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2012年11月30日 18時18分

New Holland Agriculture、COP18に合せて開催されるSustainable Innovation Forumのゴールドスポンサーに

New Holland Agricultureは、Sustainable Innovation Forumをゴールドスポンサーとして後援し、3つの総会パネルセッションのひとつに参加することを発表しました。
LUGANO, SWITZERLAND, 2012年11月30日 17時30分 - (JCN Newswire) - New Holland Agricultureは、Sustainable Innovation Forumをゴールドスポンサーとして後援し、3つの総会パネルセッションのひとつに参加することを発表しました。Sustainable Innovation Forumは、2012年ドーハ気候変動枠組条約締約国会議に合せて、Climate Action主催、UNEP提携で12月6日に開催され、企業、政府自治体、NGOから500人以上の幹部が参加し、官民提携、かつてないほど人口が急増している地域での持続可能な都市化、最新の技術革新の進歩をいかに活性化するかを話し合います。

New Holland Fiat India農作物ソリューション責任者のGaurav Soodは、3つめの総会パネルセッションの「技術革新: グリーンエコノミーの加速化」にパネリストとして参加します。このセッションでは、企業と業界により開発された環境保全技術とイノベーションでの最新の進歩について取り上げます。彼はこのディスカッションにおいて、農業関連業界で20年以上の経験や、農業界の動向評価、適切な農業技術と設備に関する調査結果、バイオマス収集システムに関する専門知識などについて話す予定です。

「気候変動は今の時代にもっとも大きな課題です。」と、New Holland Agricultureブランド責任者のFranco Fusignaniはコメントしました。「しかし一方で、炭素ガス排出量が低く、資源効率の良い持続可能な農業への移行推進には、大きなビジネスチャンスがあります。」

New Hollandの環境コミットメントは、先駆的なClean Energy Leader戦略により主導されてきました。この戦略は、環境保護対応を求める声がますます切実なものとなっている農業界で、そのニーズを調整する実用的で利用可能な方法を探すために2006年に発表されたものです。この戦略を通じて、姉妹企業でパワートレインメーカーのFPT Industrialとともに、同社の排出ガスエンジン技術への多大な投資が行われました。その結果、New Hollandは現在、トラクター33機種とハーベスター18機種など、さまざまなTier 4A対応製品を業界に提供しています。またNew Hollandは、ヨーロッパ、北米、ブラジル、インドでバイオマス業界に参入し、業界をリードするバイオマス運用で協業しています。

今回のような重要なフォーラムにNew Holland Agricultureが参加することは、未来の世代のために天然資源を保護しながら、持続可能な開発へ円滑に移行することによって、各国の農業関係者をサポートするという同社のコミットメントを裏付けるものです。New Hollandは、世界各国が持続可能な機械化農業へ移行することを容易にする農業プロジェクトに参加し、資源利用最適化と生産性向上をしながらコストと燃料消費と排出ガスを削減する効率的なソリューション提供のために、イノベーションとベストプラクティスを統合しています。

適切な機械の正しい使用は、貴重な資源を最大限に活用するためのカギです。New Hollandはグローバルな製造・研究開発ネットワークのサポートにより、基本的な仕様や保守しやすい機械から、もっとも先進的で生産性の高い技術まで、世界各国のさまざまな環境に合わせてカスタマイズできる機器を通じて、業界で最も幅広い製品オファリングを提供しています。そのひとつは会場で展示予定のTD5トラクタで、中東での展示は初めてになります。このシンプルで整備しやすいトラクタには、強力で汎用性のある性能と、非常に低いガス排出量と、画期的な燃料効率という特徴があります。

機械化と適切な農業技術は、希少な資源を最大限活かし、土地・水・肥料の利用を最適化する上で、大きな違いを産むことができます。New Hollandには、農業従事者が地元の状況に合わせてもっとも効率的な農作業を採用するのに役立つ専門知識があります。また、灌漑や耕作の技術などの専門分野を補完するために、エキスパートを投入する体制も整っています。スキルのあるオペレーターやサービス技術者は、機械化への移行の成功にも不可欠です。そのためNew Holland Agricultureは、農業機器の供給において訓練が重要であると考えています。

「持続可能性な機械化農業は環境によいだけではありません。」とFranco Fusignaniは付け加えました。「ビジネスの面でも意味があります。不適切な農作業の影響によるダメージを防止するために、持続可能な成長を目指す長期的ビジョンをもって、農業に取り組む時、健全な農業はビジネスにも、環境にも、地元経済にもよい影響を与えます。天然資源を効率的に使用し、自然保護に貢献し、コスト効果と生産性が高く、さらなる開発の機会を拓きます。」

編集者向け注記

Climate Action

Climate Action Programmeは、国連環境計画(UNEP)と提携されて実行されているグローバルなコミュニケーションプラットフォームです。環境分野をリードする公刊物(現在6年目)や、高い評価を受けているフォーラムと展示会を通じてClimate Actionは、気候変動に対する抵抗力を高め、利益を上げるのに必要な政府自治体の政策とビジネスソリューションを紹介しています。

国連環境計画(UNEP)

1972年に設立された国連環境計画(UNEP)は国連の環境プログラムで、すべての環境活動を調整しています。その目的は、各国が環境的に健全な政策を実装する支援をし、健全な環境活動を通じた持続可能な経済開発を促進することです。UNEPは、他の国連組織や国際組織、各国政府、市民社会、民間セクターが気候変動に取り組む際に、環境的観点からリードします。温室ガス排出削減や気候変動の結果に対する準備についてのガイダンスやアドバイスを、政府自治体に提供します。

第18回気候変動枠組条約締約国会議(COP18)

この会議の運営組織は気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)の締結国(COP)で、気候変動に対応する世界各国の施策が順調に進むよう図る責任があります。メキシコのカンクンで開催されたCOP16の結果、カンクン合意が結ばれ、コペンハーゲン合意を最終的に拡大しました。締結国は、各国政府が将来の排出ガス削減に向けて確固とした施策を開始し、発展途上国の気候変動についての幅広い活動を支援するために、バランスの取れた意思決定パッケージを採用しました。COP17は2011年に南アフリカのダーバンで開催され、 気候変動に対する国際社会の反応を大幅に高め、今年のCOP18会議の土台を整えました。この種の会議では第2の規模の会議であり、気候変動枠組条約や京都議定書、バリ行動計画、カンクン合意の実施に関する交渉がバランスの取れた形で進みました。会議の結果には、締結国が気候変動に関する世界的な法的合意を、2015年までに可及的速やかに採用するという決定などがありました。

New Holland Agriculture

New Holland Agricultureは、グローバルな農業機器製造・販売業者です。同社は、換金作物生産者、畜産農家、請負業者、ブドウ園、またはグラウンドケア専門家などのお客様との成功によって、高い評価を得ています。お客様は、トラクターからハーベスター、資材運搬機器の全機器ラインや、それを補完して、農業専門家によってカスタマイズされた金融サービスなど、同社の革新的な製品とサービスの幅広いオファリングを頼りにすることができます。非常に専門性の高いグローバルディーラーネットワークと、New Hollandの卓越性に対するコミットメントは、すべてのお客様に究極のカスタマーエクスペリエンスを保証しています。詳しい情報はオンラインで www.newholland.com からご覧いただけます。New HollandはCNH Global N.V. (NYSE: CNH)の一部門です。同社は、Fiat Industrial S.p.A (FI.MI)の過半数所有子会社です。

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