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ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、北星学園大学附属高等学校(所在地:札幌市厚別区、校長 三浦 英敏)が実施した校内システムの仮想化プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供する仮想ストレージソフト「StorMagic SvSAN」を採用し、本稼働を開始したことを発表します。
今回の導入対象である校内システムは、生徒の学習/課外活動や教職員の業務を支える重要な教育インフラです。同校では高価なネットワークストレージを導入することなく、「VMware HA」「VMware vMotion」などの高信頼機能を利用できる環境を実現することで、システムの信頼性・可用性向上とITコスト削減の両立に成功しています。
同校では、仮想化/ネットワークの両分野において豊富な経験と実績を持つネットワールドからの提供を受け、建学精神として掲げる「共育」を支えるプロダクトの一つとしてStorMagic SvSANを採用しました。なお、導入・構築はネットワールドのパートナ企業であるドゥウェル株式会社が担当しました。


◆ 導入の背景
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北星学園大学附属高等学校は、1962年の開学以来プロテスタント・キリスト教精神を理念として掲げる高校です。1年次から3年次まで一貫して実施される「総合学習プログラム」をはじめ、他校に類を見ないユニークな教育カリキュラムを実施しています。また、校内2ヶ所の情報教室において先進的な情報教育を行うなど、生徒のITリテラシー向上にも積極的に取り組んでいます。
しかし、ITインフラを構成するサーバ群の老朽化やストレージの容量不足が顕在化したことから、同校では校内で稼働するファイルサーバや各種業務システムの仮想統合を決断。性能、信頼性の向上を図ると同時に、教育機関においても大きな課題となっているITコスト削減にも取り組むこととなりました。


◆ 導入のポイントと成果
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今回の導入にあたり、StorMagic SvSANが評価された主なポイントと成果は以下の通りです。

1. 内蔵ストレージだけで共有データストアを構築
 今回のプロジェクトでは、StorMagic SvSANの機能を利用して、2台の物理サーバの内蔵ローカルディスク上に共有データストアを構築しています。これにより、NASやSANなどの外部ストレージを導入することなく、VMware HAやVMware vMotionを利用することが可能になりました。

2. システムコストを大幅削減
 拠点システムや小規模システムの仮想化プロジェクトにおいて、ネットワークストレージの導入コストは大きな負担となります。その点、StorMagic SvSANは、前述の通りサーバ内蔵ストレージだけで高可用性環境を構築できるため、TCOの大幅削減が可能になります。今回のプロジェクトにおいても、この点が採用の決め手となりました。

3. 短期導入と容易な運用管理
 バーチャルアプライアンス製品であるStorMagic SvSANは、VMware vCenter Serverのプラグインとして導入することができます。各種の設定や情報の確認もvCenterの画面上から一元的に行えるため、運用管理の効率化を図ることができます。また、導入用のウィザードも用意されており、極めてスピーディに環境を構築できます。


※StorMagic製品の情報は以下をご覧ください。
http://www.networld.co.jp/stormagic/main.htm

※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2012/1217.htm


◆ 今後の展開
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同校では今回構築した仮想化基盤をさらに活用し、生徒への情報教育や学内サービス向上に役立てていく構えです。


[報道関係者お問い合せ先] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
株式会社ネットワールド
マーケティング部 MARCOMグループ 蔦谷(つたや)
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