2021年03月17日 22時20分
メンタル産業医の命名者 櫻澤 博文が代表を務める合同会社パラゴン(本社:東京都港区)は、2020年の自殺者数(確定値)が11年ぶりに増加かつ要因別に最多だった「健康問題」を解決すべく、「産業医療・産業保健に関する多言語ツール集」を無償公開すると共に、産業医先でなくても定期健診結果の電子化と自動判定システムを利用できるようにしてもらいました。
報道関係者各位
プレスリリース
2021年03月17日
合同会社パラゴン
健康経営支援に長けたメンタル産業医の命名者 櫻澤 博文が代表を務める合同会社パラゴン(本社:東京都港区)も最近では、コロナ禍にて増加している自死(自殺)や孤独対策にと「メンタル産業医によるコロナうつ対策」シリーズの発信を行ってきています。
▼メンタル産業医によるコロナうつ対策
URL: https://u.xsm.jp/k5mw
▼「職場復帰支援ノウハウ提供プラン」から限定資料を公開中
URL:https://pro-sangyoui.com/side/page_id13855
そんな中、警察庁と厚生労働省が3月16日に発表した2020年の自殺者数(確定値)は11年ぶりに増加の21,081人(対前年比104.5%)でした。うち最多の要因を占めたのが48.4%の「健康問題」でした。この「健康問題」で苦悩することがなくなれば、48.4%の9,732人を救えた可能性があります。そこで「自殺に追い込まれる」ことを防止するために以下の2つの対策にて「健康問題」を解決することにしました。
■1点目:産業医療・産業保健に関する多言語ツール集の構築と無償公開
■2点目:定期健診結果の電子化と自動判定システムの開発とサービス提供
■1点目 「産業医療・産業保健に関する多言語ツール集」の構築と無償公開
URL: https://pro-sangyoui.com/linkage/manymedicallauguages
[特徴]
その1:自身の健康状況を医療従事者に精確に把握してもらうため、内科、外科、皮膚科、整形外科、産婦人科等の様々な科で使われている問診票や、それぞれの科で独自に使われている精密検査や特殊検査の内容と解説、そして診療情報提供書、入院同意書や医療費請求書の見本等を日本語だけでなく英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語で用意しました。
その2:国際研修協力機構(JITCO)が作成した健康で安全な技能実習・研修の実施のためのガイドから、「こころとからだの健康のために~ストレスマネージメントハンドブック~」の日本語版に加え英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、タイ語、ベトナム語、ハングル、タガログ語で用意しました。
その3:いわゆる過労死といわれる脳・心臓疾患による突然死を予防するチェックシートを、日本語版に加え英語、中国語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、モンゴル語、ミャンマー語、ラオス語で用意しました。
その4:心とからだの自己診断表については、日本語版に加え、英語、中国語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、タガログ語、モンゴル語、カンボジア語で用意しました。
その他:「技能実習生が建設作業を安全に行うための一歩」(日本語含め7か国語)、「自転車の通行等に関するルールのチラシ」(英語含め5か国語)、外国人技能実習生に関する労働保険や社会保険、外国人技能実習生総合保健(JITCO保険)他も収載しています。
■2点目:定期健康診断結果の電子化と自動判定システムの開発とサービス提供開始(有償)
[現状把握]
コロナ禍の下、医療機関で健康診断を受けることが忌避されたこともあります。加えての在宅勤務推奨下、紙で打ち出された定期健康診断の結果は、担当者が在宅勤務だとアクセスもアプローチもされることはありませんでした。出社勤務の場合でも個人情報保護の観点から産業医の元に郵送送付されることはありませんでした。このように、自殺の最多要因である「健康問題」は、コロナ禍下では、そもそも健康診断で確認されることも、確認されたとしても対応を執ることも、先送り対応がなされていたことが時自殺者増加の理由と考えられます。つまりはコロナ禍で自殺が増えたようなものです。
[解決策]
当社代表 櫻澤 博文が実施者を務める株式会社職業性ストレスチェック実施センター(以下 センター)に健康診断結果の電子化と「自動判定システム」を構築していただきました。受診した定期健康診断結果の判定や対応の迅速化が可能となります。
また、これまで当社と産業医契約を結んでいなかったり、センターでのストレスチェック実施依頼を行っていない企業においても、有償ではありますがこのサービスを利用できるようになりました。
URL: https://tinyurl.com/yxk2u9ng
なお「自動判定システム」は以下の当社代表による著書の18~20ページに記載しているように、多くの産業医が、その就労判定をする際に、判定基準として使っている検査項目ごとの数値を産業医大が集計し、デルフィー法を使うことで導き出した、いわば“業界標準”といえる数値を判断基準として使用しています。
仔細や疑問点はメンタル産業医の命名者である櫻澤博文に産業医を委託することで解決できます。
▼ストレスチェック面接医のための「メンタル産業医」入門<改訂第2版>
URL : https://www.jmedj.co.jp/book/search/detail.php?id=1833
発行 :日本医事新報社
発行日 :2018年10月11日
ISBN :978-4-7849-4557-3
類型・ページ数: B5・296ページ
このプレスリリースで紹介した以上の2つの支援策が、2021年における自殺の発生防止に寄与することを願ってやみません。
【合同会社パラゴンの概要】
社名 : 合同会社パラゴン
本社 : 〒107-0062 東京都港区南青山5-17-2 シドニービル502
代表者 : 櫻澤 博文
事業内容: 官公庁・企業の健康管理部門請負全般、
特に(1) メンタル産業医による休職前・休職中・復職前・復職後支援提供
(2) 「健康経営優良法人」認証取得支援
(3) ストレスチェック制度の構築・運用・実施者対応
URL : https://pro-sangyoui.com/