AEROPRES

2019年10月15日 13時20分

スマートフォンを戸別受信機として利用 ‐屋外スピーカからの放送と同時に視聴

SKY-NETWORKは、台風19号で甚大な被害が出たことを受け、Jアラートや防災行政無線を瞬時にスマートフォンへ自動転送放送するモバイル防災放送システム『地域防災コミュニケーションネットワーク』を10月より全国の自治体に向け販売を強化
SKY-NETWORK(静岡市)は、台風19号による豪雨で甚大な被害が出たことを受け、Jアラートや防災行政無線を瞬時にスマートフォンへ自動転送放送するモバイル防災放送システム『地域防災コミュニケーションネットワーク[Regional Alert DIRECT]』を10月より全国の自治体に向け販売を強化することとした。

Regional Alert DIRECTは、Jアラートや防災行政無線放送を放送と同時にスマートフォンへ自動転送する「瞬時自動転送放送」と、スマートフォンを送信機として住民のスマートフォンへ一斉ライブ放送する「モバイルページング放送」の2つの放送機能を標準搭載する最高度のICT を駆使した次世代インターネット放送システム。

戸別受信機と比較した場合の主な優位性は・・・ 
□価格帯
 戸別受信機が1台5万円程度に対し、本システムはスマ
 ホ1台当り月10円以下
□携帯性と視聴率
 戸別受信機や防災ラジオは一般的に常時携帯しないが、
 スマホは常時携帯するため視聴可能者が格段に向上
□受信範囲
 戸別受信機や防災ラジオは受信エリアが限定されるが、
 スマホは国内外を問わずどこでも受信可能
□機能性と拡張性
 戸別受信機は放送を聴くのみだが、本システムは音声・
 文字放送発信機能や住民からの通報機能を有し、ニーズ
 に合わせカスタマイズも可能
□メンテナンス体制
 戸別受信機は故障時の代替機やメンテナンス体制が必要
 だがスマホは不要なため導入後の維持管理費を大幅軽減
さらに
☆防災行政無線機の故障や屋外スピーカの倒壊による情報
 寸断や停電で全ての情報伝達手段が機能不全になっても、
 “職員のスマホから住民のスマホへ一斉放送”が可能

「瞬時自動転送放送」は、既設の防災行政無線機(メーカー、デジタル/アナログ問わず)とパソコンとを市販のオーディオケーブルで接続するだけで防災放送の音声をスマホへ自動転送。防災行政無線設備側の設定も一切不要なことから導入も極めて簡単なのが特徴。

一方「モバイルページング放送」は、“スマホを放送機”にして住民のスマホへ一斉ライブ放送するもので、放送者は役所職員以外にも必要に応じて消防署員や警察署員、区長など関係者も放送でき、状況に応じて住民が必要とする情報をリアルタイムで放送できる。
また、防災行政無線放送のようにゆっくり喋ることなく、通常の会話スピードで刻々と変化する防災情報や押し迫った状況では切迫感ある放送ができるなど、住民へ肉声で早期避難を訴え“説得”できるのが特徴。
また、モバイルページング放送はスマホを放送機とするため、長期間にわたる停電でも公用車等から電源を取り込むなどして情報を寸断させることなく放送を継続することが出来る。

さらに、Regional Alert DIRECT はアウトバウンド(放送機能)以外にもインバウンド(災害情報受信機能)を併せ持つ国内初のインターネット双方向通信放送システムで、災害発生時に自治体関係者や住民が災害情報をスマホから動画通報でき、通報を受けた役所、消防署、警察署など連携機関は動画情報を瞬時に組織横断的に情報共有できる、インフォメーション・プロビジョン(インバウンド情報受発信機能)を搭載。
従来電話による情報提供では得られなかった、視聴覚(動画、音声)による災害情報をリアルタイムで確認できることから、自治体関係者は危険を伴う災害現場に行くことなく通報された動画情報から災害状況を正確に把握し、迅速かつ的確な対策と対応につなげられるなど、防災・減災対策の更なる相乗効果が期待される。
※製品情報:https://sky-network.jp/hp/works1_PR3.html

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