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2017年11月10日 09時00分

CDNetworks新機能、次世代プロトコル「IPv6」に対応完了

「IPv4」の枯渇が騒がれ「IPv6」への移行が進んでいます。今年、大手携帯キャリアがIPv6をデフォルト化するなど一気にIPv6化が進む中、CDNetworksはIPv6の整備を完了しました。
グローバルCDNプロバイダの株式会社シーディーネットワークス・ジャパン(東京都新宿区、以下CDNetworks)は、ウェブ高速配信サービスであるCDNの機能をアップデートし、IPv4/IPv6のデュアルスタック環境をサポートしたCDNプラットフォームにおいて「IPv6」に対応したことを発表いたします。

総務省の最新報告によると、日本のインターネット普及率は83.5%、利用者人口は1億0084万人とされています。特に、スマートフォンの保有率は、2011年に14.6%であったものが、2016年には56.8%と5年間で4倍に上昇しています。※1

これらスマートフォンをはじめとするモバイルの急速な普及によりインターネットユーザが急拡大し、IP アドレスの需要が増大しています。間もなく「IPv4」プロトコルは枯渇するとされており、これに代わるプロトコルとして「IPv6」への移行が急がれています。現在、日本のIPv6対応率は43%※2とされ、中でもネットワーク分野では、今年に入り大手携帯キャリアやISPがIPv6のデフォルト化を実施しており、2017年一気にIPv6化が進むことが予測されています。

CDNetworksではこのような背景に対応し、IPv6の整備を完了しました。

下記にて新機能について説明します。
1.機能名:IPv6
2.機能概要:「IPv4ネイティブ」、「IPv6ネイティブ」、「IPv4/IPv6デュアルスタック」など、お客様のインターネット環境に応じて利用できます。

<本機能の特徴>
・標準サービス提供:お客様は利用にあたっての手続きは不要で追加費用もかかりません、さらにユーザ(ブラウザ)側も自動設定のため手続きは不要です
・グローバルIPアドレスが無限:IPv4は32ビット(2×32乗)で最大34億個です。これに対しIPv6は128 ビット(2×128乗)で最大340澗個※3で事実上無限と言われています
・高セキュリティ:IPsec※4が標準装備されており常時通信が暗号化されます

3.対象サービス:
コンテンツ・アクセラレーション:
https://www.cdnetworks.co.jp/service/contents.html
ダイナミック・ウェブ・アクセラレーション:
https://www.cdnetworks.co.jp/service/dynamic_web.html

4. 提供条件
・CDNetworksのCDN(ウェブ高速化サービス)を利用されている場合に適用
・サービス提供エリアは別途お問合わせください

5. 提供開始日:サービス提供開始済み

本新機能に関しては、営業担当またはウェブよりお問い合わせください。
*電話での問い合わせ:03-5909-3373(営業部)
*ウェブからの問い合わせ:http://engage.cdnetworks.co.jp/LP_CU

CDNetworksは、引き続きお客様のご要望に柔軟に対応するための、さまざまな新機能を提供してまいります。

※1 2017年6月8日発表 総務省「通信利用動向調査(2016年9月末時点データ)」を参照
※2 Cisco 6lab、国別のIPv6対応率:http://6lab.cisco.com/stats/
※3 澗(かん):兆の6つ上の位
※4 IPsec:Internet Protocol Securityの略、インターネット上で安全な通信を行う方式のひとつ、IPsecは様々なアプリケーションプロトコルのデータ転送を保護しVPN(Virtual Private Network)を構築するための技術として広く用いられている

以上

About CDNetworks
CDNetworksは、コンテンツ・デリバリ・ネットワーク(CDN)サービス専門企業として、世界中に分散配置する200を超えるPoPにおいて日々40,000以上のウェブを高速化しています。独自開発のグローバル高速配信プラットフォームを活用した大規模なサービス力で、エンタープライズ・アドテク・ソフトウェア・eコマース・ハイテク・メディアおよびゲームなど幅広い業界のお客様へサービスを提供しています。中国や東南アジア、そしてインド、中東、ロシア、アフリカ、中南米などの新興市場においても自社PoPによって企業のグローバルな配信をサポートしている、唯一の、そしてアジア最大級のグローバル企業です。2000年に設立されたCDNetworksは、日本・韓国・中国・シンガポール・英国、独国、そして米国にオフィスを構えています。詳細については、https://www.cdnetworks.co.jpをご覧ください。