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Geneva, Switzerland, 2012年10月17日 13時22分 - (JCN Newswire) - Mercuria Energy Group Limited ("Mercuria")の100%子会社のMercuria Energy Asset Management B.V. ("MEAM")は、Sinopec Kantons Holdings Limited (中石化冠徳控股有限公司、"Sinopec Kantons")の100%子会社のSinomart KTS Development Limitedと拘束力のある契約に署名し、液体大量貯蔵のための新しい国際合弁会社を設立することを発表します。合意された取引には、Vesta Terminals B.V. ("Vesta Terminals") のMEAMからSinomartへの持分50%の売却も含みます。

本日北京で開催された式典では、Vesta Terminals最高経営責任者のAnton Klompと中石化冠徳業務執行取締役により、販売購入契約が署名されました。契約の場にはMercuria経営企画グループ責任者のPaul Chiversと、中国石油化工集団(Sinopec Group)海外協力事務所副責任者などの上級役員が出席しました。

Vesta Terminalsは、ヨーロッパの大手独立系液体大量貯蔵業者で、アントワープ、フラッシング、タリンの3か所のターミナルで石油製品とバイオ燃料を合計約160万立方メートルを貯蔵できます。関連規制手続きの達成など、特定の先行条件の対象となる取引が完了すると、Vesta Terminalsは、新株主とともに既存および新規のサードパーティー顧客への保管サービスの提供を継続します。

提携ではVesta Terminalsの既存施設をさらに拡大し、国際プロジェクトの共同開発を行う予定です。

Paul Chiversは次のように述べました。「この取引は、中国での企業関係でやMercuriaが非常に大きな重要性を占めていることや、Mercuriaと中石化冠徳集団の緊密な国際協力が大切なことを強調するものです。中石化冠徳はVesta Terminalsにとって非常に優れたパートナーであり、この事業の共同開発には、多くの有望なビジネス機会があると見ています。SinomartがVesta Terminalsの株主に加わることで、Mercuriaの今後の戦略的計画が強力にサポートされます。Vesta Terminals従業員やお客様にとっては、Sinomartがこの事業に確信をもって信任投票をしてくれたことを意味します。」

取引開始にあたっても中石化冠徳集団は次のように述べました。「このプロジェクトでは、合弁会社パートナーの参加により、弊社の共通目的を達成し、今後のwin-win関係を維持していくことを、切に希望しています。」

この取引では、バンクオブアメリカ・メリルリンチがMercuriaの専任投資顧問を務めました。

Mercuriaについて

Mercuriaは国際的企業グループで、原油および石油精製品、天然ガス(LNGを含む)、電力、石炭、ベースメタル、バイオディーゼル、排出炭酸ガスなど、さまざまなエネルギーおよびコモディティ市場でグローバルに貿易を行っている最大手5社のひとつです。Mercuriaの2011年の売上高は750億米ドルで、世界各国に30か所の事務所があります。中核的貿易事業に加えて、Mercuriaは、石油備蓄からインフラや貯蔵ターミナルまで、上流および中流アセットも所有しています。上流石炭セクターにも多くの投資をしています。

中石化冠徳(Sinopec Kantons)について

中石化冠徳はバミューダで設立された有限責任会社で、 香港交易所に上場しています(株コード: 934)。 主な活動は、原油および石油製品の貿易、原油ターミナルおよび付属施設の運営、石油および石油製品の貯蔵・物流・ターミナルサービス・流通などのロジスティクスサービスの提供、国際物流代行サービスなどです。

お問い合わせ先:
Mercuria Energy Group Ltd
Sophie Caverzasio
+41 22 595 8855
scaverzasio@mercuria.com
www.mercuria.com

概要： Mercuria Energy Group Limited

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