2018年10月03日 10時03分
IoTによるビジネス変革を推進している安川情報システム株式会社は、2018年11月にAI画像判定サービス「MMEye(エムエムアイ)」を発売します。これにより、異常の検知やレベル判定、分類など、目視検査の自動化を支援してまいります。「MMEye」は、AIが曖昧さを含む人間による判定結果を機械学習し、自動で判別モデルを作成することで、人間並みの判別を実現するクラウドサービスです。
報道関係者各位
2018年10月3日
安川情報システム株式会社
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安川情報システム、AI画像判定サービス「MMEye」で目視検査の自動化を支援
面倒なパラメータ設定不要で、人間並みの応用度の高い判別が可能
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IoTによるビジネス変革を推進している安川情報システム株式会社(本社:北九州市八幡西区、代表取締役社長:遠藤 直人)は、2018年11月にAI画像判定サービス「MMEye(エムエムアイ)」を発売します。これにより、異常の検知やレベル判定、分類など、目視検査の自動化を支援してまいります。
「MMEye」は、AIが曖昧さを含む人間による判定結果を機械学習し、自動で判別モデルを作成することで、人間並みの判別を実現するクラウドサービスです。当社では今まで、製造工場の検査工程などに向けて画像処理技術を磨いてまいりました。その技術とAI技術を組み合わせた画像判定システムを、よりご導入いただきやすいクラウドサービスとして、ご提供いたします。
一般的なカメラシステムではパラメータ設定に基づいて判定を行うものが多く、そのパラメータ設定は複雑で画像処理技術が必要となり、専門技術者のいない現場への導入は難しいものでした。またパラメータに基づく「しきい値」判定は、均一な大量生産の部品のようなものの判別にはとても有効ですが、例えば食品のように個体差の大きなものを対象とした検査の自動化は難しく、人手に頼らざるを得ないケースが多く見受けらます。
一方、「MMEye」は機械学習によって作成された判別モデルを用いるため、パラメータ設定が不要で導入が容易。また、AIは曖昧さを含む人間の判別を機械学習し判別モデルを作成するため、実証実験において、個体差の大きな対象物も人間並みの精度で判別が可能であると、お客様に認めていただきました。
まだ多くの現場が人手による目視検査を行っています。そのような現場の働き方改革、効率向上、品質の安定の支援ができるよう、当社は「MMEye」の拡販につとめて参ります。
■AI画像判定サービス「MMEye」概要
▼サービス導入の流れ
①導入効果の確認:
トライアルサービスを使い、AI画像判定の効果を確認することができます。より高度な効果確認をご要望のお客様には、当社のデータサイエンティストがお手伝いいたします。
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②学習用画像データの収集:
大量の学習用画像データを収集し、AIに機械学習させます。当社のサンプル画像自動生成技術を用いることで、少数の画像から自動で類似画像を生成可能。学習用画像収集の手間を大幅に削減できます。
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③判別モデルの作成:
当社独自の前処理技術を用い、データサイエンティストが複雑なパターンもカバーする判別モデルをクラウド上に作成します。
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④AI画像判定:
検査を行う現場に設置するエッジ端末でAI画像判定を行います。エッジ端末を用いることで、現場で高速リアルタイム処理が可能となります。
<MMEyeケーススタディ>
https://www.ysknet.co.jp/news/18/news_products/images/img_20181003.jpg
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■関連リンク
・AI画像判定サービス「MMEye」
https://www.ysknet.co.jp/product/iotm2m/mmeye/index.html
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■本発表に関するお問合せ
・安川情報システム株式会社 マーケティング本部 マーケティング企画部
TEL: (093)622-6139 FAX : (093)622-6117 Mail: press@ysknet.co.jp
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