AEROPRES

2017年06月20日 12時32分

BombardierのC Series航空機用FlightLinkシステム、運用機材数を伸ばしてメリットの大きさを示す

Bombardier Commercial Aircraftは、昨年、CS100およびCS300航空機が無事就航(EIS)して以来、お客様がC Series AHMS (Aircraft Health Management System)によってさまざまなメリットを得ていることを、本日発表しました。
MONTREAL, QUEBEC, June 20, 2017 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは、昨年、CS100およびCS300航空機が無事就航(EIS)して以来、お客様がC Series AHMS (Aircraft Health Management System)によってさまざまなメリットを得ていることを、本日発表しました。この整備スイートには現在「FlightLink」システムという名称がつけられ、C Series航空機から大量のデータを記録し、主要なデータを上空から地上へ、そして地上からお客様へと迅速に転送します。航空機の性能や整備に関してよりよい意思決定ができるようになり、待ち時間が無くなり、迅速な分析ができます。そのため、このシステムによって航空機の可用性が最適化され、整備費用が節減されます。

スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)とAir Baltic Corporation AS (airBaltic)は、就航時から、FlightLinkシステムに登録し、CS100およびCS300航空機の管理に活用しています。デルタ航空は、発注したCS100航空機の管理の促進のため、システムに登録しました。他のお客様は、近日中の就航に備えて、Bombardierの実施するブリーフィングや訓練セッションでシステムに慣れる努力を続けています。

「C Series航空機用FlightLinkシステムは、航空機のライフサイクルを通じて、航空機の可用性を最適化し、整備費用を節減するように特別に設計されています。SWISSでCS100およびCS300航空機が、airBalticではCS300航空機が就航しましたので、当社では現在大量のデータを取得し、カナダのケベック州ミラベルの顧客サービスセンターで、両社のC Series航空機の管理をサポートしています。」と、Bombardier Commercial Aircraft顧客サービス本部長でVPのTodd Youngは述べました。「C Series航空機の比類ない性能、経済性および環境クレデンシャルを共に活かすことで、FlightLinkシステムは運航事業者が、この市場セグメントで今まで不可能だったレベルの出発信頼度向上やコスト節減を実現します。 」

「当社では現在9機のC Series航空機を使用していますが、FlightLinkシステムの強力な機能がだんだん分かり始めてきました。これは、C Series航空機のパフォーマンスについての情報取得に、たいへん有用なツールです。」と、SWISS整備業務管理責任者のGabriele Pedrazzini氏は述べました。

「FlightLinkシステムをフル活用するようになってから、C Series航空機の整備要件について、容易に意思決定できるようになりました。今後さらに多くのC Series航空機が機材に加わりますので、この優位性はさらに明白になっていくでしょう。」と、airBaltic技術業務SVPのAndris Vaivads氏は述べました。

「当社のチームはデルタ航空でのCS100航空機の就航を準備中ですが、Bombardierが提供開始したFlightLinkシステムから、多くの知見を得ています。CS100を機材に導入し、FlightLinkシステムを通じて運航優位性を向上することを楽しみにしています。」と、デルタ航空サプライチェーンマネジメントおよび機材戦略SVPのGreg May氏は述べました。

C Series航空機は、Bombardier Inc.のBombardier Commercial Aircraft部門の関連会社、C Series Aircraft Limited Partnershipによって製造されています。

C Series航空機FlightLinkシステムについて

C Series航空機FlightLinkシステムは、C Series航空機で記録され伝送される大量データを活用する健全性管理ツールです。飛行中の航空機からデータを取得し、Bombardierのエキスパートデータ管理システムでデータを実行しその結果を、お客様に直接送信します。このシステムによって運航事業者は、航空機パフォーマンスや整備に関してインテリジェントな意思決定ができますので、航空機の可用性を最適化し、整備費用を節減できます。FlightLinkシステムは、特定の航空機や機材全体に合わせてカスタマイズ可能で、Bombardier C Series航空機ファミリーを運航する事業者すべてで使用できます。

使いやすいウェブベースのインターフェースを活用して、FlightLinkシステムは、データ管理および分析関連の人員要件を削減しますので、航空会社は時間と費用を節約できます。リアルタイムモニタリング機能によってお客様は、まだ飛行中の航空機も追跡できますので、地上スタッフにすぐにデータを提供して、事実に基づいた決定をタイムリーに行えます。FlightLinkシステムはセキュリティが高く、航空機から地上へ無線でデータを送信できます。また、カスタマイズの自由度の高いデータ管理機能によって、社内の承認取得済みユーザー全員に自動的にデータをダウンロードできます。

FlightLinkシステムによって運航事業者は、Field Loadable Softwareや構成ファイルなどのデータを、飛行前に直接航空機に無線でアップロードする機能を利用できます。システムは、事前定義されたメトリックに基づいてデータを分析するか、お客様の選んだ特定の分析を集中して行うようにカスタマイズできます。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2016年12月31日締め会計年度の売上高は、163億米ドルでした。ニュースと情報は http://bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

- C Series航空機の画像は www.bombardier.com に本プレスリリースとともに掲載されています。
- C Series航空機について詳しくは、BCA Media Hubをご覧ください。http://news.commercialaircraft.bombardier.com/
- Bombardier Commercial Aircraftからの最新情報はTwitterで @BBD_Aircraft をフォローしてください。
- プレスリリースを受信するには、BombardierウェブサイトのRSS Feedセクションをご覧ください。 http://www.bombardier.com/en/toolbar/rss.html
- Bombardier、CSeries、CS100、CS300、Q400およびFlightLinkはBombardier Inc.とその子会社の商標です。

www.bombardier.com

お問い合わせ情報

Bryan Tucker
Bombardier Commercial Aircraft
+1-450-476-5907
bryan.bca.tucker@aero.bombardier.com
www.bombardier.com

リリース配信代行:
JCN 株式会社
Tel: 03-5791-1821
Email: info@japancorp.net