2018年06月08日 12時56分
ブロック・チェーンベースの分散化された自律型マーケットプレイスであるSONMは、既存の「クラウド」サービスの総合的な代替案である「フォグ(fog)・コンピューティング・プラットフォーム」を第3四半期に発売する予定だと明らかにした。
ブロック・チェーンベースの分散化された自律型マーケットプレイスであるSONM( https://sonm.com/ 、共同代表:セルゲイ・ポノマレフ、アレクセイ・アントノフ)は、既存の「クラウド」サービスの総合的な代替案である「フォグ(fog)・コンピューティング・プラットフォーム」を第3四半期に発売する予定だと明らかにした。
昨年SONMは、ICOを通じて4,200万ドルを調達し、12月に独自のMVPテストネット(Testnet)を公開して、開発者が幅広いフォグ・コンピューティング・サービスを試す機会を設けた。テストネットの公開を通じ、コミュニティ内の開発者は商用版のリリースに先立ってプラットフォームに関するフィードバックを提供することで、プラットフォームの改善に貢献した。
全世界に広がっている数百万台の様々な個人のデバイスがSONMのプラットフォームで相互に接続する。SONMのプラットフォームを通じて、ユーザは自分のコンピューティング・パワーの需要と供給に合わせてコンピューティング・パワーを一定期間レンタルまたは購入し、実質的に活用・適用することができる。SONMは、完全な分散化を通じて透明性を備えており、特定の所有権から自由な最適化された分散型コンピューティング・パワー・マーケット・プレイスである。
また、集中化されたクラウド・サービス・プロバイダと比べると、SONMは比較的安価であり、バイヤーはレンタル時間や必要なパワーの規模によってコストを設定することができる。バイヤーはSONMを通じて提供されたコンピューティング・パワーで、ビデオ・レンダリング、アプリやウェブサイトのホスティング、科学的計算、データストレージ、あるいは機械学習などの課題を遂行することができる。コンピューティング・パワーを所有しているプロバイダは、バイヤーにコンピューティング・リソースを販売した報酬としてSNMトークンを受け取る。ユーザーは、SONMを通じてコンピューティング・パワー・リソースをレンタルまたは購入し、それぞれのプロジェクトや仕事を簡単かつ安価で遂行することができる。
SONMの共同創業者であるアレクセイ・アントノフは、「多様な顧客のコンピューティング需要に合わせて、複数の業務を同時に遂行できるようフォグ構造を通じてクラウドに対する広範な代替案を提供することがSONMのビジョンである」とし、「SONMは、ブロック・チェーン技術とフォグ・コンピューティング・サービスを組み合わせて暗号通貨とコンピューティング・パワーが共存できる環境を成功的に構築し、全世界に広がっている数百、数千万のデバイスをつなげるプラットフォームは継続的にサービスを拡張することができる。特に、コンピューティング需要が多いアジアで有用なサービスになると期待している」と述べた。
SONMの詳細は、ホームページ( https://sonm.com/ )を参照。
SONMについて
SONMは、2017年にセルゲイ・ポノマレフ(Sergey Ponomarev)とアレクセイ・アントノフ(Aleksei Antonov)が共同で創業したブロック・チェーンベースのフォグ・コンピューティング・プラットフォームで、多様で複合的な課題を一カ所で処理できる多目的コンピューティング・プラットフォームを全世界に供給するために作られた。SONMは分散型で、既存の一般的なクラウド・サービスよりコストを削減できるように設計された。現在2つのグローバル・マーケット・サービスであるコンピューティング・パワー・リソースの提供と暗号通貨の計算をホスティングしており、主なパートナーとしてディ・ブレイン、OpenFogコンソーシアム、HPクラウド28+がある。公式ホームページは https://sonm.com/ 。
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