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2012年10月10日 21時41分

住設機器関連市場の現状と将来性の調査を実施

総合マーケティングの株式会社総合プランニング【大阪市中央区南本町1-7-15 社長 三木五郎(06-4705-0031)】は、このほど『水廻り(キッチン、洗面・浴室、トイレ)』、『給湯器』、『空調・暖房』、『新エネルギー関連』、『セキュリティ関連』、『照明器具』、『内装材関連』、『建具・外装材関連』、『エクステリア』など住宅設備機器関連市場について、2012年7~9月に調査を実施し、10月に調査資料「2013年版 住設機器関連市場の現状と将来性」を発行した。  本報告書では、「住設機器関連市場」として、
<調査結果の概要>
 
本調査で対象とした住設機器関連市場は2011年度に4兆1,861億円、2014年度には4兆5,613億円に達すると予測される。
 普及の進んでいる住設機器は成熟市場となっており、新築市場に大きく影響を受ける傾向にある。新築市場は、2012年度は震災の復興需要により微増、2014年度は消費税増税の影響を受けて低迷、2013年度はその駆け込み需要で上昇する見込みとなっている。

 対象とした住設機器関連市場(2011年度)の内訳はA品目(住宅設備・機器製品)が3兆290億円、B品目(住宅建材製品)が1兆1,571億円となっており、新設住宅着工戸数の増加により拡大傾向にある。
 本調査の主な対象品目の市場規模と市場概況を抜粋し、下記に示している。 

<A品目(住宅設備・機器製品)>

◇ガスコンロ市場規模【2011年度:1,078億円 2014年度:1,210億円】
震災以前は、競合品となっているIHクッキングヒーターの拡大によってガスコンロは苦戦していたものの、震災を契機にガス機器への見直しの動きがあり、ガスコンロ需要が高まっている。 

◇住宅用太陽光発電システム市場規模【2011年度:3,330億円 2014年度:5,002億円】
販売単価が2012年度後半から2014年度にかけて大きく下落する見込みであり、数量ベースの伸びに比べると、金額ベースでの推移は鈍化する見通しである。2014年度には、45万件の導入が見込まれている。
海外のモジュールメーカーが近年、国内市場参入を果たしており、価格競争が今後一層激しくなってくる状況であり、モジュール製品価格も今後も引き続き大きく下落する見通しとなっている。

◇HEMS市場規模【2011年度:16億円 2014年度:58億円】
ECHONET Lite規格が標準規格として推奨されたことにより、2012年度から参入メーカーが急激に増え、市場が2012年度に大きく伸長する見込。経済産業省が同製品に対しての補助金の支給を2012年4月から2013年度末まで支給される計画であり、市場拡大が期待されている。
HEMS製品の導入による効果や機能の認知が社会的に低く、現状では消費電力の「見える化」機能がクローズアップされている。今後、家電や太陽光発電システム等との連携をどのように図るかが注目されている。

<B品目(住宅建材製品)>

◇カーポート市場規模【2011年度:374億円 2014年度:369億円】
2011年度は、震災の復興需要や住宅エコポイント制の復活等の政府助成によって、2010年度比で2ケタ増のプラス成長を遂げている。2012年度は新設住宅着工戸数が伸びると予想されるものの、カーポートの需要は住宅のローコスト化や住宅面積の狭小化が進行し相殺され、微増傾向での推移が見込まれる。2014年度は消費税の増税の影響から減少となることが予測される。 

<調査方法>

 弊社専門調査員による関係企業、研究機関、官公庁などへのヒアリング取材等により情報収集を行った。

<調査期間> 2012年7月~2012年9月

資料タイトル:「2013年版 住設機器関連市場の現状と将来性」
体   裁 :A4判 233頁
価   格 :70,000円(税込み73,500円)
調査・編集 :株式会社 総合プランニング  
発 行 所 :株式会社 総合プランニング
〒541-0054 大阪市中央区南本町1-7-15(明治安田生命堺筋本町ビル)
TEL06-4705-0031 (代) FAX 06-4705-0014 e-mail:info@sogop.co.jp
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【本件に関するお問合せ先】
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広報担当 井上 祐介
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