・アンド・ピー
業務内容:マーケティングコミュニケーション、コーポレートコミュニケーション支援サービス、美大・芸大新卒採用専門サービスなど
設立:1982年7月
代表者:取締役社長 上園清一
資本金:5,000万円
事業所:〒530-0005 大阪市北区中之島2丁目2番2号 大阪中之島ビル 12F
    TEL.06-4706-3311
    〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番7号 NBF日比谷ビル 19F
    TEL.03-3597-0170
ホームページ:http://www.mcp.co.jp/
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従業員数:77名

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MediMarke+編集室 担当 本岡 守、西山 正人
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