2023年04月11日 10時00分
京都西陣を拠点に、伝統産業から出る産業廃棄素材を再利用しハンドメイドアクセサリーを手がけるブランド「sampai」が主催イベント「mono-gatari」の開催を決定。コロナ禍の2021年から河原町御池通りに面するQUESTION京都信用金庫を会場に開催され、今年で3回目となる。本年は規模を拡大し、ものづくり物販(1階)と飲食(8階)は同ビル内で階を分けて実施、過去開催より幅広く多彩な地域事業者を出店に呼び込む。会場ではsampaiがセレクトする京都のサスティナブル・伝統・福祉に関連する物販や、老舗・若手
【地域事業者の背景にある「物語」を伝える】
「ものが語る、その声に耳をかたむけて。」をコンセプトに、2021年8月、2022年6月と2回実施された「mono-gatari」は今年で3回目を迎える。京都のものづくりや酒蔵、食品の生産にまつわる事業者の声や出来上がる過程での物語を消費者に伝えることを目的として実施される当イベントは、物販売上だけではなく生産の背景にある社会課題の可視化、それに対する各企業の取り組みの明示を目指している。会場を訪れる消費者に商品背景を知って買い物をするという体験を届け、日常消費でも商品ストーリーを知ろうとする意識の醸成を目指す。
【ファン層の交流と地域企業の繋がりを創る】
老舗企業が有する比較的年齢層の高い消費者と、若手事業者が有する若年層の消費者が同じ会場に足を運ぶことで普段関わる機会のない店にも足を運び、新たなファンになるきっかけを提供。過去開催時にも、若手の日本酒離れが叫ばれる中、酒蔵ブースに訪れた学生が日本酒を購入しその後も継続的に日本酒を嗜むようになったなど、会場での出逢いによる効果も見られている。加えて、出店者間の交流も促進し協業や取引の可能性を模索する機会づくりにも取り組む。
【「触れる・感じる・食べる」体験を提供】
会場内では、sampaiが実施するアクセサリー制作ワークショップや子ども向け「職人すごろく」ワークショップなど参加者が直接素材に触れ、伝統や職人技術を感じられるプログラムを実施。QUESTION京都信用金庫8階DAIDOKOROでは、日本酒の試飲・飲食物のフードコート等を構え、ひとりでも子連れでもゆったりと楽しめる会場設計を行う。
「mono-gatari 2023」実施概要
公式サイト: https://mono-gatari.studio.site/
日時:6月23日(金曜日)・24日(土曜日)両日共に10:00-18:00
開催場所:
QUESTION京都信用金庫ビル (京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)
会場詳細:
■1階チャレンジペース 物販・ものづくりワークショップ・展示
■8階DAIDOKORO フードコート・食品物販
アクセス:
京都市営地下鉄京都市役所前徒歩1分、阪急京都河原町駅徒歩10分
【主催ブランド「sampai」とは】
sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用するハンドメイドアクセサリーブランド。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを制作。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創出しています。
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
<取材に関するお問い合わせ>
sampai 代表 :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :tano.co.creation@gmail.com
TEL :090-8097-5232
「mono-gatari」に関して、事前取材・当日会場取材共にお引き受けしております。プログラム詳細や出店店舗を記者様限定にて公開しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。