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2012年04月19日 10時03分

パナソニックが太陽光発電による電力のみで「金環日食」を富士山頂からライブ中継

パナソニック株式会社は、日本の自然の象徴的な存在である富士山の山頂から、2012年5月21日(月)に起こる金環日食を、クリーンエネルギーのみで、全世界に向けてインターネット上で生中継するプロジェクト“ECLIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER”を実施します。
大阪--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- パナソニック株式会社は、日本の自然の象徴的な存在である富士山の山頂から、2012年5月21日(月)に起こる金環日食を、クリーンエネルギーのみで、全世界に向けてインターネット上で生中継するプロジェクト“ECLIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER”を実施します。
このプロジェクトは、当社のエナジーソリューション事業にかける情熱とそれを支える技術・商品を世界中にご理解いただくために実施するものです。ビデオカメラ、撮影機材、PCなど、中継に使用する機材に必要な電力のすべてを、業界最高水準※1の発電量を誇る「HIT(R)太陽電池」により発電し、自社製の蓄電池を介して供給します。
当日、富士山周辺は金環日食が綺麗に見える「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域の中にあり、特に空気の澄んだ富士山頂では一層美しい金環日食を見ることが可能です。しかし、5月の富士山頂は雪に覆われた零下の環境下にあり、生活電力もありません。そこで本プロジェクトでは、「HIT(R)太陽電池」で発電した電力を家庭用のポータブル電源に充電し、スタッフが凍りついた急斜面を登山し山頂に運びます。こうした過酷な行程を乗り越えるスタッフ達の活動を交えながら、金環日食の瞬間を、日本国内で最も太陽に近い場所から世界中に配信します。
プロジェクトの進捗状況は、4月18日より特設されるウェブサイトおよびfacebookページ上で、5月21日の金環日食当日までの間、配信していきます。撮影に使用する機材やスタッフの紹介、本番を想定した実施テストの模様などを配信していく予定です。このプロジェクトを通して、神秘的な金環日食の瞬間を多くの方にご覧いただけることを心より楽しみにしております。

※1 太陽光発電システム容量1kWあたりの年間予測発電量  HIT210シリーズ:1.169kWh/kW(大阪市の場合)2012年2月現在。国内の住宅用太陽光発電システム業界において (社)太陽光発電協会基準「年間予測発電量計算式」に基く。当社調べ。

【“ECLIPSE LIVE FROM FUJIYAMA by SOLAR POWER”概要】

■実施時期:2012年5月21日(月) 7:30頃 金環日食ライブ中継(予定)

■実施過程:
(1) 4月18日~
特設キャンペーンサイトおよびfacebookページを立ち上げ。プロジェクト紹介ムービーを公開。スタッフ紹介、テスト撮影の模様など、特設キャンペーンサイトおよびfacebookページにて、プロジェクトの進行状況を随時レポート。

(2) 5月17日
富士山の中間地点にベースキャンプを設置し発電・充電を行う。

(3) 5月20日(日食前日)
富士山中間地点から、山頂に向けてアタックチームが登る。
(登山の様子を現地からリアルタイム中継します)

(4) 5月21日金環日食時
山頂で全ての機材をバッテリーに繋ぎ、金環日食映像の様子をライブ中継。

(5) 後日
上記の一連の様子をスペシャル動画として特設HPにて公開。

■使用機材:
【五合目ベースキャンプ】
ライフイノベーションコンテナ※2
(HIT(R)太陽電池パネル、長寿命サイクル用鉛蓄電池)

【山頂撮影部隊】
ポータブル電源CB-LS01H 16台(総出力2068Wh)/
日食撮影用カメラVARICAM
スタッフ撮影用カメラ/赤道儀(天体追尾システム)
PC(Let’s note FOMA回線利用)など
※2 無電化地域向けの「ライフイノベーションコンテナ」とは、仕様が異なります。

■中継に使用する総電力量(すべて太陽光パネルで発電):14200Wh

■配信先:特設ウェブサイト http://panasonic.net/eclipselive

■プロジェクト紹介ムービー: http://youtu.be/jU6ZJA2WUAE

■情報告知サイト:
公式facebookページ http://www.facebook.com/PanasonicEclipseLive
公式twitterアカウント @FujiyamaEclipse

<参考>

■金環日食
2012年5月21日、全国で部分日食を見ることができるほか、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域の中で、金環日食を見ることができます。中心食帯の中では、太陽の前面を月が通過するために、食が最大になる前後には、太陽がドーナツ状になる様子を観察することができます。中心食帯の中心に近いほど月は太陽の真ん中を通り、中心食帯の端の地域ほど、月は太陽の真ん中から外れたところを通ることになります。日本の陸地に限ると、金環日食が観察できるのは、1987年9月23日に沖縄本島などで見られた金環日食以来のこと。次回も2030年6月1日に北海道で見られる金環日食まで、18年間起こらない、非常に珍しい現象。

写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください : http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=50243070&lang=ja


連絡先
<画像提供など、本件に関するお問い合わせ先>
パナソニック株式会社
PR事務局: 担当:木原・奥井
TEL: 03-5572-6316  FAX: 03-5572-6075
MAIL: a-kihara@vectorinc.co.jp

パーマリンク: http://www.businesswire.com/news/home/20120418005798/ja/