AEROPRES

2017年07月06日 10時52分

「OpenStack Days Tokyo 2017」 最新プログラム追加情報を発表

OpenStack初リリースからの開発リーダーが来日 / ドワンゴに加え、LINEと富士市が事例講演

OpenStack の普及促進に取り組む日本OpenStack ユーザ会 (会長: NTTソフトウェアイノベーションセンター 水野 伸太郎、以下 JOSUG) のOpenStack Days Tokyo 2017実行委員会(委員長:エクイニクス・ジャパン株式会社 長谷川 章博)は、来る7月20日(木)・21日(金)に開催するOpenStack 専門カンファレンス「OpenStack Days Tokyo 2017」の最新プログラム追加情報を発表しました。
まず、OpenStackの初期リリースから開発リーダーを務めるOpenStack Foundation のThierry Carrez(ティエリー・カレズ)氏がOpenStack Days Tokyoに初参加し、コンテナとOpenStackの融合について技術セッションを提供します。
また、自治体においてOpenStackを本番環境に導入した静岡県富士市、およびLINE株式会社が事例セッションを提供します。
※最新情報を含む全プログラム以下をご覧ください(全セッション数は80以上です)。
http://openstackdays.com/program/


◆ OpenStackの技術的ビジョンを直接聞ける絶好の機会
  Austinリリースからの開発リーダーが来日
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OpenStack Foundationからは、初日に基調講演を行うCOOのMark Collier (マーク・コリアー) 氏と、Executive Director のJonathan Bryce (ジョナサン・ブライス)氏に加えて、VP of EngineeringのThierry Carrez氏が来日し、技術セッションを提供します。Thierry Carrez氏は、OpenStackが初リリースされた時からの開発リーダーであり、Ubuntu ServerのテクニカルリーダーやGentoo Linux のセキュリティチーム管理責任者などを歴任したOSS界の雄でもあります。

◇講演タイトル:「OpenStackはコンテナの世界に何をもたらす?」
◇講演日時:7月20日(木)16:00-16:40
 http://openstackdays.com/program-detail/#d1p1s9
◇概要
コンテナ技術は、アプリケーション開発者に下回り基盤を意識させないという特徴があるため、OpenStackはコンテナになじまないと判断しかねませんが、コンテナ技術を利用するには柔軟な下回りの基盤が必要で、OpenStackは開発者に必要なプログラマブル基盤(ベアメタル、仮想サーバ、コンテナ環境、仮想ネットワーク、仮想ストレージなど)を提供します。本講演ではOpenStackが、DockerやKubernetesと補完的な関係にあり、どのように協調して利用することができるのかについて解説します。 また、それぞれのソリューションが解決できる課題がどのようなものか、また、補完的に利用されている事例(Kuryr, hyper.sh, OpenStackをKubernetesで構築するなど)を紹介します。


◆ ドワンゴに加え、LINEと富士市が事例キーノート講演
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注目事例を集めた2日目の基調講演(7月21日 10:00-10:40)では、株式会社ドワンゴに加えて、LINE株式会社、静岡県富士市に講演いただきます。
http://openstackdays.com/program-detail/#d2p0s0

◇ 富士市役所 総務部情報政策課 主幹 山田 勝彦 氏
「自治体におけるOpenStack採用事例」
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静岡県富士市は、災害時の業務継続と効率的な行政運営のために、OpenStackでプライベートクラウド基盤を構築しました。自治体においてOpenStackを本番環境に利用する先進的な事例として、OpenStackを選択した経緯や成果についてご紹介いただきます。

◇ LINE株式会社
Senior DevOps & Systems Engineer サミル・イブラジッチ氏
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LINEは、従来のサービスITインフラの世界と現代のトレンドであるEaaS(Everything as a service)との距離を縮めることを目指しています。このようなITにおける文化の違いを克服するためにLINEは何をしているのか、また、OpenStack型プライベートクラウド「Verda」をどう設計および構築したか、実現までの過程、採用したアーキ テクチャやコンポーネント、直面した困難から学んだこと、今後の展望などについてご紹介いただきます。
また、基調講演の内容をさらに詳細に掘り下げて、「企業のIT需要を満たすOpenStack」と題したコミュニティセッション(7月21日17:50-18:30)にも登壇いただきます。
http://openstackdays.com/program-detail/#d2p5s10


「OpenStack Days Tokyo」は今年で第5回目の開催となり、今回は「オープン x コラボレーション」をテーマとして、コンテナ技術、運用自動化、フォグコンピューティングなど、OpenStackに関連する技術の団体やコミュニティと連携してプログラムコンテンツを充実させており、全セッション数は80以上が予定されています。
企業スポンサーは現在37社、総務省、経済産業省を含め15以上の組織・団体が後援しています。

事例セッションとしては、上記基調講演の他に、HavanaとMitakaのバージョンの異なるクラスタを並列で運用しているGMOペパボ株式会社のプライベートクラウド構築について、通信キャリアのシステムにおいてメンテナンスのダウンタイムを最小限にするためにKDDI株式会社が独自に開発した「Zone Migration」について、コンテナ技術を高度に利用している株式会社サイバーエージェントの取り組みなど、先進的な事例が多数紹介されます。


◆「OpenStack Days Tokyo 2017」開催概要
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テーマ: オープン x コラボレーション

会 期 :2017年7月20日(木)・21日(金)
会 場 :虎の門ヒルズフォーラム (銀座線虎ノ門駅 徒歩5分)
主 催 :OpenStack Days Tokyo 2017 実行委員会
    実行委員長:エクイニクス・ジャパン株式会社 長谷川 章博

内 容 :基調講演、スポンサー講演、併設展示 など
対 象 :クラウドを導入したいCTO・CIO層、クラウドビジネスの企画者、クラウド業界のビジネスユーザ、クラウド業界内開発者、パートナー企業、データセンタ・テレコム業界のビジネスユーザ、ICTへの関心と利用率の高いビジネスユーザ

定 員 : 3,000名
参加費 :無料 (事前登録制)
申 込 :以下のイベントWebサイトから
    http://openstackdays.com/
〆 切 :2017年7月14日(金)17:00迄
※定員となり次第締め切らせていただきます


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■OpenStack Days Tokyo 2017 実行委員会について
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http://openstackdays.com/outline/
「OpenStack Days Tokyo 2017」は、日本OpenStackユーザ会のボードメンバーを中心とした28名により構成されるOpenStack Days Tokyo 2017 実行委員会が企画・運営を担います。実行委員会メンバーは以下でご覧いただけます。

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■日本OpenStackユーザ会について
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http://openstack.jp/
日本OpenStackユーザ会(Japan OpenStack User Group=JOSUG) は、オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「OpenStack」の普及や人材育成に寄与することを目的として、2010年10月22日に設立しました。JOSUGは、クラウド基盤ソフトウェアを包括的に扱うコミュニティであるオープンクラウドキャンパス(opencloud.jp)の一部(分会)として、OpenStackに関する日本語による情報発信やセミナー、勉強会などの活動を行っており、OpenStackに興味を持つ個人、団体、企業は誰でもコミュニティに参加できます。


━◆ 報道関係者 お問い合わせ ◆━━━━━━━━━━━━
OpenStack Days Tokyo 2017 イベント事務局 (株式会社イーサイド内)
TEL:03-6435-8789 E-mail:osdt2017-office@e-side.co.jp