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2020年02月19日 16時31分

音声AI関連市場、世界的に高成長続く! ヒアラブルはウェアラブル市場をけん引へ! スマートホーム、人に寄り添うサービスに期待高まる! 音声AI、スマートホーム調査報告書完成! AQU先端テクノロジー

スマートホームデバイスのひとつであるスマートスピーカー(AIスピーカー)の世界市場は、2019年に1億台を突破、今後の市場予測では、年率35%内外の高成長が続き、5年後の2025年には、10億台規模に達すると予測。日本では世界市場の普及スピードほどではないが、スマートディスプレイやマスコットキャラクタータイプなどを含め着実に普及拡大しており、5年後の2025年には、700万台規模に達すると予測。
■生活を豊かにするスマートホームはIoTやAIなどの技術を駆使して、住む人に、より安全・安心で快適な暮らしを実現する住まいをさす。スマートホームデバイスのひとつであるスマートスピーカー(AIスピーカー)は搭載された音声認識機能(音声AIアシスタント)を活用して、音声対話形式により必要な情報を入手したり、サービスを利用したりできる。世界市場は、2019年に1億台を突破、今後の市場予測では、年率35%内外の高成長が続き、5年後の2025年には、10億台規模に達すると予測。日本では世界市場の普及スピードほどではないが、スマートディスプレイやマスコットキャラクタータイプなどを含め着実に普及拡大しており、5年後の2025年には、700万台規模に達すると予測・・・民間調査会社のAQU先端テクノロジー総研(代表、子安克昌)がこのたび、調査報告書『音声AI、ヒアラブル、スマートホームの市場予測に関する調査 -スマートイヤホン、スマスピが拓く 新潮流をとらえる-』をまとめた。

■調査によると、音声AIアシスタントの搭載で注目されるスマートイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)は、アップルのAirPodsの大ヒットにより、市場形成が大きく進んでいる。世界市場における数量ベースでは、2019年、1億台(ユニット)を突破しており、今後20%超の高成長が続くものと予測。同市場には従来のオーディオ企業のほか、アマゾン、グーグルなどIT大手や、大手補聴器メーカーなども参入している。これはパソコンのOS、スマホのOSのように、音声AIアシスタントという一種のOSがもたらす今後の応用市場の可能性(スマートホーム、車載市場等)をにらみ、いわば将来の覇権を握ろうとして当該市場に臨む参入企業の姿勢がある。また音声AI市場を狙う中国企業の積極的な取り組み(AI音声アシスタントとして、Baidu DuerOS Voice Assistants、Xiaomi Voice Assistants、Tmall Voice Assistants、 Dingdong Voice Assistantsなどを開発)も手伝い、世界的な市場拡大が続いている。これまで世界出荷数量ベースでは、スマートウォッチがウェアラブル市場において、シェアトップで推移してきたが、2019年にヒアラブル(スマートイヤホン)がスマートウォッチを逆転。今後、ヒアラブルがウェアラブル市場をけん引してゆくとみている。

■世界のスマートホームの市場規模は2030年には4,050億ドル(約44兆円)規模が予測されており、スマートスピーカー(スマートディスプレイ含む)や、スマート家電コントローラ、そしてヒアラブル(スマートイヤホン)などの高機能化が注目される。

■現在、スマートホームではシャープ、東芝などがパートナー企業との連携を強め、家電製品だけでなく、留守宅の管理、防犯対策、家族の見守りのほか、食材の宅配、家電のメンテナンスなど生活サービスまで提供する動きが出ている。音声AIやクラウドを活用し利用履歴のデータを学習することで、人に寄り添うサービスを目指している。音声AIの性能向上とともに、スマートホーム製品をコントロールするスマート家電コントローラや、スマートスピーカー、スマホアプリなどがより使いやすくなることが求められる。

■同調査では、未来ビジネス企画の提言をしているが、先進的日本企業にあっては日本人の持ち味、発想を生かした取り組みが期待される。たとえば、音声AIはVOI(Voice of Intrerface)の観点からも今後重要性が増していくため、音声認識合成の性能向上など、よりいっそう高齢者、消費者の目線を大切にしていくことが期待される、としている。

■調査テーマ

『音声AI、ヒアラブル、スマートホームの市場予測に関する調査
- スマートイヤホン、スマスピが拓く 新潮流をとらえる -』
https://www.aqu.com/onsei-ai-smart-home/

ISBN 978-4-904660-43-0

■調査スケジュール 2019年10月1日~2020年2月18日

■調査の実施

AQU 先端テクノロジー総研
音声AI、ヒアラブル、スマートホーム調査プロジェクト


※お問い合わせ連絡先

株式会社AQU先端テクノロジー総研
https://www.aqu.com/

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子安、那須
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