AEROPRES

2012年05月08日 11時05分

Cortina、業界初のIEEE 1588v2サポート付き産業温度対応クアッドの10G EDCを発表

全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、Cortina Systems, Inc. (Cortina)は、IEEE 1588v2サポート付きのCS4317E Electronic Dispersion Compensation (EDC) PHYを本日発表しました。
全世界の人々とネットワークをつなぐ革新的技術を提供する企業、Cortina Systems, Inc. (Cortina)は、IEEE 1588v2サポート付きのCS4317E Electronic Dispersion Compensation (EDC) PHYを本日発表しました。これは、屋外や産業施設など温度制御のない環境向けの、業界初の産業温度用クアッド10G EDCデバイスです。Cortina(TM) CS4317EはIEEE 1588v2とMACSecセキュリティ機能を全SFP+光およびケーブルタイプに統合しています。産業温度での作動のサポートとIEEE 1588v2機能の統合により、CS4317E EDC PHYは、ネットワーク間の刻時同期に1588システムを使用する PTPイーサネットバックホールリンクに最適なデバイスとなっています。

「サービスプロバイダは、高いサービス可能性を維持しつつ、コストを削減する手段を探し続けています。」と、Cortina製品ライン部長のScott Fellerは述べました。「温度がよく制御されているデータセンタのアプリケーションとは異なり、携帯機器および産業用のアプリケーションは、過酷な温度環境での作動が必要となります。CS4317Eの作動温度範囲は-40度~+85度ですので、これらのアプリケーションが利用可能となり、10GbEのコスト優位性が新市場にも広がります。

Cortina Systems CS4317E Industrial Temperature Quad EDC PHY with IEEE 1588v2は、低消費電力の10 Gbps PHYデバイスで、MACsecセキュリティとIEEE 1588 Precision Timing Protocolを搭載しています。このデバイスは、各種10Gおよび40G (4 × 10G)ラインサイド光学モジュールの他、パッシブおよびアクティブ両方の銅線相互接続をサポートしています。CS4317E Quad EDC PHYは、SFF8431リニアインターフェース、10GBase-ZR、およびIEEE 802.3ba nPPI仕様の要件に対応する受信SFIインターフェースでElectronic Dispersion Compensation機能を提供しています。デバイスは、10G/8G/4G/2G/1G FCデータ転送速度とレートネゴシエーションをサポートしています。CR4およびCR10直接接続ケーブル用には、IEEE 802.3baで指定されたオートネゴシエーションとトレーニングがサポートされています。デバイスは、完全自立型で、初期コンバージェンスや分散補償の動的適用を制御する外部プロセッサを必要としません。CS4317Eは、シリアルXFIとRXAUIホストインターフェースをサポートしており、IEEE 802.3ba nAUI仕様に対応しています。

入手方法と価格:

Cortina CS4317E Quad EDC PHYはサンプル提供中です。価格については、お問い合わせください。

Cortina Systemsについて

Cortina Systems, Inc.は、コアネットワークからホームネットワークへの次世代ネットワーク接続および効率的な回線容量提供を可能にする高性能通信半導体ソリューションの大手プロバイダです。弊社の幅広い製品ラインアップには、次世代光伝送およびPON (passive optical network)システム向けのキャリアクラス半導体デバイスや、データセンタ接続およびデジタルホームソリューションがあります。さらに詳しい情報については、 www.cortina-systems.com をご覧ください。

お問い合わせ先:
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Cortina Systems, Inc.
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Barbara.Kolbl@cortina-systems.com

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Cortina Systems, Inc.
+1-408-481-2347
Michael.Hara@cortina-systems.com