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2013年01月04日 13時34分

昭和電工、『2013年社長年頭挨拶要旨』

昭和電工(TSE:4004)の代表取締役社長である市川秀夫は本日、2013年社長年頭挨拶を行いました。
Tokyo, 2013年1月4日 13時05分 - (JCN Newswire) - 昭和電工(TSE:4004)の代表取締役社長である市川秀夫は本日、2013年社長年頭挨拶を行いました。要旨は以下のとおりです。

恐れず、大胆に、収益力回復のための事業モデル再設計を

世界経済は不透明要因が多く、ますますその不確実性を高めています。我が国経済も、景気回復の足取りは緩慢で力強さに欠けます。環境変化を鋭敏に察知し、事業構造を変革し、新たな飛躍のための力を獲得できるか、今年は当社グループの真価が問われる年になります。

電機・エレクトロニクス分野に代表される日本の組立型産業はこれまで日本経済をけん引する存在でしたが、ここわずか数年の間にその国際競争力は急激に低下し、大変厳しい事業運営を余儀なくされています。その素材・部材を提供してきた当社グループも、従来と同じ事業内容では生き残れません。一方、高度な生産技術や様々な技術融合を必要とし、開発に多年を要する最先端分野において、日本の産業は依然として高い国際競争力を持ち、当社グループが長年蓄積してきた技術から生み出される化学素材あるいは部材こそがこの分野で強みを活かすことができます。

国際競争が激化するなか、当社グループは自ら新たな製品・技術を開発し、新たな需要・市場を創出していくため、事業モデルを抜本的に再設計します。国内における、製品の高付加価値化による既存のマーケットから新たな領域へのシフト、海外では、成長・拡大する中国、ASEAN諸国をはじめとする新興市場の深耕という二つの戦略を同時に進めてまいります。

困難乗り越えペガサス再浮上

中期経営計画「ペガサス」の3年目となる本年、各組織のプロフィットセンターとしての役割をより明確化し、経営判断と施策実行の迅速化と研究開発成果の早期顕現を目的とした、新たな組織体制をスタートさせました。 

成長軌道への回帰に向け、私たちには一刻の猶予も許されていません。困難な状況ではありますが、一人ひとりが前向きに果敢に課題へ取り組むことで、当社グループの取り組むべき「具体化。」を着実に前進させましょう。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
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概要: 昭和電工株式会社

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